2026.09.28
【インタビュー】デリカNOCTI(ノクチ)とは?katomotor(加藤モーター)に聞く車中泊の仕様・装備・魅力を徹底解説
最終更新日: 2026.09.28
キャンピングカーというと、「大きな車体」「本格的な装備」「普段使いにはちょっと大変」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
そんなキャンピングカーのイメージを覆してくれる存在として注目したいのが「デリカNOCTI(ノクチ)」です。
ベースとなるデリカの魅力を活かしながら、アウトドアや車中泊を楽しめる仕様へと仕上げられた一台で、キャンピングカー初心者にもチェックしてほしいモデルです。
今回は、『北海道キャンピングカー&アウトドアショー2026』で実際にkatomotorさんをおたずねして、その魅力をたっぷりと伺いました!
デリカNOCTI(ノクチ)を北海道キャンピングカー&アウトドアショー2026で取材!

北海道キャンピングカー&アウトドアショー2026の会場となったのは、札幌市白石区にあるアクセスサッポロ。
さまざまなキャンピングカーが並ぶ会場の中、今回のお目当てとなるのが大注目の「デリカNOCTI」です!
キャンピングカーでありながら、見た目はまさにデリカそのもの。
いったいどんな魅力が隠されているのでしょうか?
早速、詳しく見ていきましょう!
加藤モーター(katomotor)にデリカNOCTIの魅力を聞いてみた!

賑わう会場内で、スタイリッシュなブースを展開していたkatomotorさん。
今回は取材にご対応いただいた髙野氏に、デリカNOCTIについて気になることをいろいろと質問させていただきました!
デリカNOCTI(ノクチ)とは?普段使いもできるキャンピングカー

▲NOCTI(ノクチ)とkatomotor代表の加藤氏
――どんな人におすすめ?
髙野氏: もともとデリカに乗られている三菱ユーザーさんの中には、「やっぱりデリカに乗りたい」というお客様も結構いらっしゃるんです。
NOCTIはキャンピングカーとしてガッツリ作り込むというより、アウトドアを楽しむお客様をメインに考えています。
セカンドシートもそのまま使えるので、普段使いもしやすいですね。
キャンピングカーが大好き!という方はもちろんですが、それよりもう少しライトにアウトドアや車中泊を楽しみたい方にも合っていると思います。
普段は普通のクルマとして使って、寝ようと思ったら寝れる。
「今週末は遊びに行きたいな」「旅行したいけどテントを張るのは面倒だな」というときに、「じゃあクルマで寝ちゃえばいいじゃん!」という使い方ができるイメージです(笑)。
――600Ahバッテリー&12Vクーラーなど車中泊装備の特徴は?
髙野氏: このサイズ感で、600Ahのリチウムイオンバッテリーが標準で入っているところですね。
さらに12Vタイプのクーラーも付いています。
日常使いができるクルマでありながら、遠くへ出かけて「今日はここで寝よう」と思ったら寝れる。
キャンピングカーというより、「普段使いできるクルマに、車中泊できる機能も備わっている」と考えてもらうと分かりやすいかもしれません。
ハイエースベースのキャンピングカーとの違いは?

――スタッフが感じる運転しやすさと魅力は?
髙野氏: 実際に乗った感覚でいうと、ハイエースなどと比べても、やっぱり運転しやすいですね。
普通の乗用車として運転しやすい。でも、キャンピングカーとしても使える。
さらにデリカ自体がアウトドアに向いたクルマなので、山などにも入っていきやすい。
キャンピングカーでは行きづらいような場所まで行って、そこで寝れるというのは大きな魅力だと思います。
――大型キャンピングカーでは行きにくい場所にも行ける?
髙野氏: そうですね。
アウトドア向けのクルマがベースだからこそ行ける場所がありますし、そこへ行って、そのまま寝れる。
「キャンピングカーでは行けないような場所へ行って寝れる」というのがNOCTIの魅力かなと思います。
普段使いと車中泊を両立!キャンピングカー初心者にもおすすめ?

