2025.01.29
RVパークの料金相場は?予約・利用方法を初めての方向けに解説
最終更新日: 2025.01.29
キャンピングカーで旅を楽しむ際、車内泊の快適さにこだわる方は少なくありません。
最近では宿泊先として『RVパーク』が注目されています。
この記事では、初めてRVパークを利用する方へ向けて、料金相場や予約手順をわかりやすくまとめました。
読んだあとに「思ったより安い」と感じた方は、ぜひともRVパークを体験してみてください。
RVパークとは車中泊施設
RVパークは、日本RV協会(一般社団法人日本RV協会)が公認している車中泊用の施設です。
キャンピングカーやバンライフを楽しむ人が安心して宿泊できるように、トイレや水回り、100V電源などが整備されています。
RVパークは全国各地に点在しているため、旅のルートに合わせて目的地近くのRVパークを探しやすいのも特徴です。
最近は車中泊ブームの高まりによってRVパークの需要が増え、多くの観光地で導入が進んでいます。
RVパークの料金は数千円が相場
RVパークの魅力は、一般的な宿泊施設と比べてリーズナブルな料金設定にあります。
数千円程度の出費で安全に車中泊ができるため、出費を抑えたいキャンピングカーユーザーや旅好きの方に人気です。
RVパークの料金がどのように設定されているかを解説します。
RVパークの料金は宿泊施設によって異なる
RVパークの料金は、一律ではありません。
運営者が独自に価格を設定しており、地域や設備の充実度、利用可能なサービスなどによって変動します。
たとえば、温泉施設や大型車に対応している場所は少し高めに設定されることがあります。
宿泊代金だけでなく、電源利用料が別途加算されるケースもあるため、RVパークを利用する前に料金を確認しておくと安心です。
旅行日程を考えるときは、キャンピングカーの燃料費や観光費用だけでなく、RVパークの料金も予算に組み込んでおきましょう。
RVパークの料金相場
多くのRVパークでは、1台あたり1,000円〜2,000円程度が料金相場です。
他の宿泊施設と比較してリーズナブルながら、安全な車中泊を楽しめるのがRVパークのメリットです。
料金は基本的に1台単位で課されるため、家族旅行やグループ旅行にとくに適しています。
連泊や複数のRVパークを利用する場合でも比較的リーズナブルなので、旅費を抑えながら快適に旅したい方におすすめです。
RVパークは施設によっては高い?
RVパークは基本的に1台単位の料金体系ですが、施設によっては人数で追加料金を徴収される場合があります。
大家族やグループで利用する際に割高だったと感じた方は、この追加料金が理由です。
ほかにも電源使用料や温浴施設の利用料が別途かかるケースもあります。
仮に上記の費用が発生しても、一般的なホテルと比べるとトータルの宿泊費は安く抑えられます。
支払いで慌てないように、事前に料金内訳を確認しながら利用するRVパークを比較検討しましょう。
RVパークの利用方法
RVパークを利用する際は、まず受付でチェックインの手続きを行います。
多くのRVパークでは、事前に予約を済ませていれば、名前や車両情報を伝えるだけで受付は完了です。
その後、利用料金を支払い、施設の利用規約を確認します。
電源を利用する場合は、電源の鍵を開けてもらうか鍵を受け取って電源と車を接続しましょう。
指定された駐車エリアに車を停めたあとは、RVパーク内のサービスを満喫できます。
RVパークの具体的なチェックイン手順や注意点は、以下の記事で解説しています。
【2024年最新】快適に安心して車中泊ができるスポット!料金や予約方法などRVパークの概要をチェック
RVパークの登録方法と予約方法
多くのRVパークでは、事前予約しなくても宿泊そのものは可能です。
しかし、人気のある施設や週末は満車になる可能性もあるので、あらかじめ予約しておくと安心できます。
予約サイトで会員登録を済ませておくと、空き状況の確認や決済がスムーズになります。
RVパークの登録方法
初めてRVパークを利用される方のために、登録方法を解説します。
まずRVパークの公式サイトにアクセスし、右上の「ログイン」をクリックします。
「アカウント作成がまだの方はこちら」をクリックします。
メールアドレスを入力し、利用規約に同意したら下部の「送信」をクリックします。
すぐにメールが届くので、メールの本文に記載されているURLをクリックします。
パスワード・ニックネーム・住所・電話番号を入力します。
登録が終わるとMYページに移動します。
これで登録は完了です。
RVパークの予約方法
RVパークの予約方法も紹介します。
公式サイトにアクセスし、地域や施設名を赤枠内のウインドウに入力して「検索」をクリックします。
検索結果一覧が表示されるので、目的の施設をクリックします。
詳細ページを下にスクロールしていくと、予約方法が記載されています。
「WEB予約〇」の施設は、詳細ページに移動するとページ下部に予約ボタンが表示されるのでそのまま予約可能です。
電話予約とメール予約のみの場合は記載されている連絡先に直接連絡します。
RVパークのおすすめ3選と利用料金
RVパークの中でも、とくに以下の3施設は評判が良く、料金もリーズナブルです。
表を参考にしてみてください。
施設名 | 住所 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|---|
RVパークやまなみの湯 | 山梨県南アルプス市西南湖1299-1 | 2,000円 | ・電源あり ・ペット連れOK |
湯の華RVパーク | 岐阜県可児市土田 大脇4733-4 | 3,000円~ | ・コインランドリーあり ・炊事場あり ・フリーWi-Fi完備 |
RVパーク倶知安 | 北海道虻田郡倶知安町高砂117-4 | 2,750円 | ・ゴミ処理可能 ・ペット連れOK ・近隣入浴施設あり |
上記の料金は、2025年1月時点の情報です。
料金は変動する時期によって場合があるので、各施設に直接確認してから利用しましょう。
RVパークに関するよくある質問
初めてRVパークを利用するときは、支払い方法や会員登録の有無など、気になる点があるかもしれません。
RVパークに関するよくある質問とその回答を紹介します。
RVパークの料金の支払い方法は?
RVパークの支払い方法は以下のとおりです。
- クレジットカード払い
- 携帯キャリア決済
- Apple Pay
- PayPay
RVパークでは現金払いができないため、支払いはキャッシュレス決済のみ対応しています。
あらかじめキャッシュレスアプリやクレジットカードを準備しておきましょう。
WEB予約の場合は、予約画面に利用できる決済方法が表示されます。
電話やメールで予約する際は、予約時に決済方法を確認しておくと現地での支払いがスムーズになります。
RVパークは非会員でも利用できますか?
RVパークの多くは、非会員でも利用が認められています。
一般社団法人日本RV協会(JRVA)の子会社『くるま旅クラブ株式会社』が運営する『くるま旅クラブ』の会員になると『湯YOUパーク』『ぐるめパーク』『民パーク』『とれいんパーク』などが利用対象に含まれるうえ、追加の特典がもらえます。
旅先でさまざまな施設を利用したい方は、くるま旅クラブも活用してみてください。
【まとめ】RVパークは料金が手ごろで利用しやすい宿泊施設
キャンピングカーやバンで旅をする際、宿泊費用を抑えたい方にはRVパークがおすすめです。
RVパークは、1台あたり1,000円〜2,000円が相場と手ごろな料金にくわえ、温浴施設や電源設備などが充実している施設も多数あります。
非会員でもRVパークは利用できますが、キャンピングカーでの旅が好きな方は、会員登録するとWEBで事前予約できるようになるので便利です。
設備の充実と手ごろな料金が魅力のRVパークを活用し、思い出に残る旅をぜひ楽しんでください。