2022.07.06
車中泊で大活躍のグッズ36選!選び方や活用方法も紹介
最終更新日: 2022.09.23
車中泊で旅を楽しむなら、絶対欲しいのが様々なグッズ!家とは違う環境で何泊もしていると、意外と疲れがたまってきてしまうもの。便利なグッズをそろえて快適な車中泊旅をすごしてみてはいかでしょうか!
この記事では車中泊で大活躍するグッズの数々を紹介していきます!
目次
車中泊に大活躍するおすすめグッズ36選
プライバシー対策グッズ
外からの視線を防ぐとともに、日差しも防いでくれる便利グッズ。視線があると気づかないうちに気疲れしてしまうものなので、車中泊をする際は是非用意しておきたいものです。
その① カーテン
窓にぴったりとフィットするメーカー純正品の物や、社外品の車種専用カーテン、車種を選ばず使用できる汎用タイプ等様々なものがあります。
基本的な特徴は以下のとおりです。
- ・初期の取り付けの手間はかかるが、取り付けてしまえば手軽に開け閉めすることが出来る。
- ・カーテンを閉めながらも、窓を開けて空気を入れ替えるなど調整が可能。
純正品や車種専用品を設置すれば少ないストレスで車中泊を過ごすことが出来ますが、価格は少し高めです。
その② シェード
窓に取り付ける形で使用するのがシェード。こちらも車種専用品があるので、それを使えば完全なプライベート空間を作ることが出来ます。
基本的な特徴は以下となります。
- ●都度取り付ける必要があるので、いらない時はしまっておくことが出来る。逆に言えば必要になった際や片づける際には都度準備をする手間があります。また、取り外した際にしまっておくスペースの確保も必要です。
- ●断熱性はカーテンよりも高い場合が多い。
カーテンよりも安価な場合が多く、気軽にすぐ使えるのはシェードと言えるでしょう。どちらも一長一短なので、用途に合わせて選ぶ・または併用するのがおすすめです。
車中泊でも熟睡できる睡眠グッズ
その③ 寝袋
車中泊でもおすすめなのが寝袋です。一言で寝袋と言っても、様々なタイプがあるので季節や好みに合わせて選ぶ必要があります。
素材は主に化学繊維とダウン。化学繊維はメンテナンス性が高く、家庭用洗剤でも洗濯できるものが多いです。価格帯も安価な物が多く、手が出しやすいタイプです。
ダウンタイプは柔らかく体を包んでくれる安心感と、保湿性の高さが特徴です。ただ、メンテナンスは化学繊維の物よりも気を使う必要があり、カビ対策や専用洗剤の使用など気を遣うことも多いです。価格は化学繊維タイプよりも高価なものが多いです。
形は主に封筒型とマミー型の2種類があります。
封筒型はその名の通り封筒の様な形をしており、ファスナーを開閉することで開放具合の調整が出来、物によっては前回にして掛け布団のように使用することも出来ます。収納時の重量やサイズ感はマミー型よりも大きく重くなる場合が多いので、そこは注意する必要があります。
マミー型は封筒型よりも保湿性に優れたタイプです。封筒型と比べて体に密着していて隙間が少ないです。収納時にはコンパクトにできる者が多いので、携帯性も◎。密着性が高いのはメリットでもありますが、寝返りがうちづらいなどのデメリットもあり、価格も封筒型よりも高価なものが多いです。
その④ マット
車内で快適に寝る際に邪魔になるのが社内の凹凸。普段ベッドや布団で眠りなれていると、思っている以上に凹凸が邪魔で快眠することが出来ません。そこで便利なのが車内に敷くマットです。マット選びにはいくつか重要な点があります。
マット選びのポイント:厚み
社内の凹凸を感じなくする最低限の厚みが快眠には必要です。薄すぎると寝心地が悪いことに加え、床から冷気が上がってきます。車中泊用のマットは最低でも5cm以上がおすすめです。
