2022.04.30
新車なのに安い!リーズナブルなキャブコンを見てみよう
最終更新日: 2024.07.09
キャンピングカーと言われて真っ先に思い浮かべる人の多いキャブコン。キャンピングカーの中でも特に機能性・居住性抜群なタイプなので、興味を持つ方は非常に多いと思います。しかし、「便利な分、高いんでしょう…」という理由であまり調べない方は多いのではないでしょうか。
今回は、そんな方々の”キャブコンは高いから絶対手が出せない“という常識を覆します!
新車のキャブコンなのに「安い!これなら手が出せる!」と感じていただくべく、安い価格帯である500万・600万・700万台のキャブコンを1台ずつご紹介いたします。
この記事を読んで、高いものばかりではなく安いタイプのキャブコンもあるんだ、ということを知っていただければ嬉しいです。あなたにピッタリのキャブコンが見つかりますように。
本記事は、多くの車雑誌を刊行しているマガジン大地の『キャンプカーマガジン』5月号に掲載されている「NEW MODEL GUIDE 新型車最新情報」との連動記事になります。
目次
なるべく安い金額で新車のキャブコンを探してみよう
まずはキャブコンの相場を知ろう!
キャブコンの相場は500万~1000万と言われています。値段幅が広いですが、足回りなどの車本体としての性能や居住性を突き詰められる部分が多いので、おのずと値段幅も大きくなっています。
キャブコンよりも相場が安いキャンピングカーとしては「軽キャンパー」「バンコン」等がありますが、居住性と走行性能、何よりキャンピングカーに求めるロマンといった部分が一番バランスが良いのがキャブコンと言ってよいと思います。
なるべく安くするには理想を求めすぎないことも大切
キャブコンは先に述べた通り走行性能や居住性能等、こだわり出すと際限なくなってしまう部分が多いです。そんな中で理想を実現しようとあれもこれもとオプションを追加したり装備をこだわったりすると、どうしたって最終的に高額になってしまうわけです。
豪華なRV車は誰しもが憧れるものですが、なるべく安い金額で新車のキャブコンを手に入れたいと考えているのなら、装備は本当に必要なものに絞って考えるのが良いです。
リーズナブルでお買い得!安い新車キャブコン3選
<500万円台>NV200ベースでスタイリッシュな「アルファ・ハイ(タイプ1)」
居住性&機能が大幅アップしたハイルーフ版アルファ
5,709,000円(税込)〜
撮影車両価格:5,709,000円(税込)
ベース車両:NV200バネット GX
車両サイズ:L4985×W1970×H2580㎜
エンジン:1.6ℓガソリン
ミッション:AT
駆動方式:2WD / 4WD
乗車定員:2WD:5名 / 4WD:4名
就寝定員:大人2名+子供2名
ベッドサイズ:1840×1220㎜(フロア)
1800×1550㎜(バンク)
水タンク容量:給水10ℓ・排水10ℓ
登録ナンバー:8ナンバー
【装備】
<サブバッテリー> ○
<走行充電> ○
<外部電源> ○
<インバーター> △
<冷蔵庫> ○
<電子レンジ> △
<FF ヒーター> △
<TV> △
<バックアイカメラ> ○
<シンク> ○
<トイレ> △
<ベンチレーター> △
スタイリッシュなミニバンキャブコンで人気のアルファのハイルーフモデル。室内の天井の高さがアップし開放感が向上している他、バンクベッドが追加されています。秘密基地の様で心が躍ります!
