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2024.09.17

ヤマダデンキの店員おすすめ!車中泊に最適のポータブルエアコン3選【2024年最新】

最終更新日: 2024.09.20

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。そんな日に車中泊をする時にはどのような暑さ対策をしていますか?様々な対策グッズがあると思いますが、今回は連日の猛暑日でも快適に過ごすことができる「ポータブルエアコン」についてまとめました。また、電化製品を取り扱うプロ「ヤマダデンキ」の店員さんにオススメの商品を聞いてきましたので、合わせてチェックしてみてください。

ポータブルエアコンとは

ポータブルエアコンは、その名の通り手軽に持ち運びできるエアコンのことです。手軽に持ち運びができるので、エアコンの無い部屋や、車内、野外でも気軽に使用することが可能です。

使用する際は基本的に工事不要で、コンセントや、USBをつないで電源を入れるだけ。モバイルバッテリーが内蔵されているものもあるので、外部電源の必要がないものもあります。

扇風機の送風だけではしのぎ切れない暑い日に車中泊をするときには、冷風を送ることができるポータブルクーラーが一台あるだけで夏場の熱中症対策として活躍します。

ポータブルエアコンの種類は3つ

ポータブルエアコンには「室外機搭載型」「室外機なし型」「室外機一体型」の3種類があります。それぞれの特徴を紹介していきます。

室外機搭載型

室外機搭載型は、家庭用エアコンと同じように室外機が別にあるタイプです。お値段が多少高くなりますが、室内機と室外機が分かれているため、冷却力が非常に優れています。

室外機一体型

室外機一体型は、室外機と一体になっているタイプ です。室外機搭載型ほどの冷却力はないですが、持ち運びが簡単で、キャンプ場でも使用したいと思う方はおすすめです。

室外機非搭載型

室外機非搭載型は、室外機が搭載していないタイプ です。水や氷で冷やすため空調性能は低めですが、価格やサイズから手軽に使えるものが多いので、初心者の方はまず室外機非搭載型から効果を試してみるのもよいかもしれません。

ポータブルエアコンの選び方

ポータブルエアコンは数千円で変えるものから数十万円するものもあります。ポータブルエアコン選びを失敗しないために、購入の際に気をけるポイントを4つ紹介します。

車内に置けるサイズになっているか

ポータブルエアコンは幅×奥行×高さがそれぞれ20〜60cm以内に収まっていることが多いです。車の種類によっては邪魔になるサイズもあるので、購入前には置く場所、サイズ感をある程度決めてから探しましょう。

十分な冷却性能を備えているか

優秀な製品は気温を±10℃ほど調整してくれますが、±2〜3℃しか変わらない製品もあります。価格帯が高めなので節約したくなりますが、しっかり冷却性能は見極めて購入するのがおすすめです。

使いやすい電源方式を選ぶ

給電方式は「AC電源」「シガーソケット」が定番ですが、 ポータブル電源内蔵のクーラーもあります。ポータブル電源から充電できないタイプもあるため、電源方式は必ず考慮しましょう。
車から電源をとるのはバッテリー上がりや、一酸化炭素中毒も恐れもあるためおすすめしません。ポータブルバッテリーを合わせて購入するのがおすすめです。

おすすめのポータブルバッテリーはこちらの記事にまとめているので併せてチェックしてみてください。

運転音は50db台がおすすめ

快適な睡眠時間を過ごすためにはクーラーの運転音を気にしなければなりません。運転音は50db台がおすすめです。騒音の基準を伝えるために「騒音値の基準と目安」を参考にしてみましょう。

参考:「騒音の目安」作成調査結果について(騒音調査小委員会)

ヤマダデンキの店員さんがおすすめ!最強のポータブルエアコン3選

連日の暑い日を乗り切るための最強ポータブルエアコンを家電量販店の「ヤマダデンキ」の店員さんに聞いてきましたので3つ紹介します。

EcoFlow WAVE2 ポータブルエアコン

EcoFlow WAVE 2は、持ち運びの便利さ、スタイリッシュな外装、強力な冷暖房性能、エネルギー効率、そして多様な電源オプションにより、さまざまなシーンで使える優れたポータブルエアコンです。

