2026.03.24
違反にならない車用カーテンの選び方とは?タイプ別おすすめと車検の注意点
最終更新日: 2026.03.24
車内の目隠しや日差し対策、車中泊などに便利な「車用カーテン」。
しかし「取り付けると違反になるのでは?」「車検は通るの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
実際、取り付ける場所や使い方によっては注意が必要なケースもあります。
この記事では、違反にならない車用カーテンの選び方をわかりやすく解説。
タイプ別の特徴やおすすめの商品、サンシェードとの違い、100均でできる簡単DIYまで幅広く紹介します。
車用カーテンとは?メリットと活用シーン

車用カーテンとは、車の窓に取り付けて外からの視線や日差しを遮るアイテムです。
最近はアウトドアや車中泊が人気なこともあり、取り付ける人が増えてきました。
車用カーテンの主なメリットは次のとおりです。
- 外からの視線を遮り、プライバシーを守れる
- 日差しや冷気を防ぎ、車内温度を調整しやすくなる
- 車中泊や仮眠時の目隠し、防犯対策として使える
特に車中泊の際は、安心・安全の面で必須のアイテムといえるでしょう。また、乳幼児への授乳や車内での着替えなど、カーテンがあることでプライバシーを確保できる場面もあります。
車用カーテンには、マグネットや吸盤などさまざまな取り付け方法があり、車種専用のものから汎用タイプまで多くの商品が販売されています。
用途や使うシーンに合わせて選ぶことで、車内での快適性を大きく高められるでしょう。
車のカーテンは違反?車検や法律のポイント

車用カーテンは、取り付ける場所や利用方法によって違反になる可能性があります。
特にフロントガラスから運転席周りは視界確保が求められるため注意が必要です。
意外に知られていない車用カーテンの違反や車検のポイントを、窓の位置ごとに分かりやすく解説します。
運転席・助手席のカーテンは違反になる可能性がある
運転席や助手席の窓にカーテンを取り付ける場合は注意が必要です。
たとえば、走行中にカーテンを閉じていたり、外から見て閉じているように見える状態だったりすると「道路交通法第55条第2項」として違反を取られる可能性があります。

出典:佐賀県警察
また、運転席と助手席の窓は保安基準によってガラスの透過率や視界の確保が定められており、基準を満たさない場合は車検にとおりません。
特にカーテンレールで固定するタイプは、レール自体が視界を妨げる装備と判断されることもあり、車検時に取り外しを求められるケースもあるようです。
カーテンを取り付ける際は、固定方法や車検への影響も確認したうえでおこないましょう。
後部座席のカーテンは基本OK
後部座席やリアガラスのカーテンは、取り付けはもちろん、走行中に閉めていても基本的に法令違反にはなりません。車検でも問題になるケースは少ないでしょう。
取り付けておくことで、車中泊や休憩中のプライバシー確保はもちろん、日差し対策としても便利に使えます。
ただし、法令上問題がないからと安心せず、後退時など安全運転の支障になる場合は開けて利用するようにしましょう。
車用カーテンとサンシェードの違い

出典:amazon
車の目隠しや日差し対策としてよく使われるアイテムは、カーテンの他に「サンシェード」があります。
カーテンとサンシェードにはどのような違いがあるのでしょうか。
主な特徴を比較すると、次のようになります。

インテリアとしてカーテンの雰囲気が好きな場合や、車中泊などで頻繁に目隠しを使う場合は、レール式のカーテンを取り付けておくと便利です。
一方、サンシェードは車種専用のものを選ぶことで、デザイン性・遮光性ともに高い効果が期待できます。
目的に合わせて選ぶだけでなく、フロントガラスや運転席・助手席はサンシェード、後部座席はカーテンというように組み合わせて使うのも有効な方法です。
車用カーテンの選び方|4つのタイプとおすすめ
車用カーテンにはいくつかの種類があり、取り付け方法や使い勝手がそれぞれ異なります。車中泊でしっかり目隠しをしたいのか、日差し対策として手軽に使いたいのかによって、向いているタイプは異なります。
ここでは、車用カーテンの主な種類とそれぞれの特徴を紹介します。
車用カーテンの種類と特徴を比較
車用カーテンは取り付け方法によっていくつかのタイプがあります。
主なタイプの違いを比較すると、次のようになります。

車用カーテンは、利用頻度と取り付け方法を基準に選ぶと分かりやすいでしょう。
車中泊などで頻繁に使う場合はレールタイプやロールタイプ、必要なときだけ使うならマグネットタイプや吸盤タイプが向いています。
さらに、タイプだけでなく遮光性・サイズ・収納のしやすさも確認しておくと失敗が少なくなります。
遮光性の高い生地を選べば外からの光を遮りやすく、窓サイズより長めのものを選ぶと隙間からの光を防ぐことが可能です。
取り外して収納できるタイプもあるため、何を重視するかによって選ぶとよいでしょう。
次からは、それぞれのタイプのおすすめ商品を紹介します。
レールタイプのおすすめ|デザイン性と遮光性に優れたD.A.D

