2026.02.21
キャンピングカーの値段相場は?新車・中古の平均価格から安く買う方法まで解説
最終更新日: 2026.02.21
キャンピングカーの値段は、普通自動車と同じくらいのものから1,000万円を超えるものまで幅広くあります。今回の記事ではそんなキャンピングカーの新車と中古の値段や維持費を解説していきます。
キャンピングカーが気になっている方は、キャンピングカーの車種ごとの値段や装備の違いを知り、自分の理想に合う車種を見つけてみてください。
【新車・中古車別】キャンピングカーの相場と特徴
代表的な車種の新車と中古それぞれの値段相場は以下のとおりです。
| 車種タイプ | 新車相場 | 中古車相場 | 代表車種 |
|---|---|---|---|
| 軽キャンパー | 200〜400万円 | 60〜260万円 | エブリィ、N-BOX、軽トラ |
| トラキャン | 200〜500万円 | 150〜400万円 | タンドラ、タイタン、ハイラックス |
| バンコン | 400〜800万円 | 200〜600万円 | ハイエース、キャラバン、ステップワゴン |
| キャブコン | 800〜1,200万円 | 300〜1,200万円 | カムロード |
| バスコン | 1,200〜2,000万円 | 1,000〜1,500万円 | コースター、リエッセⅡなど |
| フルコン | 1,000〜2,000万円超 | 1,500万円〜 | ベンツ・スプリンター、デュカトなど |
| キャンピングトレーラー | 300〜1,000万円 | 200〜800万円 | タコス、CORO、TAMA-Tなど |
ここからは分かりやすく、キャンピングカーの種類別に軽キャンパー・トラキャン・バンコン・キャブコン・バスコン・フルコン・キャンピングトレーラーの順にそれぞれの値段の相場と特徴を紹介します。
軽キャンパー(軽自動車)の値段
軽自動車をベースにしたキャンピングカーは、新車で200〜400万円、中古なら60〜260万円と手頃な価格帯が魅力です。
スズキ・エブリィやホンダ・N-BOXをベースにした車種が人気で、普通免許で運転でき維持費も安価。税金は年間約1万円、車検も2年毎で経済的です。
ただし居住スペースは限られるため、ソロキャンプや2人旅に最適と言えるでしょう。

給電くんポップアップルーフ 値段238万円〜
ベース車:スズキエブリィワン
乗車定員:4名
就寝定員:4名
トラキャンの値段
ピックアップトラックの荷台に居住用のキャンパーシェルを積載するトラキャンは、シェル部分のみなら新車200〜500万円、中古なら100〜300万円と比較的リーズナブルです。
ただしベース車両(タンドラ、タイタンなどのピックアップトラック)が別途必要で、トータルでは500〜800万円程度の予算が必要です。
最大の魅力はキャンパーシェルを脱着できる点で、普段は普通のトラックとして使用し、週末だけキャンピング仕様にできます。就寝定員は4〜5名、シェル内は意外に広く快適です。

J-cabin F 値段300万円〜
適合ベース車:タンドラ、タイタン、他
就寝定員:5名
バンコンの値段
トヨタ・ハイエースや日産・キャラバンをベースにしたバンコンは、新車で400〜800万円、中古なら200〜600万円が相場です。
普段使いと旅行の両立を求める層に圧倒的人気で、外見は商用バンそのままなので街中でも違和感なく駐車できます。乗車定員5〜8名、就寝定員3〜4名と家族旅行にも対応できる広さがあり、内装のアレンジ幅が広いのも魅力です。

ヴォーノ 値段492万円〜
ベース車:ハイエースロングワゴンGL
乗車定員:5名
就寝定員:3名
キャブコンの値段
キャブコンとはキャブ(トラックの運転席部分)をコンバージョン(改造)したキャンピングカーです。新車で800〜1,500万円、中古でも300〜1,200万円と高額ですが、THE・キャンピングカーと呼ばれる存在感と居住性が魅力です。
ベース車両はトヨタ・カムロードが主流で、運転席上部のバンクベッドが特徴的です。乗車定員4〜7名、就寝定員3〜6名と広々とした空間で長期旅行も快適に楽しめます。

クレソンジャーニー 値段771万円〜
ベース車:カムロード
乗車定員:7名
就寝定員:6名
バスコンの値段
マイクロバスをベースにしたバスコンや、全てをゼロから設計するフルコンは1,500万円を超える高級モデル。トヨタ・コースターベースのバスコンは1,200〜1,900万円、メルセデス・ベンツなど輸入車ベースのフルコンは2,000万円超も珍しくありません。
全長6m以上の広大な居住スペースで乗車定員10名クラスもあり、まさに「動く家」「高級ホテル」の快適性を実現。家庭用エアコン、大型冷蔵庫、シャワー・トイレ完備、高性能ソーラーパネルなど、フル装備が標準的です。

