CAMPINGCAR LIFE

2026.02.09

外気温10度で車中泊は寒い?車内の適温と知っておくべき寒さ対策

最終更新日: 2026.02.09

外気温10度は、秋から春先にかけての過ごしやすい季節かもしれません。
しかし、車中泊においては必ずしも適温とは言えません。
夜間の車内は予想以上に冷え込み、エンジンを止めると車内の体感温度は徐々に外気温に近づきます。
寒さ対策をしない車内にいるメリットは雨風を防げる程度に捉えておくのが良いでしょう。
本記事では、外気温10度の環境での車中泊にスポットをあてて解説していきます。

外気温10度で車内の温度はどうなる?

何も寒さ対策をしない場合、社内の温度はほぼ外気温の10度に近くなります。
車のボディが鉄で作られているため、熱の電動が直接伝わるため、外気温が下がれば比例して車内温度も下がると考えておきましょう。

エンジン停止後の温度の変化

エンジンが稼働し暖房機能がONの状態では、車内全体に暖気があり温かさを感じることができます。
しかし、エンジンを停止すると暖房機能がOFFになり、時間経過に伴い温かいから寒いに変化していきます。
車内という密閉された環境では、人の体温で寒さは緩和されると考える方もいますが、外気温10度の環境下ではすぐに寒さを感じる温度まで下がります。

日中と夜間の温度の変化

外気温10度という条件は日中と夜間で大きく異なります。
太陽光がある日中は、ダッシュボードや座席を温めるため温室効果を持ちます。
一方で夜間は放射冷却という現象が起こり、物体が熱を持たずに放出するため体感冷たいと感じることが多くなります。

寒さ対策の基本

車中泊では寒さ対策の基本を心得ておくことが大切です。
基本的な考え方としては「断熱」「隙間風」の対策を実施すること。
ここでは具体的な寒さ対策をお伝えします。

断熱と隙間風対策

車内から熱が逃げてしまうのが面積の大きい窓ガラスです。
温かい車内でも窓を開けると一気に外気が入ってくることをイメージすると分かりやすいです。
物理的にサンシェードやカーテンで隙間を補うことによって、断熱性を保ちます。

マットで床からの冷えを防ぐ

車中泊では床からの冷えも体温を奪う天敵です。
床からの底冷えの対策は断熱性の高いマットを敷くことです。
キャンプ用の銀マットでもいいですが、厚みのあるウレタンマットがベスト。
厚みがあるマットは床からの直接的な冷気を吸収する役割を果たします。

寒さに邪魔をされない睡眠のための寝具の準備

寒さで寝られないという方にとっては寝具の選択も大切になってきます。
断熱は車内の対策ですが、直接体を温める寝具は睡眠の質に直結します。
ここでは、寒さ対策に効果的な寝具を紹介します。

寝袋、インナーシュラフ、毛布の利用

寝袋には「快適使用温度」と「最低使用温度」という表記があり、前者は快適に睡眠が取れる温度。後者は寒さを感じながらも睡眠が取れる温度となります。
外気温10度の環境では、快適使用温度が0度~5度と記載のある寝袋を選択するのがおすすめです。
体にフィットするマミー型と布団のようにゆったりした封筒型がありますが、寒さ対策を重視する場合はマミー型を選択するのがベストです。
また、寝袋の中や上からシーツのように使えるインナーシュラフや毛布も使うことで、より一層寒さを凌ぐことができます。

湯たんぽやカイロの活用

寝具を整えただけでは不安という方は、プラスアルファの要素として湯たんぽやカイロの利用も良いです。
近年は充電式湯たんぽがあり、お湯を使用せずに電源があれば利用できるものもあります。
低温火傷が心配な場合は、自動電源OFFの機能が付いているものを選択するのも良いでしょう。

暖房器具で車内温度を快適にする

夜は長く楽しみたいという場合、暖房器具の準備もしておくと万全です。
ただし、室内よりも密閉空間である車内では火を使うストーブのような暖房器具は、一酸化炭素中毒の恐れがありNGとなります。
ここでは車内でも安全に利用できる暖房器具にスポットを当てて紹介します。

電気毛布とポータブル電源の利用

エンジンを停止した状態で最も安全に利用できるのが、ポータブル電源をもとに電気毛布を使用する方法です。
車内の密閉した空間において火を使わずに、一酸化炭素中毒のリスクもほぼ考える必要はありません。
ポータブル電源の容量は50W×8時間=400Whが目安となります。
また、電気毛布は一時的な利用であれば、車中泊前に自宅で充電しておくだけでも問題ありません。

FFヒーターのメリット、デメリット

暖を取るという選択肢としてはFFヒーターの利用も挙げられます。
車の燃料をもとに車外の空気を取り込み、車内に温かい空気を作り出すという方法で、本格的な暖房器具を考えた時の手段です。
燃焼したガスは排気ガスとして車外に送り出されるため一酸化炭素中毒の心配はありません。
ただ、専門業者による本体の取り付けが必要となるため、大幅にコストがかかることが想定されるのがデメリットです。

車中泊における注意点

車中泊で寒さ対策をする際に注意すべき点は大きく2つあります。

結露対策

外気温が低い際に挙げられる悩みが結露です。
車内の空気が温かくなると窓ガラスに水滴が発生し、視界の悪化やカビの原因となります。
対策としては、空気の通りを作ること。寝る前に数センチ窓を開けて換気をしたりこまめにタオルでふき取るなどが必要です。
また、除湿剤を用意しておくことも効果的です。

エンジンのかけっぱなし

エンジンをかけたままの状態では、エンジン音や排気ガスが周囲の迷惑になるケースがあります。
また、車内の換気が十分でない環境においては一酸化炭素中毒の恐れも広がりますので注意が必要です。
楽しい車中泊でトラブルが発生しないためにも、就寝時には必ずエンジンは停止してから就寝するようにしましょう。

まとめ 寒さ対策なしでは車内も外気温とほぼ同気温になる

結論、寒さ対策をしなければ車中泊で快適な睡眠が取れない可能性があります。
基本的には外気温10度の環境下で眠るには寒いと感じることが多いでしょう。
安全に車中泊をするためにも事前に最低限の寒さ対策を行いましょう。

CAM-CAR | キャンカー編集部

RELATED 関連記事

    関連記事はありませんでした。