出典:amazon
カスタムパーツブランドとして人気が高いD.A.D(ディーエーディー)のレールタイプカーテンです。
UVカット機能のある生地を採用しており、外からの視線を遮るだけでなく車内の日差しや温度上昇の対策にも役立ちます。カーテンレール式のため開閉もスムーズで、必要なときにさっと閉められるのもポイントです。
また、この商品はデザイン性の高さも特徴。光沢のある素材に加えて、チェーンなどの装飾パーツが付いたスタイリッシュなデザインも魅力です。

使わないときはタッセルで束ねてまとめておけるため、車内をすっきり見せたい人にも向いています。
マグネットタイプのおすすめ|簡単取り付けで最上級の遮光性

出典:amazon
マグネットで窓枠に固定するタイプで、工具を使わず手軽に取り付けられる車用カーテンです。UVカット率99%・遮光1級の生地を採用しており、外からの視線を遮るだけでなく日差し対策としても使えます。
粘着テープを使わないためガラスに跡や汚れが残りにくく、取り外しも簡単です。
ただし、窓枠付近がアルミ素材の車などでは磁石が付かない場合もあります。購入前に身近な磁石で窓枠に付くかどうか試してみると安心です。
吸盤タイプのおすすめ|値段も手ごろな簡易アイテム

出典:amazon
ガラスに吸盤で固定するタイプの車用カーテンで、工具を使わず手軽に取り付けられるのが特徴です。メッシュ生地を採用しているため日差しを和らげながら車内のプライバシーを確保できます。
価格も比較的安く、カー用品店だけでなく100円ショップなどでも似たタイプの商品が販売されています。
遮光性などは他のタイプに劣るため、簡易的なものとして利用するのがおすすめです。
ロールタイプのおすすめ|フロントガラスをスタイリッシュにカバー

出典:amazon
フロントガラスに取り付けて使うロールタイプのサンシェードで、使うときだけ引き出して利用できるのが特徴です。使用後は自動巻き上げでコンパクトに収納できるため、車内をすっきり保てます。
フロントガラスから入る強い日差しを遮ることで、駐車中の車内温度の上昇を抑える効果も期待できます。停車中の車内温度対策として使いやすいアイテムです。
なお、購入の際は「車の幅」と「車検適合」を基準に商品を選ぶことが重要です。
サイズが合わないと取り付けできない場合があり、製品によっては車検に影響する可能性もあるため、購入前に商品説明をよく確認しておきましょう。
車カーテンは自作できる?100均で作る3つの方法

車用カーテンを付けてみたいけれど「できるだけお金をかけたくない」、「とりあえず試して効果を実感して」といった人もいるでしょう。
そんな場合は、100円ショップの材料をベースにカーテンを作る方法もあります。
市販品に比べると遮光性や耐久性が劣るケースもありますが、一時的な目隠しや簡単な日差し対策としては利用可能です。
ここでは、100均の材料で簡単に作れるカーテンを3つ紹介します。
マグネットで作る車カーテン
布を窓のサイズに合わせて用意し、端にマグネットを取り付けるだけで、簡単にカーテンを作れます。
用意するもの
- カーテンや布
- マグネットテープ(または小型磁石)
- 両面テープまたは接着剤(磁石を布に固定するため)
- ハサミ
特徴・メリット
- 工具を使わず簡単に取り付けられる
- 必要なときだけ取り付け・取り外しできる
- 車中泊や目隠しとして使いやすい
注意点
車種によっては窓枠が樹脂やアルミ素材で、マグネットが付かない場合がある。
突っ張り棒で作る車カーテン
窓枠に突っ張り棒を設置し、そこにカーテンや布を通すだけで簡単に車用カーテンを作れます。突っ張り棒の取付位置や安定性など十分な事前確認が必要です。
用意するもの
- 突っ張り棒
- カーテンや布(カフェカーテンなど)
- カーテンリング(必要に応じて)
特徴・メリット
- しっかり固定できるため目隠し効果が高い
- カフェカーテンの用なリング式のカーテンが便利
- ミニバンや軽バンなど窓の大きい車でも使いやすい
注意点
走行中は外れる可能性があるため、基本的には停車中の使用を前提にするのがおすすめです。
クリップで作る簡易カーテン
急にカーテンが必要になった場合、布やタオルをクリップで固定するだけで、簡易的な車用カーテンが作れます。
用意するもの
- タオルや布
- 洗濯バサミまたはダブルクリップ
特徴・メリット
- 特別な材料がいらずすぐに用意できる
- とりあえず目隠ししたいときに便利
- 着替えや仮眠など一時的な用途に使いやすい
注意点
固定力が弱く隙間もできやすいため、遮光性や安定性はあまり高くありません。本格的な車中泊用というより、急な目隠しとして使う方法です。
まとめ

車用カーテンは、プライバシーの確保や日差し対策、車中泊などさまざまなシーンで役立つ便利なアイテムです。
ただし、取り付ける場所や使い方によっては法律や車検に影響する場合もあるため、運転席や助手席周りは十分に確認したうえで設置しましょう。
また、車用カーテンにはレール・マグネット・吸盤・ロールなどさまざまなタイプがあり、利用頻度や用途によって向いているものが変わります。頻繁に使うならレールタイプ、手軽さを重視するならマグネットタイプなど、自分の使い方に合ったものを選ぶことが大切です。
車の使い方に合ったカーテンを選ぶことで、車内の快適さやプライベート空間は大きく変わります。自分に合った車カーテンを取り入れて、より快適なカーライフを楽しんでみてください。