車内レイアウトは「前向き&横向きシートのTYPE1 」と「対面横向きシートのTYPE2」が用意されており、好みに合わせて選択が出来ますよ。みんなでテーブルを囲んでおしゃべりやご飯を楽しめて素敵ですね。
また、悪路走破性が高い4WDも選択できるので、居住地域も選ばず購入することが出来ますよ。
<600万円台>カムロードベースの「アンソニー ライト」
カムロードベースのキャブコンながらリーズナブルな価格設定
価格:6,468,000円(税込)〜
撮影車両価格:6,468,000円(税込)
ベース車両:カムロード
車両サイズ:L4630×W1995×H2810㎜
エンジン:2.0ℓガソリン
ミッション:AT
駆動方式:2WD
乗車定員:7名
就寝定員:大人4名+子供3名
ベッドサイズ:1900×1260㎜(フロア)
1850×800㎜(リア2段)
1800×1500㎜(バンク)
水タンク容量:給水10ℓ・排水10ℓ
登録ナンバー:8ナンバー
【装備】
<サブバッテリー> ○
<走行充電> ○
<外部電源> ○
<インバーター> △
<冷蔵庫> ○
<電子レンジ> △
<FF> ヒーター △
<TV> △
<バックアイカメラ> ○
<シンク> ○
<トイレ> △
<ベンチレーター> ○
ベースとなる車体「ボンゴトラック」の絶版によって、新規製造がなくなった人気のキャブコン「アミティ」。この「アンソニーライト」は、「アミティ」で好評だった室内レイアウトをアンソニーのボディで再現したモデルです。
キャブコンとしてはエントリーモデルですが、操作の安定性や安全装備、そして室内の居住性にも優れています。ベース車両はダブルタイヤ仕様のカムロードとなります。
室内には天然木が多く使用されており、あたたかみのある雰囲気を醸し出します。天然木の柔らかい質感と家具の色合いがマッチしていますね。女性やお子さんも喜ぶような、可愛らしい仕上がりです。
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<700万円台>ソーラー発電が標準装備「ウラル」
5m未満で小回りが利くソーラー発電標準の家族仕様車
価格:7,719,800円(税込)〜
撮影車両価格:8,383,100円(税込)
ベース車両:ハイエース ロングバン キャンパー専用車
車両サイズ:L4820×W1920×H2690㎜
エンジン:2.0ℓガソリン
ミッション:AT
駆動方式:2WD
乗車定員:6名
就寝定員:大人2名・子供2名
ベッドサイズ:1820×1200㎜(リア)
1750×950㎜(ダイネット)
水タンク容量:給水40ℓ 排水35ℓ
登録ナンバー:8ナンバー
【装備】
<サブバッテリー(115A×2)> ○
<走行充電> ○
<外部電源> ○
<インバーター> △
<冷蔵庫> ○
<電子レンジ> △
<FF ヒーター> ○
<TV> △
<バックアイカメラ> ○
<シンク> ○
<トイレ> △
<ベンチレーター> ○
ソーラー発電が標準装備されているのが特徴のウラルです。室内には家庭用のエアコンも標準装備されており、暑い夏も寒い冬も安心です。
車内には多数の収納スぺースがあり、バンク部分にも荷物を収納することが出来ます。ダイネットは開放することでベッドとなり、子供2名が就寝出来ますよ。ご家族でのんびり旅行するのにぴったりですね!
全長がミニバン並みのコンパクトキャブコンで空力特性にも優れていることも魅力の一つですので、安心して運転を楽しめますよ。
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まとめ
いかがでしたか?同じキャブコンでも装備やコンセプトの差で大きな違いがありましたね。
前述の価格をベースに、オプションを付ければその分の費用が追加されていくことになります。新車で安いキャブコンを手に入れたいのなら、ベースの時点で理想と大きく離れないキャブコンを見つけ、装備やオプションの追加費用を抑えることが重要です。
お勧めの3台を紹介させて頂きましたが、この3台に限らずこの記事を参考に是非理想のキャブコンを探しだしてみてください。
連動記事にご協力いただいた雑誌「キャンプカーマガジン」
本記事で紹介した新車情報はキャンプカーマガジン3月号に掲載されている「NEW MODEL GUIDE 新型車最新情報」のほんの一部。雑誌の方では、低価格なキャブコンにと限らず、トレーラーなどさまざまなタイプの新車情報が盛りだくさんに掲載されていますよ。
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