2026.02.25
車の暖房が効かない理由とは?キャンピングカーで快適に過ごすコツ
最終更新日: 2026.02.25
寒い季節にキャンピングカーを楽しむためには車内の暖房が必要不可欠です。中でも氷点下を下回るような場所に行く場合は、暖房が効かないと体調に大きく影響します。本記事では車の暖房が効かない理由やキャンピングカーで快適に過ごすコツをご紹介します。
車の暖房が効かない理由

一般的にエンジンの熱を再利用して車内を温める構造となっていることが一般的です。そのため、吹き出し口から思ったような温風が出ない場合は、冷却水の循環になんらかのトラブルがあると考えてください。ここでは主なトラブルについて3つご紹介します。
- 冷却水が不足もしくは漏れている
- サーモスタットが故障している
- フィルターが詰まっている
冷却水が不足もしくは漏れている
車の暖房はエンジンの熱で温風を作り出しています。その温風を室内に運ぶのが冷却水であり、冷却水が十分に足りていないと暖房が効かなくなります。主な原因としては接続部やホースなどが何らかの形で損傷していることです。
また大きな傷がなくても経年劣化により年々通常通りの働きをしなくなります。定期的にウェザーバータンク内の液量を確認しておけば、暖房の問題を防ぐことが可能です。
サーモスタットが故障している
車には冷却水の温度を保つためにサーモスタットが設定されています。サーモスタットが通常通りの動きをしないと、冷却水が常に冷やされることから適切な温度まで上がりません。
その結果、暖房をつけても一定以上の暖かさは期待できないのです。思ったような温度が出なくなったり、風が出るまでに時間がかかったりする場合はサーモスタットの交換が必要な可能性があります。
フィルターが詰まっている
一般的な暖房と同じようにフィルターが詰まっていると温風がうまく車内まで届きません。キャンピングカーは車内が広いことや自然が多い環境を走ることから、フィルターが詰まる要因が多くあります。
そのためフィルターは定期的に交換をすることをおすすめします。フィルターが詰まっていると暖房が効かないだけではなく、車内の悪臭にもつながる可能性があるのです。
キャンピングカーの暖房で便利なFFヒーターが効かない原因

キャンピングカーには特有のガソリンを燃焼して室内を温めるシステムであるFFヒーターがあります。しかしFFヒーターはどのような状況でも動くわけではありません。思ったように作動しない場合は次の原因が挙げられます。
- 燃料残量が足りていない
- サブバッテリーの電圧が足りない
- 吸排気ポートに異物が紛れ込んでいる
燃料残量が足りていない
キャンピングカーのFFチーターは一般的に車両のタンクにある燃料を使っています。タンクの燃料が1/4を下回ってしまうと燃料が届かないことから、ヒーターが作動しないため注意が必要です。
つまり燃料がゼロでなくてもヒーターが効かない可能性があるということです。また、夏場など長期間ヒーターを使ってなければ燃料が劣化するため注意しましょう。冬に車中泊をする場合は、早めに給油することが大切です。
サブバッテリーの電圧が足りない
FFヒーターが通常通り動かない理由の一つにサブバッテリーの電圧が取れないことも挙げられます。FF ヒーターは燃料に着火する際に大きな電力が必要です。サブバッテリーの電圧が十分でなければ、着火がうまくいかず車内の気温を上げることができません。
中でも冬場は気温が下がることでバッテリーの性能が落ちる傾向にあります。日中は動いていても夜に作動しないケース も少なくありません。電圧を定期的にチェックして必要な際には充電を試みるようにしましょう。
吸排気ポートに異物が紛れ込んでいる
FFヒーターは、車外から空気を取り入れて排気ガスを外に出す流れとなります。この働きをするのが吸気口ですが、汚れてしまっていると正常な燃焼ができないことから安全装置により動きが止まってしまう可能性があります。
また排気できない状態で長時間運転していると、車内に一酸化炭素が充満する可能性があるので吸気口は定期的に清掃してください。ただ暖房がつかないだけではなく車内が危険な状態となってしまいます。
車の暖房が効かないを防止する方法

キャンピングカーの暖房が効かないと様々なトラブルに繋がります。そこで次の方法で防止することが可能です。
- 定期的に点検をする
- 暖房以外でも暖を取る
定期的に点検をする
必要なタイミングで暖房を使えるように、リザーバタンクのメモリを必ずチェックしましょう。また走行中も水温計のチェックは大切です。急激に高くなったり低くなったりする場合はトラブルの原因となり得ます。
また、FFヒーターも月に一度は電源を入れてみましょう。夏の間長期間放置していると燃料は固まってしまい動作に影響が出ます。普段からメンテナンスをしておくことでいざという時のトラブルを防ぐことが可能です。
暖房以外でも暖を取る
十分にメンテナンスをしていても暖房が効かない可能性があります。そこでバックアップの電源や毛布などを常備するようにしましょう。仮に暖房が効かなくても体調を維持することができます。
また窓に断熱シェードを設置することで室内の熱を保ちやすくなります。このように暖房の負担を少しでも減らせるような準備をすることが大切です。
車の暖房が効かない対策をしよう
冬にキャンピングカーを楽しむ場合暖房は必要不可欠です。そのため普段からメンテナンスをすることが重要です。また、暖房だけに頼るのではなく、他に暖かくできるものを準備しておきましょう。旅のトラブルを前もって防ぐことで、より楽しいキャンピングカーライフを送れます。