CAMPINGCAR LIFE

2023.06.20

【2024年最新】フィアットデュカトベースのキャンピングカー14選

最終更新日: 2024.03.24

2024年も引き続きキャンピングカーシーンで話題になっているのがフィアット・デュカト。
フィアットデュカトは2022年に国内への正規輸入が始まったモデル。そのクルマをベースに日本仕様のキャンピングカーがたくさん作られたのです。

24年2月に開催された「ジャパンキャンピングカーショー2024」でも、各社からニューモデルが展示されました。今回はそんな話題のフィアットデュカトベースのキャンピングカーをまとめて紹介していきます。「ジャパンキャンピングカーショー2024」に関してはこちらの記事もご覧ください。

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トイファクトリーのデュカトベースキャンピングカー

ライカクレオスL5009

トイファクトリーではユーロトイのブランドで、本格的な輸入車の販売がスタートします。キャンピングトレーラーのフェントなどを輸入販売していましたが、新たにエトルスコ、ウェンズバーグ、ライカなどのブランドが加わりました。なかでも注目はこのライカ。ヨーロッパの最上級ラグジュアリークラスをカバーするラインアップで、国内モデルとは一線を画す高級感にあふれています。

その特徴はラグジュアリーなインテリアに他なりません。イタリアンデザインを採用していて、美しさとエレガントさが、調度品1つ1つから感じ取ることができます。フェラーリなどのデザインを手がけたカーデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインしていることもあり、極上のヨーロピアンキャンピングカーとしての気品を感じるモデルです。

ダヴィンチ

ヨーロッパトップブランド「ハイマー」の元メインデザイナーを迎え入れたことで、これまでのトイファクトリーらしい美しさに加え、ヨーロピアンテイストが色濃く反映されたクルマが完成。

ヨーロッパテイストとデザインセンス、国内生産の質の高さ、その両方を手に入れたい人にとってはピッタリのモデルとなりました。

ヨーロピアンホテルを彷彿させるトイファクトリーのフィアットデュカトキャンピングカー「ダヴィンチ」

ナッツRVのデュカトベースキャンピングカー

ゼニア

フィアットデュカトベースの国産キャンピングカーはバンコン仕様がほとんどです。しかし、ハイエースなどのバンコンと比べると、室内も広く、国産キャブコンクラスと同じスペースを確保できる優位性があります。そんな広々としたスペースをキャブコン製造の大手が手掛けたら、どのような車が完成するのか気になります。その形を見せてくれたのがナッツRVです。

ナッツRVではこれまでにフィアットデュカトL2H2をベースにしたモデルを展開していましたが、ロングホイールベースのL3H2をベース車両にしたラインアップも揃いました。車内スペースが広がったことで、特徴的なレイアウトも誕生しています。それが、ツインベット仕様やラウンジスタイルのベンチソファなど、魅力的なレイアウトが誕生しました。

フォルトナタイプM

ツインダイネットにゴージャスなマルチルームを設けた1台。シャワーやトイレ、着替えなどに使える完全個室が欲しい方向けの、欲張りレイアウトモデルになっています。

全6色から選べるボディカラーをはじめ、10種類の家具色、4種類のファブリック、4種類のメラミン板という、豊富な選択肢から自由に組み合わせで自分だけのオリジナリティあふれる1台を作り出すことが可能です。

【ツインダイネットにマルチルームまで備えた豪華版】ナッツRVのキャンピングカー「フォルトナタイプM」

フォルトナタイプC

バンコンでは最高レベルを誇るウルトラ断熱システムを持つ1台。ナッツRVの“高断熱コンポジットパネル”と合わせて、最強断熱システムを構築しています。

充実したセーフティ機能、大型ナビ、7インチディスプレイ、革巻きステアリング&シフトノブなどのリッチなインテリアなど、180の高出力クリーンディーゼルパワーユニットに9速ATなど、ヨーロッパのスタンダードラインをベースに、ナッツRVがタッグを組んだ注目コラボモデルです。

【ヨーロッパスタンダードとナッツRVの最強コラボ】ナッツRVのキャンピングカー「フォルトナタイプC」

RVランドのデュカトベースキャンピングカー

デュカトラウンジ

フィアットデュカトは国内5社が正規輸入代理店となりました。その1つであるアールブイランドではこれまでにフィアットデュカトをベースにキャンピングカーを作ってきましたが、オフィスカーモデルを展開。サイドスライドドアより後ろ部分にオフィススペースが設けられています。

中央に大きな作業テーブルが設置され、リア側に打ち合わせなどにも利用できるソファがレイアウトされています。作業テーブルは折りたたみ式で広げることも可能で、キャンピングカーのようなギミックも隠されていました。リアゲート側のアウトサイドにテーブルをセットできるようになっていて、キャンプ利用もできるポテンシャルを秘めています。

Room

海外の長期トラベラーたちが乗っていそうな、オシャレなスタイリングを実現したのがこの「Room」です。ホワイトを基調とした内装やキャビネットには、すべて天然木を使用。

レイアウトの特徴はベッドで、常設で1940×1200㎜を実現。オシャレにキャンピングカーライフを楽しみたいユーザーにベストなモデルです。

【フィアットデュカト日本仕様】バンライフを牽引する職人が作ったキャンピングカー「Room」がジャパンキャンピングカーショーでデビュー!