ランドホームコースター 値段1,375万円〜
ベース車:コースター
乗車定員:10名
就寝定員:5名
フルコンの値段
フルコン(フルコンバージョン)は、エンジンとトランスミッション以外のすべてをキャンピングカーメーカーが一から設計・架装した最高級モデルで、価格は新車1,000~2,000万円超、輸入車では3,000万円以上も珍しくありません。
ベース車両の制約がないため居住空間の設計自由度が極めて高く、まさに「動く高級マンション」の快適性を実現。メルセデス・ベンツやフィアット・デュカトなど欧州製ベースの輸入車が人気で、内装の高級感、断熱性能、静粛性は他のタイプを大きく上回ります。家庭用エアコン、大型キッチン、フルサイズのシャワールーム、高性能電気システムなど最高級装備が標準です。

B-Klasse MasterLinel 値段2,398万円〜
ベース車:Mercedes-Benz
乗車定員:4〜5名
就寝定員:4〜5名
キャンピングトレーラーの値段
居住部分を牽引するトレーラータイプは、車両本体価格が意外にリーズナブルで新車300〜1,000万円、中古200〜800万円が相場です。原動機を持たないため車両価格が自走式より安く、税金や車検費用も抑えられます。
750kg以下の小型モデルは牽引免許不要で普通免許でけん引可能、軽自動車や普通乗用車でも対応できるのが魅力です。目的地でトレーラーを切り離せば、牽引車を普通車として使えるメリットもあります。

CORO 値段220万円〜
就寝定員: 2人or4人(2段ベット利用時)
用途・目的別のオススメなキャンピングカー
キャンピングカーを見ていると、あれも良い、これも良い、と次から次へ良いものがたくさんで余計に迷ってしまうかもしれません。そんな時は、まず「用途」や「目的」をはっきりさせておくことでピッタリの1台を選べます。
ソロキャンプ・一人旅
1人で気軽な旅を楽しみたい方は、軽キャンパーやバンコンがおすすめです。荷物が多い方や広めの空間が欲しい方はキャブコンの中でも少しコンパクトなタイプだと1人でちょうどよいサイズかもしれません。
軽キャンピングカーのおすすめは、以下の記事で解説しています。
カップルや夫婦のふたり旅
2人旅なら、バンコンや キャブコンがおすすめです。特にどんな2人旅をしたいか?でそれぞれに合う形が変わってきます。
1週間や1ヵ月以上など、長期の旅はバンコンやキャブコンを選ぶと快適に過ごせます。ジャパンキャンピングカーショー2024に登場したキャブコンは、以下の記事で紹介しています。
ファミリーやグループで使いたい
ファミリーやグループで使う際は、フルコンやバスコンがおすすめです。車内が広いだけではなく、キッチンやエアコンなどの装備も充実しています。運転には準中型免許以上が必要になるため、免許には気をつけましょう。
大型キャンピングカーのおすすめは、以下の記事で解説しています。
キャンピングカーを安く購入するためのポイント!

