CAMPINGCAR LIFE

2024.11.22

【まるでホテルのような豪華内装】大型のキャンピングカーオススメ4選(フルコン・バスコン)

最終更新日: 2024.11.18

旅先で快適な宿泊を楽しみたい方、豪華な内装と充実した設備を備えたキャンピングカーに憧れる方にぴったりの情報です。ここでは「フルコン」「バスコン」の中でも、まるでホテルに滞在しているかのような豪華な装備が整ったおすすめキャンピングカーを4台ご紹介します。

フルコン・バスコンとは

バスコンとフルコンは大きくは一緒の分類になります。準中型免許異常が必要になり、運転難易度は通常の車よりも上がります。しかし、その分内装は通常のキャンピングカーに比べ豪華になっているものが多く、キャンピングカーユーザー誰もが夢見る車両と言っても過言ではないでしょう。

フルコン

ビルダーが1から製造している大型キャンピングカー。専用のベアシャシー(フレーム、駆動系、エンジンなどのみ)に、キャビンすべて(フル)を架装(コンバージョン)したモデルが「フルコン」です。北米産は「クラスA」と呼ばれています。

メリット

広々とした室内空間、高級な内装、最新の設備(エアコン、テレビ、フルサイズのキッチンなど)を完備しており、快適さを追求する旅行に最適です。

デメリット

価格が非常に高く、維持費や燃費もかなりのコストがかかります。また、車体が大きいため駐車や狭い道での運転が難しいです。

金額

2,000万~

バスコン(バスコンバージョン)

大人数や長期のクルマ旅で力を発揮する大型サイズバスやマイクロパスをベースにして架装したモデルが「バスコン」です。全長6m、全幅2m前後のものが主流です。キャビン(居住空間)が広く、トラックベースより乗り心地がよいのが特徴です。

メリット

広い室内空間と家庭並みの設備があり、快適な長期旅行や大人数での利用に適しています。また、フルコンよりも安定した走行性能で、長距離でも快適に移動できます。

デメリット

フルコンと同じく価格が非常に高く、維持費や燃費もかなりのコストがかかります。また、車体が大きいため駐車や狭い道での運転が難しいです。

金額

1,500万~

オススメ大型キャンピングカー3選

ここでは日本でも購入することが可能な大型キャンピングカーを3つ紹介します。各地のイベントでも出展する場合もありますので、ご興味の方は是非キャンピングカーイベントにも足を運んでみてください。

※参考 日本で一番大きいキャンピングカーイベントレポート

ボーダーバンクス(ナッツRV)

ボーダーバンクスは、ナッツRVが製造する国産最高級のキャンピングカーシリーズです。トヨタのマイクロバス「コースター」をベースに、独自のシェルを架装したセミフルコンバージョンモデルで、豪華な内装と充実した設備が特徴です。

主な特徴

  • 多様なレイアウト: ボーダーバンクスは、以下の3つのタイプを展開しています。
    • TYPE L: ロングソファーを備えたラウンジスタイルのダイネットを持ち、広々とした空間を提供します。
    • TYPE D: 対座式ダイネットとダブルベッドを組み合わせたレイアウトで、使い勝手の良さが魅力です。
    • TYPE T: 対面ダイネットとツインベッドを配置し、間接照明による高級感あふれる内装が特徴です。(写真はTYPE Tです)
  • 高級感ある内装: 家具の色はアンティークウッド、ローズウッド、チーク、ウォールナットの4種類から選択可能で、上質な空間を演出します。
  • 充実した設備: 冷蔵庫、電子レンジ、FFヒーター、家庭用エアコン、テレビ、ブルーレイプレイヤーなど、多彩な快適装備が標準で備わっています。
  • 優れた走行性能: ベース車両のコースターがマイナーチェンジされ、日野からトヨタのディーゼルターボエンジンに変更されたことで、走行性能が大幅に向上しています。

