CAMPINGCAR LIFE

2022.03.30

車中泊の料理はどうする?キャンピングカーで調理をする際の注意点や簡単メニューなどを紹介します!

最終更新日: 2024.07.10

CAM-CAR(キャンカー)編集部がお送りするこの記事では、車中泊での料理に関してお送りしていきます。

車中泊での料理はメインコンテンツである

旅の醍醐味の一つといえば「食事」ですよね。キャンピングカーの旅であれば、車内外での料理や、外食など様々な形が考えられますし、当然ですが、朝食、昼食、夕食の3回必ず食事の時が訪れます。つまり、食事は旅の「メインコンテンツ」になり得るんですよね。まずは、そんなメインコンテンツである食事のオススメパターンを見ていきましょう。

朝食はキャンピングカーでのんびりコーヒータイムを

キャンピングカーで車中泊をした翌朝は、ゆっくりのんびり過ごしたいところ。朝食は手の込んだものではなく、コンビニや道の駅のおにぎりやパンとコーヒーなどの好きなドリンクで楽しい朝を迎えたいですね。天気のいい日は窓を開けて、輝く日差しやさわやかな風を感じられれば最高なスタートを切れそうです。

ランチはその地域のグルメを堪能しよう

キャンピングカー旅といっても、すべて自分で料理するというのは少し疲れるもの。ランチくらいは外食をすると気分が高まりますよね。旅先で見つけるおいしいものやグルメ、サービスエリアや道の駅のランチメニューなどは、そのエリア特有の食材が使われており、旅の醍醐味を感じることができてとても楽しめます。

夜ご飯はキャンピングカー内外で料理をしてみよう

旅の中で夜ご飯はやはり特別なものになります。ランチでいただいたものとはまた違った食材を仕入れて、車内外での料理を楽しみたいですね。筆者はかなりのお酒好きなので、お酒とともに夜ご飯を楽しむのは外せないですね。

焚火や外料理がOKな車中泊スポットであれば、BBQやダッチオーブンを使った料理もいいでしょうし、車内調理であれば、電気を使って鍋料理や焼き物、炒め物などもできます。今では冷凍食品のレベルも上がっているので、電子レンジで簡単に調理するのもいいでしょう。

キャンピングカーで料理する際の注意点

このように、旅先での食事は大変楽しいものです。キャンピングカーで料理をする際には注意点もあるので順番に見ていきましょう。

一酸化炭素中毒に気を付ける

車内で火を使う場合は一酸化炭素中毒の危険があるので、窓を開ける、換気扇を回すなど、必ず換気をするようにしましょう。特にカセットコンロは一酸化炭素中毒の原因になりやすいので、注意が必要です。車内の一酸化炭素濃度を知らせてくれる警報機などもあるので、キャンピングカーに積んでおくとなお安心です。

レンタカーだと料理の幅が狭まることもある

最近は全国各地でキャンピングカーのレンタルが可能になってきました。それによって、キャンピングカーを持っていない人でも手軽にキャンピングカー旅を楽しむことができるようになっています。しかし、自分の車ではないのでやっていいことと悪いこともあります。例えば、そもそも車内料理が禁止されていたり、臭いが残る料理は控えるなど、料理の幅が狭まることもあります。せっかく車内料理を楽しみにしていてもこれでは残念な旅になってしまいますので、あらかじめレンタル店舗に確認をするようにしましょう。

キャンピングカーで手軽に料理を楽しむためには

キャンピングカーでの料理には、簡単な料理、手の込んだ料理など様々です。ここからは、誰でも手軽にできる料理方法についてご紹介します。

お湯を沸かしてカップ麺やインスタント食品を調理する

キャンプ中にいただくご飯としては、インスタント食品やカップ麺もれっきとしたキャンプ飯といえるでしょう。お湯を沸かすことができれば簡単に作れてしまうので、かなり手軽な調理方法となります。備え付けのキッチンや、カセットコンロ、電気ケトル、電気ポットなどがあれば問題ないでしょうか。電気ケトルや電気ポットの場合は、消費電力がサブバッテリーの容量を超えないように注意が必要です。外料理を楽しむ場合は、アウトドア用のバーナーがあれば湯沸かしだけでなく、様々な調理に活用できます。

