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2026.07.11

ダッシュボードマットの効果と選び方|違反にならない使い方も解説

最終更新日: 2026.07.10

ダッシュボードマットは、夏の暑さや紫外線から車内を守る効果が期待できます。一方で、車種に合った形状や厚みを選ばないと、効果を実感しにくいアイテムでもあります。

さらに、置き方や使い方によっては前方の視界を妨げ、道路交通法

違反となる場合もあるため注意が必要です。

この記事では、効果や選び方を中心に、違反になるケースや2026年時点のルールについてもあわせて整理します。

ダッシュボードマットの効果|暑さ・照り返し対策

夏場の車内は高温となり、ダッシュボードも驚くほど熱を持つことがあります。さらに、直射日光がフロントガラスに反射し、視界に影響を及ぼすことも少なくありません。

ダッシュボードマットには、こうした暑さや光の問題をやわらげる効果が期待できます。

夏の車内温度と照り返しを抑える

夏場に直射日光が当たるダッシュボードは、表面温度が70〜80度ぐらいまで上昇します。マットを敷くことで、表面の温度の上昇をおさえる効果が期待でき、照り返しの軽減にもつながります。

車内に熱が溜まりにくくなることで、夏場はエアコンの効率アップにもつながるでしょう。

フロントガラスの映り込みと紫外線劣化を防ぐ

太陽光はダッシュボードで反射し、フロントガラスへ映り込むことがあります。光沢のある素材ほど影響は大きく、安全運転の妨げになることもあるでしょう。

そんな場合は、濃い色のダッシュボードマットが効果的です。光を吸収し、反射を抑えることで視界を確保してくれます。

また、太陽光に含まれる紫外線(UV)は長期間あたり続けることでダッシュボード表面のひび割れや色あせの原因になります。マットを敷くことで紫外線から表面を保護し、劣化の防止にも役立ちます。

失敗しないダッシュボードマットの選び方

ダッシュボードマットを選ぶ際は、見た目や価格だけでなく、安全性に関わるポイントもあわせて確認しておくと安心です。

ここではエアバッグがある場合の考え方や車種専用タイプと汎用タイプの違い、滑り止めや色選びの観点から選び方を整理します。

エアバッグ対応の設計を選ぶ

近年の車種では、助手席エアバッグがダッシュボード上面から展開する設計が多く見られます。メーカーの取扱説明書でも、ダッシュボード上に物を置いたり覆ったりしないよう注意喚起されています。

マットは展開部分にスリットが入った対応設計や車種専用設計を選びましょう。

車種専用タイプと汎用タイプの違い

ダッシュボードマットには、車種ごとの形状にあわせて作られた車種専用タイプと、汎用タイプがあります。それぞれに特徴があるため、優先度に応じて選ぶことが大切です。

項目車種専用タイプ汎用タイプ
フィット感形状にぴったり合う隙間やズレが生じやすい
エアバッグ対応スリット入りなど対応設計が多い対応の有無は商品ごとに要確認
価格帯やや高め比較的手頃
取り扱い車種限定的幅広い車種に対応

車種専用タイプはフィット感や安全性の面で安心感があるいっぽう、汎用タイプは手頃さと幅広い対応力が魅力です。

キャンピングカーなど特殊な形状の車両の場合は、車種専用品の有無を事前に確認しておくと失敗を避けやすくなります。

滑り止めと色で見た目と安全性を両立

設置後にマットがズレてしまうと、見た目だけでなく視界の妨げにもつながりかねません。裏面に滑り止め加工が施されたタイプを選ぶと、走行中のズレ防止に役立ちます。

また、「ダッシュボードマットはダサい」という意見もありますが、近年はスエード調の上質な質感やデザイン性の高い商品も増えており、インテリア性を重視した選び方も可能です。

濃色を選べば映り込みの軽減にもつながるため、機能性とデザイン性を両立しやすくなります。なお、DIYでオリジナルを作る選択肢もありますが、サイズやエアバッグ部分への調整が難しいため、慣れてない場合は専用設計の商品を選ぶことをおすすめします。

ダッシュボードマットは違反になる?車検と2026年のルール

ダッシュボードマットは、敷くこと自体が違反になるわけではありません。

判断の根拠は、道路運送車両の保安基準(第21条)と、その細目を定める告示第105条の前方視界基準です。運転者席から前方の一定範囲にある高さ1m・直径0.3mの円柱(6歳児を想定した大きさ)を見通せることが求められており、マットが視界をさえぎらなければ問題ありません。

注意が必要なのは、マットそのものよりも上に物を置いたり、マットがずれたりする使い方です。

次のようなケースは前方の視界を妨げ、道路交通法第55条第2項が定める、視野を妨げる積載の禁止に抵触する可能性があります。

  • 厚みや高さのあるマットで前方の視界がさえぎられる場合
  • ダッシュボードの上に置物やスマホホルダーなど背の高い物を置く場合
  • マットや上に載せた物がずれて、視界や運転操作の妨げになる場合
  • 走行中に物が滑り落ちて、運転の妨げになる場合

これらに該当すると、違反点数1点に加え、普通車であれば反則金6,000円(大型車は7,000円、原付などは5,000円)の対象となりうる点には注意が必要です。

車検においても前方視界基準は確認されるため、検査時にマットや設置物の状態が影響する場合があります。大切なのは敷くこと自体ではなく、視界を妨げないことと、マットや物がずれない工夫をしておくことです。

まとめ:ダッシュボードマットの選び方

ダッシュボードマットは熱と紫外線からダッシュボードを守る一方、設置位置や置き方によっては前方視界の妨げとなり、保安基準に触れるおそれがあります。

選ぶ際は、視界を妨げない厚みや形状であること、エアバッグの展開部分を覆わない対応設計であることを基準にします。取扱説明書で設置の可否も確認しておくと安心です。

あわせて車種専用設計や滑り止め付きの製品を選べば、ズレや映り込みもおさえられます。

安全基準を踏まえた製品選びをすれば、見た目と機能を両立しながら長く安心して使用できます。

souharu

キャンピングカーを所有者し、豊富なビジネス経験をベースに、年間100本以上執筆。
法律・ビジネス・AI・車・介護など幅広いジャンルに精通している敏腕ライター。

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