マット選びのポイント:サイズ
厚みを確認したら次はサイズです。大は小を兼ねると言いますが、マットの場合は大きすぎると車内に入らず最悪使えないこともあります。ジャストフィットのサイズを探すのか、小さいものを組み合わせるのか、用途に合わせて選んでみてください。
マット選びのポイント:膨らませる方式
意外と重要なのが膨らませる方式。便利なのはインフレーターと呼ばれている自動注入式。栓を開くことで自動で膨らんでくれます。ただ、収納の際に少しコツが必要なものが多いです。手動注入式はその名の通り自分の手で膨らませる必要があります。手間は大きいですが、硬さを調整しやすいことはメリットでもあります。
マット選びのポイント:収納サイズ
限られたスペースを活用する必要がある車中泊では重要なポイント。快適なマットでも、収納できずに持ち込めないなら意味がありません。他のグッズとの兼ね合いを考えて、最適なサイズのものを購入しましょう。
マット選びのポイント:断熱性
秋冬に重要になってくるのが断熱性です。これには厚みの他に「R値」という値が重要になってきます。「R値」とは断熱性を表す指標で、秋冬に使用するなら5前後は欲しい所。購入する際はこの値にも注意しましょう。
その⑤ フリース・ブランケット
冬に遠出する時などに備えておくと便利なのがフリースやブランケット。この二つは車中泊でも非常に有用なアイテムです。
布団のように体の上に羽織ることで暖をとれることはもちろん、先ほどご紹介したシェードの上に重ねて室内に吊ることで冷気から二重に室内を守ってくれます。
暖かい季節でも朝夜は意外な寒さがあるもの。車中泊前提の旅の際は車に積んでおくことをお勧めします。
車内で快適に過ごしたい時の居心地アップグッズ
その⑥ ポータブル電源
ポータブル電源があれば車中泊でも様々な便利家電を使用することが出来ます。導入の際にはバッテリー容量や充電時間に目が行きがちですが、他にも選ぶ際に大切なポイントがいくつかあるのでご紹介します。
ポータブル電源選びのポイント:出力ポートの種類
携帯の充電はUSBポートですが、大人数で使用する場合はそれだけだと足りなくなる可能性もあります。AC・DCの電源ポートやシガーソケット等の出力に対応しているモデルも数多くあるので、必要に応じて選択しましょう。
ポータブル電源選びのポイント:定格出力 / 周波数
定格出力とは安定した電力を供給できる値のことで、この数値を超えると電力供給が出来なくなります。電力を使いたいアイテムに合わせたものを選択しましょう。
その⑦ 電気ポット / ケトル
車中泊では暖かいお湯が作れる湯沸し器も大変役に立ちます。購入の際は容量・給電方法・ボルト数・保温機能の有無などに注意して選択しましょう。
車専用のモデルなどもあるので、車中泊のみに絞るのであればそれらのモデルから選ぶのが良いかと思います。
その⑧ ランタン
車内で過ごすことを考えるとランタンもあると便利です。スマホのライトなどでも対応できますが、光量が適切でなかったり、スマホのバッテリーの問題などもあるので、ランタンはいくつか用意しておくことをお勧めします。
光量・バッテリー容量・充電方式・重量・吊り下げの可否などのポイントに注目して選ぶのがよいでしょう。
その⑨ 懐中電灯
ランタンと用途は大きく被りますが、簡単な懐中電灯も用意しておくと便利です。車内でのちょっとした探し物などは、ランタンタイプよりも手持ちが簡単な懐中電灯の方が活躍する場面もあります。また、非常用の光源としても優秀です。
ランタンは充電式、懐中電灯は電池式など電源を分けておけばいざとゆうときに光源が無くて困ることも少なくなりますよ。
その⑩ モバイルWi-Fi