ご飯好きはコンロでご飯を炊いてみよう

「やっぱり私はご飯派」という方はキャンピングカーでコンロを使ったご飯の炊き方を覚えましょう。旅先ではご当地のおかずがたくさん販売されています。それらと白米を合わせるだけでも、その土地に来たという実感を感じられることでしょう。

クッカーを使って焼き物や汁物などを作る

コッヘルとも呼ばれる「クッカー」は、アウトドア用の調理器具です。鍋やフライパンとして料理に使用できるとともに、そのまま食器としても活用できる優れものです。大きさの違うクッカーをまとめてコンパクトに持ち運べるので、荷物がかさばらずにさまざまな料理を作れる点が魅力です。汁物にも対応できるよう、大・中・小のサイズがセットになったものを選ぶと便利でしょう。

電子レンジでレトルト食品を手軽に調理する

リチウムイオンバッテリーの発達に伴って、電子レンジを搭載するキャンピングカーが近年増えてきています。電子レンジが使えれば、お弁当を温めたり、冷凍食品やレトルト食品を簡単に調理することができます。

調味料で自分好みの味付けに仕上げる

調理に欠かせない調味料は色々と用意しておくと便利です。ごま油やオリーブオイル、塩コショウ、鶏ガラスープやコンソメの素、インスタント味噌汁、わさびやにんにくチューブなどを揃えておけば、ある程度自分好みの味に仕上げられそうですね。

キッチンバサミは常備しておこう

食材を切る際には包丁を使いますが、まな板などがなくても野菜やお肉などをザクザク切れるのがキッチンバサミです。使い勝手がいいものなので、1つ常備しておくと良いでしょう。

車中泊でおすすめのカンタン料理

寒い季節にはあったか鍋料理

冬の車中泊におすすめなのは鍋料理です。スーパー等で売られている「カット野菜」と鍋つゆを使えば簡単に作ることができます。〆にお米や麺などで炭水化物を取れるのも嬉しいですね。寒い冬はキムチ鍋などにしてもいいでしょうし、体の芯から温まる鍋料理がオススメです。

お好きな具材を入れて簡単にできる炊き込みご飯

炊き込みご飯も人気のキャンプ飯ですね。今では「炊き込みご飯の素」がスーパーなどで販売されているので手軽に作ることができます。また、焼き鳥缶、サバ缶、イワシ缶などの缶詰を入れると具材とともに味付けもされるので、こちらもオススメの作り方です。車内でもガス器具やIHなどとクッカーがあれば簡単に作ることができるので、是非作ってみてください。

オリーブオイルで煮込むだけのアヒージョ

オリーブオイル、にんにく、鷹の爪、アヒージョの素をスキレットに入れ、弱火で加熱した後、エビやイカなどの海鮮やブロッコリー、マッシュルームなどのお好みの具材を投入すれば完成するアヒージョ。旅先で手に入れたご当地の食材を使うのも良いですし、お酒の肴にもばっちりな一品です。

いろんな食材を包んで焼くだけのホイル焼き

食材を包んで焼くだけで簡単に作れるのがホイル焼きです。オイルやスパイス、塩胡椒などをふりかけた魚、野菜などの具材を、アルミホイルにぎゅうぎゅうに包み中火にかけて、 あとは待つだけの簡単料理です。

あまり手をかけたくない朝食にもオススメなホットサンド

洗い物も出ず、のんびりしたい朝食にもオススメなホットサンド。ホットサンドメーカーと材料(食パンと具材)があれば作れてしまう、安い・美味い・速いの三拍子揃った料理です。朝食のコーヒーとの相性も抜群でしょう。

大人数での旅なら断然BBQ

外料理が可能な場合はBBQもおすすめです。特に大人数の旅の場合はみんなで楽しく料理を楽しむことができるので、思い出に残る体験になります。

キャンピングカーで思い出に残る食事を楽しもう

キャンピングカー旅の醍醐味ともいえる食事。特に自分で調理する場合は、調理器具も進化していますし、「〇〇の素」といった時短調理キットもたくさん発売されています。そういったものを活用しながら、簡単で美味しい料理を作っていきましょう。もちろん、旅先での外食もオススメです。そういった自由な旅もまた、キャンピングカー旅の魅力の一つですね。

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