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2025.11.12

車にBluetoothは後付けできる!おすすめの方法3選

最終更新日: 2025.11.12

Bluetooth(ブルートゥース)が付いてない車ではスマートフォンの音楽が聴けない——これは大きな誤解です。

実は、古い車やカーナビのない車でも、あとから簡単にBluetooth機能を追加できる方法があります。例えば、シガーソケットやUSBに挿すだけで使える商品など、専門知識がなくても手軽に取り付けられるものも増えています。

この記事では、Bluetoothを後付けするメリットから具体的な方法、よくある質問に対する回答までわかりやすく解説します。

車でもBluetoothは後付けできる!まずは基本を知ろう

Bluetooth(ブルートゥース)は、スマートフォンやイヤホンなどの機器をケーブルなしでつなげる近距離無線通信の仕組みです。

車でもスマートフォンの音をBluetoothで飛ばすことで、スピーカーから音楽を流したり、通話をすることができます。

これまで「Bluetoothが付いていない車では使えない」と思っていた方も多いかもしれませんが、実はそんなことはありません。スマートフォン側にBluetooth機能があれば、車側に受信機を後付けするだけで同じように利用できるのです。

有線ケーブルで接続していた方にとっては、抜き差しの手間から解放されるのも大きな魅力でしょう。配線がなくなるだけで、車内がすっきりして見た目もスマートになります。

いま、Bluetooth機能が無いからとあきらめる必要はありません。車や目的に合わせた専用機器を選べば、だれでも最新のワイヤレス環境を簡単に手に入れられるのです。

車にBluetoothを後付けする3つの方法

Bluetooth後付け

Bluetoothを後付けする方法はいくつかありますが、特に人気なのは以下の3種類です。

  • FMトランスミッター
  • Bluetoothレシーバー
  • Bluetooth対応カーナビへの交換

それぞれに特徴があり、予算や求める品質に合わせて選択できます。

ここでは3つの方法について詳しく紹介していきます。

FMトランスミッターを使う

出典:amazon

FMトランスミッターは、最も手軽にBluetoothを後付けできるアイテムです。

使い方は機器をシガーソケットに差し込み、スマートフォンとBluetooth接続するだけ。スマートフォンから送られた音声をFM電波に変換し、車のラジオ周波数を合わせることで音楽などを再生できます。

価格も1,000円〜3,000円程度とリーズナブルで、特別な工具も不要。初めて後付けに挑戦する方にもおすすめです。

なお、電波が不安定になる場所では途切れやノイズが発生しやすくなるため、定期的にFM周波数の調整が必要となることは理解しておきましょう。

Bluetoothレシーバーを使う

出典:amazon

Bluetoothレシーバーは、車のAUX端子(外部入力)やUSBポートに接続して使うタイプの後付け機器です。スマートフォンからの音声信号をBluetoothで受信し、ケーブルを通じて車のスピーカーに出力します。

FMトランスミッターよりもノイズが少なく、音質が安定しているのが大きな魅力です。また、商品によってはリモコン付きのものもあるため、スマートフォンに触らず曲変更などがおこなえます。

価格は2,000〜4,000円前後が中心で、端子さえあればすぐに取り付け可能。

ただし、AUX端子がない車では使用できないため、あらかじめ車側の設備は確認が必要です。

音質重視派や頻繁にスマートフォンで音楽を聴く方におすすめの方法といえます。

カーナビ・オーディオをBluetooth対応モデルに交換する

出典:amazon

Bluetoothの環境をしっかり整えたい方におすすめなのが「カーナビやオーディオユニットの交換」です。

ディスプレイの有無やナビ機能の有無によって、主に以下の3タイプから選べます。

Bluetooth 後付け 一覧

費用こそかかりますが、音質の安定性や操作性、そして見た目の一体感を求める方には最適な選択肢です。

スピーカーなどにもこだわれば、車内空間をより快適でスタイリッシュにアップデートできます。

車にBluetoothを後付けする場合のよくある質問

Bluetoothの後付けは、やってみると意外に簡単ですが、初めての場合「どこで買う?」「費用は?」など多くの疑問が生まれるのではないでしょうか。

ここでは、よく寄せられる質問をまとめてご紹介。不安を解消することで、購入から取り付けまで安心してに進められるはずです。

Q. Bluetooth後付けの工賃はいくら?

取り付け工賃は依頼する店舗や機種によって異なります。

シガーソケット型やFMトランスミッターのように差し込むだけのタイプなら工賃は不要。

一方で、オーディオユニットを交換する場合は5,000〜15,000円前後が目安です。

車種別のDIY用動画などもyoutubeにありますが、不安な方や仕上げにこだわりたい方はカー用品店やディーラーに依頼するとよいでしょう。

Q. どこで買うのがおすすめ?

実物を見て購入したい場合、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店、ホームセンター、家電量販店などが選択肢としてあげられます。

手軽さや価格を重視するならamazonや楽天などの通販サイトでも購入は可能ですが、外国製の粗悪品が混ざっている場合も多くありますので、口コミを幅広く確認して購入するようにしましょう。

amazonで購入する際には、サクラチェッカーの利用もおすすめです。

Q. つながらない・音が出ないときの原因は?

Bluetooth接続がうまくいかない場合、まずはスマートフォン側のBluetoothがオフになっていないか確認しましょう。

オンの状態でも調子が悪い場合は、ペアリング設定がリセットされていることがあります。再度のペアリングや削除して再登録で基本的には改善しますが、直らない場合はどちらかの故障を疑いましょう。

また、FMトランスミッター使用時は利用する周波数が原因で音が出ないケースもあります。周波数を調整し再度試してみてください。

Q. ノイズやザーザー音を防ぐには?

ノイズの原因は、電波干渉や接続端子の接触不良が考えられます。

FMトランスミッターの場合は、使う周波数を変更することで改善できる場合があります。

また、電源をシガーソケットから取っている場合は、ノイズフィルター付きの機器を選ぶと効果的です。Bluetoothレシーバーならケーブル接続が安定しているため、ノイズが少なく快適になります。

まとめ|自分の車に合った方法で快適ドライブを

いま、Bluetooth機能がなくても、工夫次第で車の中はもっと快適になります。

FMトランスミッターやレシーバーを使えば、古い車でもスマートフォンの音楽をワイヤレスで再生でき、配線のわずらわしさからも解放されます。

さらに、オーディオユニットを交換すれば、音質・見た目・操作性すべてをグレードアップさせることも可能です。

大切なのは、自分の車と使い方に合った方法を選ぶこと。

通勤中に音楽を楽しみたい方も、ドライブ中に通話を快適にしたい方も、Bluetoothの後付けで車の時間がきっと変わります。

次の休日は、ぜひあなたの車にも“ワイヤレスの自由”をプラスしてみてください。

CAM-CAR | キャンカー編集部