車中泊を長くする予定があるなら、モバイルWi-Fiも用意しておくと便利です。月100GBのデータ容量を用意すれば、仕事をしながらでも車中泊の旅を満喫することが出来ます。
山間部に多く訪れるなら、幅広い場所に電波が普及している3大キャリアの電波を使用するモバイルWi-Fiを用意することをお勧めします。
車中泊の旅の為だけにモバイルWi-Fiに契約するのは……と感じる方は、短期間の使用に適した解約金が発生しないプランの物もありますので、検討する価値はあるかと思います。
その⑪ タブレット
スマホで十分対応できるという方もいるかもしれませんが、タブレットも便利なグッズです。
車中泊中の娯楽アイテムとしてはもちろん、地図アプリを入れてナビ代わりにしたり、Blurtoothに接続してオーディオ機器として使用したりと何かと便利です。
スマホの小さい画面だとストレスのあるちょっとした仕事の確認・連絡にも使用できるのも嬉しいですね。
その⑫ クーラーボックス
暑い季節ですとクーラーボックスはもはや必需品と言えるかもしれません。購入した飲み物や食べ物を冷たいまま保存できるということは思っている以上に快適なことです。
車中泊の為に購入するなら、必要な容量を満たしつつ車の中で邪魔にならないサイズであることに焦点を絞って選ぶと良いですよ。
その⑬ 蓋つきマグカップ
秋冬の旅行では蓋つきのマグカップ / タンブラーも用意しておくと便利です。単純に車の揺れでこぼれることを防げるほか、保温性が高いものを選べば時間がたっても温かい飲み物を飲むことが出来ます。
車内で生活していると、思っている以上に飲み物をこぼすことが多くなるので、一人一つは用意しておくことをお勧めします。
その⑭ サンダル
私たち日本人は家では基本的に靴を脱ぐ生活をしている方が多いので、靴下や靴を脱いで気軽に行動できるサンダルも用意しておくことをお勧めします。
車の中からトイレや自動販売機に行くなどちょっと離れる場合の快適性が、あると無いでは雲泥の差になりますよ。
その⑮ 洗面道具
洗面道具一式を小さなバッグなどにまとめて車に持ち込むこともおすすめします。車中泊旅などでは道の駅などの洗面所を利用することが多くなると思いますが、その際に他の人の邪魔にならないように取りまとめることはとても重要です。
その⑯ ミニ金庫
車中泊が長くなる場合はミニ金庫や貴重品入れを用意しておくと安心。車内は乱雑になりがちなので、「貴重品はここに置く」とルール付けをすることでなくしものを減らすことが出来ます。
また、金庫タイプを選べば単純に防犯性能も上がります。
夏と冬の寒暖対策グッズ
その⑰ 涼感敷パット
夏の車中泊でバッテリーやガソリン消費を抑えて涼を取るには涼感敷パットがおすすめです。車内に敷き詰めるだけで暑さがまぎれます。
その⑱ サーキュレーター
夏の車中泊で涼をとるグッズその2はサーキュレーターです。窓を開けない限り密室となってしまう車内では、サーキュレーターのあるなしで快適性が大きく違います。風にあたり続けると体力を消耗してしまうので、体に直接風が当たらないように調整するか、首振り機能があるものをお勧めします。
こちらは電源を使うアイテムなので、他の電源が必要なグッズ同様に、バッテリー容量・充電方式・重量・大きさなどに注意して選びましょう。
その⑲ 湯たんぽ
冬の車中泊では嬉しいグッズ。お湯を用意する必要がありますが、こちらも涼感敷パット同様にバッテリーやガソリン消費を抑えたい方には便利なグッズです。
おすすめなのが昔ながらの金属式の湯たんぽ。バーナーで直にあぶってお湯を作ることが出来るので、ケトルなどを積んでいない方でも使用することが出来ます。火の扱いと火傷には注意してください!