値段

1,750万円~

ボーダーバンクスは、豪華な内装と高い機能性を兼ね備えたキャンピングカーで、快適な旅を求める方に最適な選択肢となっています。

SONIC PLUS700 SL(ADRIA)※販売店:デルタリンク

アドリアモービル社の「SONIC PLUS 700 SL」は、フィアット デュカトをベースとしたフルコンバージョンタイプのキャンピングカーです。全長約7.5メートル、全幅約2.3メートルの大型車両で、広々とした室内空間と高級感あふれる内装が特徴です。

主な特徴

  • 内装デザイン: モノトーン調のシックな配色で、洗練されたインテリアを実現しています。
  • 居住空間: フロントシートの回転機能とセカンドシート、サイドの単座を組み合わせたダイネットは、4~5人がゆったりとくつろげる設計です。
  • 就寝スペース: リアには常設のツインベッド(2050×800mmが2台)を配置し、中央の隙間を埋めることでキングサイズ以上のベッド(2050×2180mm)として利用可能です。さらに、ダイネット上部には1900×1500mmのプルダウンベッドを備え、合計で4人が快適に就寝できます。
  • キッチン設備: 3口コンロと大きなシンクを備えたギャレーに加え、142リットルの大型冷蔵庫を装備し、調理の利便性を高めています。
  • 断熱性能と暖房: 高断熱のシェル構造に加え、トルマ製FFヒーターとアルデ製の床暖房システムを組み合わせ、寒冷地でも快適な室内環境を提供します。

値段

2,070万円~

「SONIC PLUS 700 SL」は、豪華な内装と充実した設備を備え、快適な旅をサポートする高級キャンピングカーです。

ACS エテルノオクタービアM(RVビッグフット)

ACSエテルノオクタービアMは、RVビックフットが製造するバスコンバージョンタイプのキャンピングカーです。トヨタ・コースターや日野・リエッセIIをベース車両とし、豪華な内装と充実した設備が特徴です。バスコンの中では安価に購入することができます。

主な特徴

  • 内装デザイン: 白を基調とした無垢調材の家具とレザーシートを採用し、清潔感と高級感を兼ね備えた室内空間を提供します。
  • 居住空間: L字型ソファとキャプテンシートを配置したダイネットは、ゆったりとしたリビングスペースを実現しています。
  • 就寝スペース: 後部には1800mm×1500mmの常設ダブルベッドを配置し、快適な睡眠環境を提供します。
  • キッチン設備: IHコンロ、電子レンジ、138Lの冷凍冷蔵庫を標準装備し、調理の利便性を高めています。
  • 電源システム: 720Wのソーラーパネル、360Ahのサブバッテリー、1500Wのインバーターを標準装備し、外部電源に頼らない自立型の電源供給を実現しています。

値段

1,615万円~

ACSエテルノオクタービアMは、豪華な内装と充実した設備を備え、快適な旅をサポートする高級キャンピングカーです。

グローブバスGT I6(Dethleffs)※販売店:東和モータース販売

「グローブバスGT I6」は、フィアット・デュカトをベースとしたフルコンバージョンタイプのキャンピングカーです。全長約6.95メートル、全幅約2.2メートルとコンパクトなサイズながら、豪華な内装と充実した設備を備えています。

主な特徴

  • レイアウト: リアにツインベッドを配置し、フロントにはプルダウンベッドを装備。これにより、最大4名が快適に就寝可能です。
  • 内装デザイン: 高品質な素材とLED照明を使用した上質なインテリアが特徴で、洗練された空間を提供します。
  • 設備: 3口コンロ、大型冷蔵庫、温水シャワー、カセットトイレなど、長期の旅にも対応する充実した設備を標準装備しています。
  • 安全装備: 360度全方向カメラ「TopView 360」を標準装備し、運転時の安全性を高めています。

値段

2,090万円~

「グローブバスGT I6」は、コンパクトなサイズでありながら、快適な居住空間と充実した設備を備え、長期の旅にも適したキャンピングカーです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?キャンピングカーユーザーのあこがれの大型車、是非、一度乗って見るだけでも魅力が伝わると思います。是非こちらの記事を参考にお気に入りの大型キャンピングカーを手に入れてみてくださいね。

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CAM-CAR | キャンカー編集部