CAMPINGCAR LIFE

2022.07.02

斬新なハイエースキャブコン「トム200」の魅力に迫る!

最終更新日: 2024.07.09

キャブコンというと大きなサイズを想像しませんか?キャブコンは全長が平均5mと言われており、大きなキャンピングカーであることがほとんどです。
そんなキャブコンですが、もしスマートで扱いやすいキャブコンが実在したらとっても気になりますよね。今回は、コンパクトかつ斬新で目を惹かれるハイエースキャブコン「トム500」をご紹介いたします!この記事を通して、キャブコンにもスマートなタイプが存在することを知っていただければ幸いです。

本記事は、多くの車雑誌を刊行しているマガジン大地の『キャンプカーマガジン』7月号に掲載されている「今月の表紙のクルマ」との連動記事になります。

ハイエースキャブコン「トム200」のこれが魅力!

トム200はハイエースの標準ボディをベースにしているスマートなキャブコン。ここでは外観のコンパクトさからは想像できないほど斬新かつ快適な性能を持つトム200の特徴を徹底解説いたします!

スマートなキャンピングシェルでキャブコンの新しい形を実現

トム200は前述の通りハイエースの標準ボディをベースとしていますが、特徴的なのが「ハイドロバックパネル」によるボディが使用されていること。

「ハイドロバックパネル」は特許を取得する独自工法で、高強度のアルミフレーム構造体に25mm(床面は30mm)の断熱ウレタンフォームをサンドイッチして真空圧着した製法です。

これにより強く軽いうえに高度な断熱性を備えたキャンピングシェルとなっているのです。

ハイエースキャブコンだからこその良さ

ハイエース標準ボディがベースなので、取り回しのしやすさは抜群。全長は5m程なので、ストレスなく走行することが出来ます。

また、フロントバングの張り出しも少ないので、キャブコンにありがちな無骨な印象はなくスマートなデザインに収まっています。

コンパクトでありながら、広々とした内装

室内は外観から想像するよりも広々としており、ダイネットでは4名でテーブルを囲むことが出来ます。

就寝スペースも豊富で、後部には1920×650mmの常設2段ベッド。前方上部のパンクベッドは1900×1300mmのスライド。ダイネットはサブマットを加えることで18050×1300mmの就寝スペースとなります。

ドアには網戸とシェードが内蔵。室内の家具はスペースを無駄なく使用するためラウンドしており、伸縮式マルチルームやアクリルウインドーも標準装備されています。

気になる「トム200」の詳細

「トム200」車両データ

価格::7,200,600円(税込み)〜
ベース車両:ハイエース標準ボディDX
車両サイズ:L4980×W1920×H2650㎜
エンジン:2000ccガソリン・2800ディーゼル
ミッション:6AT
駆動方式:2WD・4WD
乗車定員:7名
就寝定員:6名
ベッドサイズ:1900×1300㎜(バンク)
       1850×1300㎜(ダイネット)
       1820×650~800㎜(リア常設段)
水タンク容量:給水20ℓ・排水20ℓ
登録ナンバー:8ナンバー

【装備】
<サブバッテリー>
<走行充電>
<外部電源> △ 
<インバーター> △
<冷蔵庫> ○
<電子レンジ> △
<FF> ヒーター △
<TV> △
<バックアイカメラ> △
<シンク> ○
<トイレ> △
<ベンチレーター> ○

【その他標準装備など】

常設リア2段ベッド、伸縮式マルチルーム、左右ルーフサイド収納、室内LED照明、6連スイッチパネル、網戸付きエントランスドア、リア収納スペースなど

「トム200」室内の様子

室内の全景

4名がけ出来るテーブルと余裕のあるスペースが魅力的ですね。談笑や食事、ちょっとした休憩などに活躍することに加え、場合によってはパソコンを広げてワーケーションスペースとすることも出来そうですね。窓が傍にあるので開放的な気分で室内も過ごすことが出来ます。

仕様を使い分けできるダイネット

走行モード
マットを敷き詰めた状態

こちらは状況に合わせてテーブルをしまって前向きに配置することも可能です。余裕のある座席は新幹線の座席のようにゆったりと使用することが出来ます。左手側にはシンクが、上方には収納があるので荷物をしまって着席可能です。

走行中は2列共に前方向きに、テーブルを出して4名で囲むこともでき、さらにはサブマットを追加することで1850×1300mmの就寝スペースに早変わりという多機能性が魅力的です!

常設2段ベッドとバンクベッド

常設リアベッド
バンクベッド

常設されているリアベッドは窓が近く、昼間は暗い室内の空気を感じることなく休むことが出来ます。バンクベッドもスペースが十分確保されており、ファミリーが余裕をもって休息をとることが出来るようになっています。

清潔感のある綺麗なシンクと冷蔵庫

給水20ℓ・排水20ℓ
標準装備の65ℓ冷蔵庫

シンクは小ぶりながらも綺麗にまとまっています。シンク横のスペースではちょっとした料理をすることも出来ます。

冷蔵庫は家庭用と比べるとかなり小ぶりではありますが、65ℓの容量があるのでちょっとした食材や飲み物を保管するには十分なスペースがあります。

あったら便利なマルチルーム

とっても便利なマルチルームが完備されています。縦長のものや大きい荷物の収納場所として使ったり、ポータブルトイレの置き場にしたり、使い方はあなた次第。収納量の調節をすることも可能です。

その他の様々な装備

充実した収納スペース
くつばこ
リアゲート
ベンチレーター
室内の集中スイッチ
サードシート座面のサブバッテリー
家庭用大型エアコン(オプション)

おわりに

今回は標準ボディハイエースがベースのトム200をご紹介させて頂きました。

強さ・軽さ・断熱性を両立させているハイドロバックパネルのキャンピングシェル・ファミリーでも安心な室内設計と装備・街中でも走りやすいコンパクトなハイエースボディは、キャブコンの魅力的が詰まった一台となっています。

連動記事にご協力いただいた雑誌「キャンプカーマガジン」

本記事で紹介した新車情報はキャンプカーマガジン7月号に掲載されているの内容のほんの一部です。雑誌の方では、キャブコンに限らず、トレーラーなどさまざまなタイプの新車情報が盛りだくさんに掲載されていますよ。

キャンプカーマガジンは奇数月の28日発売。
ぜひ、お買い求めください。
キャンプカーマガジン公式ウェブサイトはこちら

当サイトでは、記事を毎日更新しているほか、イベント情報やキャンピングカーレンタル業者を紹介しております。ぜひこちらも併せてチェックしてくださいね。

毎日更新!「キャンピングカーを100倍楽しむ」ENJOY記事一覧はコチラ
随時更新中のイベント情報はコチラ
レンタル情報はコチラ

CAM-CAR | キャンカー編集部