また、おすすめのポイントとしては暖房も対応しているということです。1台あればオールシーズン使用することが可能です。

<特徴>

1. 高い冷暖房性能

  • WAVE 2は冷房と暖房の両方が使用できるため、オールシーズンで活躍します。冷房能力は5100BTU(1500W)、暖房能力は6100BTU(1800W)と、コンパクトながら強力な冷暖房性能を備えています。

2. ポータブル設計とバッテリーオプション

  • 持ち運びが容易で、キャンプや車中泊、オフィスや屋外作業など、さまざまなシーンで活用できます。また、EcoFlowの専用バッテリー(別売り)や、ポータブル電源と組み合わせて使用できるため、電源がない場所でも使えるのが大きな魅力です。

3. 急速冷暖房とエネルギー効率

  • WAVE 2は急速冷房・暖房機能を備えており、短時間で快適な温度に調整可能。さらに、EcoFlowの特許技術を使ったエネルギー効率の高い運転が可能で、最大8時間まで連続運転できます。これにより、エネルギーを効率的に使用できるため、バッテリー寿命を延ばすことができます。

4. 多様な電源オプション

  • WAVE 2は、電源の選択肢が多様です。AC電源やDC電源に加え、EcoFlowのポータブル電源やソーラーパネルにも対応しており、どこでも使用可能です。キャンプ場や災害時にも活用できる柔軟性が大きなメリットです。

5. コンパクトなデザインと静音性

  • コンパクトな設計で場所を取らず、持ち運びがしやすいのが特徴です。さらに、動作音が比較的静かに設計されており、キャンプやオフィスでの使用時にも騒音を気にせずに快適に過ごせます。

<仕様>

[タイプ]室外機搭載型
[サイズ/重量]518×297×336mm /重量:約14.5kg
[温度設定範囲]16℃-30℃
[循環風量]290m/h
[冷房範囲]最大10㎡
[騒音値(]44-56
[価格]¥126,175

<購入サイト>

アイリスオーヤマ コンパクトクーラー ICA-0301G

アイリスオーヤマのコンパクトクーラー ICA-0301Gは、手軽に使えるポータブルエアコンとして、省スペースで多機能、簡単操作の優れた代物です。特に、小規模な空間で手軽に冷却を行いたい方におすすめです。

<特徴>

1. コンパクトで省スペース設計

  • ICA-0301Gはコンパクト設計で、車内の限られたスペースにもフィットします。車中泊では荷物のスペースが限られるため、このサイズ感は非常に使いやすく、特に小型車やミニバンでの車中泊に適しています。

2. 除湿機能で快適な環境を実現

  • 車中泊では湿気がこもりやすく、窓を閉め切ることが多いですが、ICA-0301Gは除湿機能を備えているため、湿気を効果的に取り除き、車内を快適な環境に保つことができます。特に梅雨の時期や暑い夏の夜には、快適な睡眠環境を作れます。

3. 排気ダクトで熱を外に排出可能

  • 窓に取り付ける排気ダクトを使用することで、冷却時に発生する熱を車外に排出することができます。これにより、車内の温度を効率的に下げることができ、より快適に過ごせます。窓を少し開けるだけでダクトを設置できるので、取り付けも簡単です。

4. リモコン操作で簡単に温度調整

  • 車中泊では体を動かさずに快適に操作できるのが重要です。ICA-0301Gにはリモコンが付属しているため、寝袋やシートから起き上がらずに簡単に温度や風量を調整することが可能です。

5. 電力消費が比較的少ない

  • 車中泊では電源が限られる場合が多いため、消費電力が少ないことは大きな利点です。ICA-0301Gは比較的省エネルギーで動作するため、車のバッテリーやポータブル電源で長時間の使用が可能です。エネルギー効率が良いため、長期間の旅行でも安心して使用できます。

6. キャスター付きで設置が簡単

  • ICA-0301Gにはキャスターが付いており、車内で簡単に移動が可能です。車中泊時にはシートアレンジや荷物の配置が変わることが多いですが、必要に応じてクーラーの位置を変更しやすい点が便利です。

