2022.04.04
【軽トラキャンプ】荷台にテント、新しいキャンプスタイルのすすめ
最終更新日: 2024.07.10
みなさんは『軽トラキャンプ』という言葉をご存知でしょうか?軽トラキャンプとは、その名の通り軽トラを使った新しいキャンプスタイルのことを指します。軽トラの荷台にテントを載せるだけなので、自由度が高くお洒落に楽しみたい方にピッタリのスタイルです。
この新しいキャンプスタイルが近ごろ人気急上昇しており、軽トラックと軽トラキャンプ専用キットのセットを販売するアウトドアギアメーカーもいるくらいなんだそう。
今回は、そんな軽トラキャンプの正体に迫っていきたいと思います。スタイルや楽しみ方、オススメトラック・アウトドアギアメーカーを1つ1つ丁寧に紹介していきます。
目次
荷台にテントをのせた「軽トラキャンプ」ってどんなスタイル?
小回りが利きやすいうえに積載力が高く、小さいサイズなのにそれ以上の大きな魅力を持つ軽トラック。そんな軽トラックをキャンプスペースにアレンジして、アウトドアを楽しむスタイルが近ごろ流行しています!荷台の部分をリビングや寝室として活用するそうです。
「農道のポルシェ」と呼ばれているだけあって、軽トラックと聞くと農業や作業用のトラックというイメージがありますよね。そんなイメージを覆す自由自在で新しいスタイルのキャンパーがじわじわ広がりつつあるのです。
軽トラキャンプで車中泊はできるの?
ズバリ…できます!軽トラックでの車中泊は、軽トラキャンプの醍醐味の一つです。感覚はテント泊と車中泊の間くらい。荷台で車中泊することから「荷台泊」とも言われているそうです。
軽トラックは、1410mmのセミダブル以上の荷台幅があるので、ソロキャンプであれば広々と過ごすことができます!
軽トラキャンプが人気の理由
アレンジを楽しめるファッション性の高さ
荷台にテントや幌を張ることで簡単に居住空間を創造することができます。自分好みのデザインや色合いを考えて探してみたり、自分でDIYしてみたりと、アレンジ方法は無限大です。想像するだけでワクワクしちゃいます!
とくに、最近では幌タイプのテントを製造・販売しているショップも増えてきているので、数ある中から自分にピッタリのものを探すこともできますよ。オリジナルの幌を装着してアレンジを楽しむ方もいらっしゃいます。オリジナリティが追求できる軽トラキャンプはアウトドア映えバッチリですね。他のキャンパーとは一味も二味も違ったスタイルで差をつけられます。
また、軽トラキャンプはサイドオーニングとの相性もピッタリです。
アレンジの1つとして取り入れることで、見た目も機能もより充実したキャンプをエンジョイできます!
使い勝手の良さと機能性の高さ
スタートも撤収も従来のキャンプよりスピーディー。荷台の上で広げたり片づけたりするだけなので、軽トラック一つで収まるところがポイントです。
最初からフレームを組み立てて幌をつけておけば、キャンプ先での組み立ても片付けも不要。軽トラックに設置されたフレームと幌は積載物扱いとなるため、車検に引っかかることなくそのまま高速道路を走ることもできます!
ただし、従来のテントを荷台に張ったまま走行するのは危ないので気を付けましょう。
自然を身近に感じられる作り
一般的なキャンピングカーと違い、外と中を隔てているのはテントの布1枚のみです。
開放的かつ本格的なキャンプを楽しめて自然を身近に感じられるのも、軽トラキャンプの魅力のひとつ。
雨や風などの自然が奏でる音に耳を傾けて、ゆったり過ごしてみるのはいかがでしょうか。
コスパが良く手頃で経済的
キャンピングカーを買うとなるとどうしても高額になってしまいますが、軽トラックであればキャンピングカーと比べて圧倒的に安いですよね。手頃な値段で手が出しやすいのです。
また、車でキャンプを楽しみたいけどコストが気になる方にも軽トラキャンプは最適です。普通車と比べても本体価格が安いうえ、軽自動車なので税金も普通車の約半分。維持費を抑えられてお得に楽しめますね!
軽トラキャンプの気になる点は?
乗車定員が少ないという縛り
構造上乗車定員は2名までなので、ソロキャンプや恋人・夫婦向けとなります。2名乗車できても、1つの荷台の上を2人で一晩明かすとなると、人によっては窮屈に感じてしまう可能性も。ファミリーやグループでの利用は不向きです。
居住性と快適さは高くない
軽トラックの荷台を活用したスタイルな為、言わずもがなですがキャンピングカーほどの居住性はありません。荷台の上で就寝を考えている場合は、荷台全体にゴムマットを敷いてフラットにするなど、過ごしやすい工夫が必須となります。
逆に言えば、こういった工夫を楽しめるのも軽トラキャンプの魅力でもあるので、このスタイルをいかにして楽しむかが肝となるでしょう。
さあ、軽トラキャンプを始めてみよう!