【天然木を使用したオシャレなバンライフスタイル】RVランドのキャンピングカー「ルーム」

ランドワゴンタイムレストラベル

「ランドワゴン タイムレス トラベル」は、エントランスにギャレー、その後ろにダイネット、そして最後部に常設ベッドを配置したレイアウトを採用しました。ダイネットは横向き対面シートのほか、2列目を使用して3方向からテーブルを囲むことが可能。

室内高が高く、大柄な人でも快適に過ごすことができる注目のモデルです。

【独自のレイアウトを採用した居住性の高いモデル】RVランドのキャンピングカー「ランドワゴンタイムレストラベル」

岡モータースのデュカトベースキャンピングカー

グランクルーズWD

デュカトベースの余裕あるスペースを、岡モータースらしい緻密な空間設計と作り込みで仕上げた上質なモデルです。クーラー、FFヒーター、電子レンジ、トイレなどの充実した標準装備に加え、3重断熱を施したボディが高い快適性を確保。

靴入れに最適な収納を備えるほか、扉を閉めればラップルトイレを引き出せるマルチルームとなるアイデアを取り入れた実用性の高い仕様です。

【2名でも家族でも過ごしやすいダブルダイネット】岡モータースのキャンピングカー「グランクルーズWD」

グランボックスVL

ジャパンキャンピングカーショー2024ではたくさんのフィアットデュカトベースキャンピングカーが展示されていました。2022年スタートのフィアットデュカト正規輸入から2年。ようやく各社のモデルも出揃ってきました。国産モデルらしいアイデア溢れるクルマも多数デビューしています。この岡モータースのグランボックスVLもその1つです。

クルマ本来のスペースをそのまま活用して、シンプルながら使いやすさを追求したレイアウトになっています。リアに折りたたみ式のベッドが設置されていて、ラゲッジスペースが必要な時はベッドを収納したり、移動することで、スペースを確保することができます。しっかりとしたキャンピングカー設備も整っていながら、トランスポーターとしての機能性を最大限に引き出すレイアウトになっています。

デルタリンクのデュカトベースキャンピングカー

サードスペースブレス54DD

デルタリンクは、従来からデュカトべースの輸入モデルを扱っていて、その経験を生かしたオリジナリティの高い仕様に仕立てています。室内の壁や天井には、ハードメープルやオークなどの銘木が多用され、インテリアを彩り、グリーンの単色家具は銘木との相性が抜群です。

室内は、前方のダイネットを回転させたフロントシートとセカンドシート、後方は横座りの対面式となっています。後方ダイネットは就寝時に2段ベッドになり4名の就寝が可能な独特なレイアウトが魅力な1台です。

【銘木をふんだんに使うことで「やすらぎ」の空間を創造】デルタリンクのキャンピングカー「サードスペースブレス54DD」

ホワイトハウスのデュカトベースキャンピングカー

フィアットデュカトL3H2トリノ

フィアットデュカト正規輸入販売店のホワイトハウスでは、デュカトを使ったさまざまなクルマを展開しています。心地よい乗り心地とトランスポーターとしての機能性を融合したモデル、別荘のようなデッキを展開できるニュースタイルのキャンピングカーなど、そのバリエーションは多岐にわたります。そして、今回はポップアップルーフのモデルをデビューさせたのです。

ポップアップルーフは大きくなるにつれて、重量も増え、展開作業も困難になってきます。そこで登場するのが電動ポップアップシステム。ホワイトハウスではハイエースベースのキャンピングカーでも電動ポップアップを展開していて、ユーザーの使いやすさを追求した仕様を提供してきました。そして、フィアットデュカトにも電動ポップアップシステムを投入したのです。スマホからの操作も可能で、より使いやすく、快適な空間を手に入れることができました。

スノークス5人乗りクルーキャブ+トランスポーター

デュカトL3H2ベースのトランスポーターは、通常の床面より1段高い位置に3名掛けセカンドシートを設置することで、後席者も広く前方を見ることができる開放的な設計となっています。

荷室は開口幅1600×奥行き2500㎜ほどもあり、バギーなどが積載可能で、荷物を出して簡易ベッドを置けば広い寝室になります。

【広い荷室に簡易ベッドを置けば寝室に】ホワイトハウスのキャンピングカー「スノークス5人乗りクルーキャブ+トランスポーター」

ジェマプロユース向けツールラックシステム

本場欧州では、デュカトは救急車やパトカーなどプロ仕様車として活用されています。その流れで派生したのがツールラックシステムです。

イタリアのホームラック製造の名門「GEMA社」と提携したプロユース向けラックは、高剛性&軽量のアルミを使用し作業台も完備しています。脚立などを屋根に固定するルーフラックは油圧ダンパーで昇降可能です。発電機や小工具まで分別搭載しており、車内外で作業するための職人仕様です。

【デュカトの本領発揮仕様はプロ職人用】ホワイトハウスのキャンピングカー「ジェマプロユース向けツールラックシステム」

フィアットデュカトベースのキャンピングカーはかっこいい!

フィアットデュカトをベース車にしたキャンピングカーは広い車内スペースや快適な走行性能が魅力ですが、何よりカッコイイ!
これからキャンピングカーの購入を検討されている方は、候補の1つとしていかがでしょうか。

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CAM-CAR | キャンカー編集部

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