――実車でチェックしてほしいポイントは?
髙野氏: NOCTIって、一見するとすごくシンプルなんですよ。
キャンピングカーを見ると、どうしても「もっといろいろな装備が付いていたほうがいいんじゃない?」と思われるかもしれません。
でも、NOCTIは簡単だからこそ良いんです。
普段は本当にデリカとして使えて、キャンピングカーとしても使える。
パッと見たら普通のデリカ。でもリアを開けるとキャンピングカーっぽくなる。
そういうところをぜひ見てもらいたいですね。
キャンピングカーっぽく見られたくないというお客様にも、すごく合っていると思います。
――初めてのキャンピングカーにも選びやすい?
髙野氏: 入りやすいと思います。
特に今デリカに乗っているお客様で、「今のデリカも良いんだけど、シートを倒しただけだと寝るのがちょっと……」という方には、ぜひ検討していただきたいですね。
普段使いもできて、アウトドアにも使える。
1台でどちらも楽しめるクルマです。
普段使いできるクルマはそのまま欲しい。でも、休日にはアウトドアへ出かけたいし、車中泊だって楽しみたい。
NOCTIは、そんな欲張りな使い方に応えてくれる一台といえそうです!
アウトドアで広がる自由なクルマ旅
――車中泊するならどんな場所へ行きたい?
髙野氏: ハイエースでは入りにくいような場所へ行ってみたいですね。
例えば、キャブコンやハイエースでは行きにくい場所などにタープなどを積んでNOCTIで入っていって、デリカだからこそ行けるような場所でゆっくり過ごしてみたいです。
キャンピングカーだとRVパークなどを目的地にすることも多いと思いますが、NOCTIなら「山を越えた先にある、ちょっと奥の川」みたいなところを目指せる。
そういう遊び方ができると思います。
また、大きなキャンピングカーでは「この道を通れるかな?」「ここに入れるかな?」と考える場面もあります。
NOCTIなら、行き先の自由度が高い。
「行きたいところだけを目指して行ける」のも魅力ですね。
車中泊で日本一周できる?長旅で気になる装備と快適性
ここで取材スタッフから、どうしても聞いてみたかった質問をひとつ。
実は筆者自身、学生時代に47都道府県をクルマで巡った経験があります。
ただし、当時は普通のクルマでの車中泊。
身体をフラットにできず、寝てもなかなか疲れが取れない……。
そんな経験があったからこそ聞いてみました。
――NOCTIで日本一周はできる?
髙野氏: 私は全然いけると思います!
ただ、FFヒーターなどの暖房設備は付いておらず、クーラーがメインになるので、旅をする時期は考えたほうがいいですね。
例えば春頃からスタートするなど、暖房をあまり使わなくていい季節を選ぶ。
ポータブル冷蔵庫などを後ろに置くこともできますし、100Vコンセントもあるので、スマホやパソコンの充電もできます。
そう考えると、日本一周も十分できると思いますよ。
身軽ですしね。
――フルフラットベッドの寝心地は?
髙野氏: 普通のクルマで車中泊するときに一番つらいのって、フラットに寝れないことだと思うんです。
寝返りができないとか。
NOCTIならマットレスを使ってフラットに身体を休ませることができます。
1人や2人なら、後ろをベッドスタイルにしたまま使うのもいいと思います。
移動するときは運転席と助手席を使って、ご飯を食べるときは後ろのテーブルを使う。そして寝るときはマットレスを使ってベッドにする。
そういう使い方なら、長旅も楽しめると思います。

▲車内ではテーブルを囲んでくつろげるリビングスタイルに

▲就寝時にはフラットなベッドスペースを展開
編集部が注目したのは「日常とアウトドアを両立できる」こと
今回、実際にNOCTIを見てお話を伺って感じた最大の魅力は、「キャンピングカーだから」と構えなくてもいいことでした。
パッと見ればデリカ。
普段は買い物や通勤、ドライブに使い、週末になったらアウトドア用品を積み込んで行きたい場所へ向かう。
遊び終わったら、そのまま車内で寝てしまう。
そんな肩肘張らないキャンピングカーライフを楽しめるところこそ、NOCTIの面白さなのではないでしょうか。
600Ahのリチウムイオンバッテリーや12Vクーラーなど、車中泊を支えてくれる装備を持ちながら、「キャンピングカーらしさ」を前面に押し出しすぎない。
髙野氏が語ってくれた「シンプルだからこそ良い」という言葉が、NOCTIというクルマをよく表しているように感じました。
デリカNOCTIはこんな人におすすめ!
・普段使いできるキャンピングカーを探している人
・デリカが好きで、車中泊も楽しみたい人
・初めてキャンピングカーを検討している人
・アウトドアへ積極的に出かけたい人
・大型キャンピングカーの運転やサイズ感が気になる人
・1台で日常生活と休日の遊びを両立したい人
「キャンピングカーだから、キャンピングカーらしくなければならない」。
NOCTIを見ていると、そんな固定観念は必要ないのかもしれません。
普段使いからアウトドア・車中泊まで楽しめる一台
今回の取材で特に印象に残ったのが、髙野氏の「行きたいところだけを目指して行ける」というお話でした。
キャンピングカーには、車内で快適に過ごしたり、好きな場所を旅したりできる楽しさがあります。
NOCTIはそこに、デリカならではの機動力と普段使いのしやすさをプラスした一台。
仕事や買い物で乗っていた愛車が、週末になればそのままアウトドアを楽しむ相棒になる。そして遊び疲れたら、フラットなベッドで身体を休める。
「キャンピングカーに乗るから旅に出る」のではなく、「行きたい場所へ行くためにNOCTIに乗る」。
そんな自由なカーライフを楽しみたい方は、ぜひ実車でNOCTIの魅力を体感してみてはいかがでしょうか。