軽トラキャンプにおすすめなトラック
「ダイハツ」ハイゼット スタンダード・ジャンボ
軽トラックといえばダイハツ!と言っても過言ではないほどの人気を博しているハイゼット。街中を走りたくなるようなお洒落なカラーバリエーションが特に魅力的です。オプションでLEDフォグランプやフロントグリルの装備を選ぶことも可能。ルックスにこだわりたい人にオススメの一台。
後述で紹介するおすすめメーカーにもしっかり対応している車種です。
「スズキ」キャリイ・スーパーキャリイ
軽トラ初心者で運転に自信がない人や、安全性を重視したい人にとってもオススメなのがスズキのキャリイとスーパーキャリイ。ハンドリングに合わせた動きができて小回りもきくので、スムーズに駐車やUターンができるのが特徴。耐久性や衝突安全性とともに燃費アップも実現しています。
軽トラキャンプにおすすめなアウトドアギアメーカー
新車とテントキットのセット有!初めての軽トラキャンプに挑戦しやすい「Bug-truck」
「軽トラの荷台にテントを張ったら面白いんじゃないだろうか?」という発想から生まれたBug-truck(バグトラック)。昆虫【Bug】の様なフォルムから、Bug-truckと名づけられました。
このBug-truckは、軽トラックの荷台にフレームを取り付けてその上にテント風の幌を纏うタイプです。幌は丈夫な生地のクラフテル帆布を採用しており、職人が一つ一つ丁寧に作り上げた上質なハンドメイド品です。
多機能なフレーム付のテントキットから、新車とテントキットのセットまで用意があり、手が出しやすく初心者にも優しいですね。対応車種はダイハツハイゼット、スズキキャリー16T、スズキキャリーDA63Tなどです。
軽トラキャンプの火付け役とも言われており、かなりの人気があります!
積める・遊べるがコンセプト、ワイルドなデザインが魅力的「HARD CARGO」
HARD CARGOはアメリカンピックアップをモチーフにした『積める・遊べる』軽トラ用ラックキットを販売しています。ワイルドでカッコイイ見た目のオリジナルキャリアは、長尺の荷物も楽々積める構造で使い勝手も良いのです。
オンラインストアではキャリアの取り付け動画が紹介されているので、初めての方も安心して手を出すことができます!
軽トラック用のアイテムだけでなく、ハイゼットカーゴやアトレー、N-VAN、エブリイバン専用のアイテムも取り扱っていますよ。
軽トラキャンプ風?おすすめなキャンピングカー
「コイズミ」かるキャン・ナゲット
レジャーだけでなく、災害ボランティアの自活拠点としての活用も視野に入れた一風変わったキャンピングカーです。
スズキ キャリイをベースに、荷台にはボランティア機材や被災地での自活の為の用品をたっぷり詰める「Dプロイボックス」、そしてDプロイボックスのキャリアーの上には就寝スペースとしてジェームス・バロウドのルーフテント「SPACE Compact(スペース コンパクト」が搭載されています。
軽トラックの荷台にテントを載せる軽トラキャンプとは少し異なりますが、このかるキャン・ナゲットであればルーフテントの中で安心して車中泊可能です!
軽トラキャンプに興味があるものの少し抵抗のある方や、女性の方に特におすすめです。
「かーいんてりあ高橋」カノン&ダニエル
言わずとしれたキャンピングカービルダー「かーいんてりあ高橋」の軽トラキャビン。積み下ろしが自由でまさに運べるプライベート空間。別売りのジャッキシステムを使用すれば、一人でもキャビンの着脱をすることができます。
多目的に使えるよう開発されたカノン&ダニエルは、リモートワークやプライベート空間、キャンプツールとしての活用など様々な使い方が可能です。つなぎ目がなく雨漏りの心配もないので、安心してアウトドアを楽しむこともできます。
既に軽トラックを持っている方におすすめで、お持ちの軽トラックに乗せるだけで快適な居住空間を実現します。
まとめ
新しいキャンプスタイルの「軽トラキャンプ」は想像以上に魅力たっぷりでした。
この機会にユニークでアレンジ自由な軽トラキャンプを始めてみてはいかがでしょうか?色々なアレンジを重ねて世界に一つだけのキャンプスタイルを作りましょう!
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