7. 送風モードで換気代わりにも

  • 冷房機能だけでなく、送風モードも搭載しているため、外気を取り込んで換気したいときや、冷却が必要ないけど風が欲しいときに便利です。これにより、車内の空気を循環させて快適に保つことができます。

8. 静音設計で快適な睡眠をサポート

  • 車中泊では静かな環境が重要ですが、ICA-0301Gは静音設計が施されているため、夜間でも運転音が気にならず、快適に睡眠を取ることができます。

<仕様>

[タイプ]室外機一体型
[サイズ/重量]5270×247×498mm /重量:約12.5kg
[冷風能力]周囲温度-8℃
[風量切替]3段階(強・中・弱)
[冷房範囲]4.5〜7畳程
[騒音値(dB)50/60Hz]46dB
[価格]¥34,800

<購入サイト>

ここひえ R6

ここひえは、省エネルギーで静かに快適な冷風を提供し、簡単に持ち運びができるため、特に夏場の暑さ対策に適した便利なポータブルクーラーです。

送風範囲は狭いものの、給水フィルターを通して風を送るため外気を気にせず涼しい風が送られます。値段は9,980円と安価なため車中泊初心者にはおすすめしたい商品です。

<特徴>

1. 軽量で持ち運びが簡単

  • ここひえは非常に軽量でコンパクトな設計です。車に簡単に持ち込むことができ、場所を取らないため、車内のスペースを有効活用できます。移動時にも手軽に持ち運べる点が魅力です。

2. USB電源対応で車内でも使用可能

  • ここひえはUSB電源に対応しているため、車のシガーソケットやモバイルバッテリーを使用して動作させることができます。これにより、車中泊時にも安定して冷却効果を得られるので、特に夏場の車内の温度管理に便利です。

3. 水を使った自然な冷却で乾燥しにくい

  • ここひえは水を使って気化冷却を行うため、エアコンのように車内の空気が乾燥しにくいです。長時間車内に滞在する際も、快適な湿度が保たれるため、喉や肌への負担が少なく快適に過ごせます。

4. 省エネルギーで長時間使用可能

  • ここひえは消費電力が非常に少ないため、長時間使用してもバッテリーの消費が少なく済みます。これにより、車中泊中でも電力の心配をせずに使用することができ、バッテリーの持ちが良い点も大きな魅力です。

5. 静音設計で夜間でも快適

  • 動作音が非常に静かなので、車中泊の際に夜でも快適に使用できます。エアコンのような大きな騒音がないため、寝るときに邪魔にならず、快適な睡眠を確保できます。

6. 冷風・加湿の2機能で車内を快適に保つ

  • ここひえは、冷風を送りつつ加湿もできるため、蒸し暑い夏の車中泊でも快適な温度と湿度を維持できます。特に狭い車内では、エアコンの風が直接当たることが苦手な人にも、優しい冷風が広がるので快適に過ごせます。

7. 設置が自由で柔軟に使える

  • ここひえは小型なので、車内の好きな場所に置くことができます。特に運転席や助手席の間、後部座席など、必要な場所に設置できるため、効率的に冷風を車内に届けることが可能です。

<仕様>

[タイプ]室外機非搭載型
[サイズ/重量]190×201×175mm /重量:約1.5kg
[冷風能力]周囲温度-10℃
[風量切替]4段階(弱、中、強、自然風)
[冷房範囲]50cm
[騒音値(dB)50/60Hz]弱 39.1dB
強 51.1dB
[価格]¥9,980

<購入サイト>

今回取材にご協力いただいた「ヤマダデンキ」

「ヤマダデンキ」は47都道府県にあり、全国になんと950店舗以上もあります。各店舗には家電製品に詳しいスタッフもいるみたいなので是非お近くの店舗で気になることがあったらお気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

<店舗一覧>

おわりに

いかがでしたでしょうか?自分の車両にはどんなポータブルエアコンが合うか事前に考えたうえで最適なものを探してみてください。

CAM-CARではほかにも車中泊をするときに役に立つ情報をまとめていますので、合わせてご確認ください!

CAM-CAR | キャンカー編集部