バッテリーを気にする必要がないのであれば充電式の湯たんぽもおすすめです。こちらは熱くなりすぎず事故も少ないので、メリットもあります。
その⑳ 電気毛布
電源が必要ですが、電気毛布もそれ一枚で暖をとれるのでお勧めです。寝るとき以外にもホットカーペットの様な使い方も出来ます。
電源を使うアイテムなので、他の電子機器の使用状況と相談をしながら使用しましょう。
いざというときのお役立ちグッズ
その㉑ 除菌グッズ
食事前の手洗いの代わりや、車内に食べ物をこぼしてしまった時のふき取りなど用途は多いです。体を拭くタイプのものもあるので、夏はそちらも用意しておくとお風呂が見つからなかった時も対応が出来ます。
その㉒ 消臭グッズ
消臭剤は普段から置き型タイプを車内に置いてある方も多いかもしれませんが、小物などに食べ物をこぼしてしまうこともあるので、車中泊の時はそれとは別にスプレータイプも用意しておくとよいでしょう。
その㉓ 長靴
様々な場所に訪れる車中泊では、長靴も用意しておくことをお勧めします。夜眠る前は晴れていたけど、眠っている間に雨が降り車の周りが水たまりだらけ……なんていうこともありますので。
スペースを取ってしまうので、車中泊の際はたためるタイプを用意することをお勧めします。
その㉔ レインコート
車中泊では車のトラブルで雨の中外に出る必要がある場面などが発生する可能性がありますので、両手を開けられるレインコートを用意しておくことをお勧めします。
こちらは災害時に防寒具としても役に立つ非常用グッズの側面もあるので、薄手のものではなくしっかりとしたつくりの物がよいでしょう。
その㉕ 折り畳み傘
長い車中泊では必需品かもしれません。急な雨などはいつ来るかわからないので、コンパクトに車載出来る折り畳み傘は是非用意しておくことをお勧めします。
その㉖ 耳栓
車内で快適な眠りを取るためのグッズです。家と違って外の音が多く入ってくるので、車中泊が長くなる場合は用意しておくことをお勧めします。
豪雨や大型のトラックが隣に止まっている夜など、活躍する場面は意外にも多くあります。
その㉗ トイレットペーパー
コンパクトにまとまりながらも、多くの紙が使えるトイレットペーパーは車中泊の際にあると便利なグッズです。
車内でティッシュの代わりとして使用できることに加え、道の駅などではトイレットペーパーが切れていることもあるので、トイレに行く際にはお守り代わりに持っていきましょう。
その㉘ 折り畳みコンテナ
車内から必要な物だけを社外に運びたい時などに活躍するのが折り畳みコンテナです。畳めるので車載スペースを圧迫しない上に、箱というのは単純にあれば便利な物です。
その㉙ カー網戸
締め切った中では寝苦しい夜や外の空気を楽しみながら眠りたい時などに役立つグッズです。簡単に装着できるものや車種専用タイプなどもあるので、自分にあったものを選択しましょう。
選ぶ際にはサイズや吸着力にも注意が必要。取り付けたのに頻繁に落ちるようなものでは逆にストレスを貯めてしまいます。
その㉚ 簡易・携帯トイレ
車中泊の旅では簡易・携帯トイレも用意しておくことをお勧めします。トイレがない環境や、長い渋滞に引っかかってしまうことなどもあるので、あると無いでは安心感に大きな差があります。
楽しさが広がるアウトドアギア
その㉛ キャンピングテーブル
豊かな自然にたどり着いたときにアウトドア満喫するために、キャンピングテーブルも用意しておくと楽しいですよ。
アウトドア用の二つ折りタイプはかなり小さくたためるので、車載を大きく圧迫しないのでお勧めです。大きなテーブルが欲しいという方でも、小さな物を複数個用意したほうが色々なシチュエーションに対応できることも多いので、用途を考えて選びましょう。
その㉜ キャンピングチェア
テーブルを用意するなら椅子も必要ですよね。テーブルに向かうのに適したタイプや深く座れるリクライニングタイプなど種類は様々ありますが、車載を圧迫しない大きさであることが選ぶ際の大きなポイントです。
その㉝ 焚き火台
焚火を行う予定がある場合は、直火が禁止のキャンプ場も多くあるので焚火台も用意する必要があります。焚き火台は形状によっては網を用意すれば調理できるものもあるので、あると便利なグッズです。
車内を快適にする収納力アップグッズ
その㉞ ルーフキャリア
車外に収納を作ることができるルーフキャリアは車中泊の快適性を大きく上げるアイテムです。アウトドアグッズなど外に置いておいて問題ないグッズは、ルーフキャリアを導入して外に置くことで車内を広々と使うことが出来ますよ。
その㉟バックドアキャリア
こちらは後部のドアの外に取り付けるタイプの収納です。ルーフキャリア同様に車内のスペースを開けることが出来るので、長い車中泊旅ではおすすめです。
その㊱ ルーフボックス
ルーフキャリアがそのまま箱のようになっているタイプの収納です。ルーフキャリアと比べて防水性とセキリティが高いのがメリットです。半面、柔軟に物を詰めるのもはキャリアの方なので、用途に合わせて選びましょう。
おわりに
いかがでしたか。多くのアイテムがありましたが、もちろんこれらすべてを揃えなければ車中泊の旅に出てはいけないというわけではありません!旅を重ねてアウトドアを楽しみ、自分なりのスタイルを探してみてくださいね。この記事がその一助となれば幸いです。
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