キャンピングカーは高額な買い物ですが、賢く購入すれば数十万〜数百万円のコストダウンが可能です。主なコツは「中古車・型落ちモデルを狙う」「金利の安いオートローンを活用する」「リセールバリューを意識して車種を選ぶ」の3つです。
中古車・型落ちモデルを狙う
中古車購入は効果的なコストダウン方法です。新車で1,000万円のキャブコンが、5年落ちなら700〜800万円、10年落ちなら400〜600万円と半額近くになるケースもあります。
中古購入のポイントは、以下の4点です。
- 専門店での購入(アフターケアが重要)
- ベース車両の走行距離だけでなく架装部分の状態を確認
- 水漏れや電気系統の動作チェック
- メンテナンス履歴の確認
また、展示車(ショーモデル)の売却品も狙い目で、ほぼ新車状態なのに2〜3割引で購入できるチャンスがあります。
金利の安いオートローンを活用する
キャンピングカーの購入には多くの方がオートローンを利用しますが、金利の違いで総支払額が数十万円変わります。例えば800万円を5年ローンで組む場合、金利2%なら総額約841万円(利息約41万円)ですが、金利5%なら約906万円(利息約106万円)と約65万円の差が生じます。
銀行や信用金庫のマイカーローンなら1〜2%台の低金利が期待できます。
リセールバリューを意識して車種を選ぶ
キャンピングカーは車種によってリセールバリューが大きく異なり、キャブコンやハイエースベースのバンコンは5年経過しても新車価格の70〜80%で売却可能なケースが多数あります。例えば1,000万円で購入したキャブコンを5年後に700万円で売却できれば、実質300万円(年間60万円)の負担で済みます。
高リセール車種の特徴は、メンテナンス履歴が明確、走行距離が少ない、装備が充実しているなど。購入時からメンテナンスをしっかり行い、記録を残すことが将来の高額売却につながります。
キャンピングカーの値段が変わる3つの要素!
キャンピングカーの価格は、ベース車両、架装・内装のグレード、オプション装備の3要素で大きく変わります。それぞれの要素でどのくらい値段が変わるのか解説します。
ベース車両(軽・バン・トラック)
ベース車両は価格の土台を決定づけます。軽自動車(エブリィ、N-BOXなど)なら新車100〜150万円程度、ハイエース・キャラバンなら新車240〜450万円、トラックベースのカムロードなら新車800万円台後半から購入できます。
さらに同じハイエースでもガソリン車とディーゼル車で約50万円の差があり、ディーゼルは燃費が良く長期的にはお得ですが初期費用は高め。2WDと4WDでも数十万円の違いが生じます。
架装・内装のグレード
架装(キャンピング仕様への改造)と内装のグレードが価格に与える影響は大きく、同じベース車両でも100万円以上の差が出ます。
断熱施工の質は快適性を左右する重要要素で、しっかりした断熱材と施工を選ぶと夏冬の車内環境が劇的に改善しますが、その分コストも上昇します。家具の材質も合板か無垢材か、造作の精度はどうかで価格が変わり、高級モデルでは職人による手作り家具が使われることもあります。
オプション装備(トイレ・エアコン・電気)
オプション装備の選択が最終価格を大きく左右します。家庭用エアコンは20万円〜で快適性が格段に向上しますが、それを動かすための大容量サブバッテリー(リチウムイオン電池1個数十万円×複数個)、ソーラーパネル(数十万円)、走行充電システムなど電気系統のトータルコストが膨らみます。
トイレ・シャワー設置は給排水タンクや温水システムも必要で、セットで数十万円規模。優先順位をつけて本当に必要な装備を選びましょう。
キャンピングカーと乗用車を比較すると税金はどのくらい安いの?

キャンピングカーを購入した後は維持費も気になりますよね?
維持費の一つとして「税金」があります。キャンピングカーの税金には、普通の乗用車と同様に毎年かかる「自動車税」と車検の際にかかる「自動車重量税」がありますので、それぞれ見ていきましょう。
自動車税
自動車税は、毎年納める必要がある税金で、車の用途や総排気量によって納税額が変わります。キャンピングカーは、多くのものが「8ナンバー」に分類されるため、乗用車と比較すると20%程度税金を抑えることが可能です。
自動車重量税
自動車重量税は、車検毎に発生する税金です。車検は、乗用車の場合は初回3年に1回、2回目以降は2年に1回となり、8ナンバーのキャンピングカーは2年に1回必要です。
自動車重量税は、名前の通り車体の重量によって納税額が変わります。8ナンバーのキャンピングカーは人や荷物などを載せた「車体総重量」で判断され、1tごとに納税額が変わります。税率はあまり高くなく、キャンピングカーは乗用車より重量はありますが、そこまで高額にはならないでしょう。
購入する前に!まずはキャンピングカーを体験してみよう

キャンピングカーを購入したいと思ったら、まずは体験することがおすすめです!実際に、見て、触れて、体感することで理想のキャンピングカーを見つけるヒントになるでしょう。キャンピングカーを体験する方法を紹介します!
体験方法①キャンピングカーレンタル
キャンピングカーレンタルをすることで、実際の乗り心地や運転、居住スペースで暮らす様子がわかります。キャンピングカーを購入後にどんな風に使いたいかによってもその人に合うキャンピングカーのタイプは変わります。また、必要な装備を考えるヒントにもなります。気になる車があったらぜひレンタルしてみましょう。
都内のキャンピングカーレンタルショップ
【wonderwall 八王子店】
キャブコン/クレソンボヤージュ ¥23,000円〜
関西のキャンピングカーレンタルショップ
【バンライフレンタカー大阪店】
キャブコン・バンコン/パタゴニア・ハイエースなど¥9,800円〜
北海道のキャンピングカーレンタルショップ
【KRGANI VAMP】
キャブコン/ZIL520・コルドリーブス¥19,800円〜
【TOMO CAMPERS】
軽キャン・キャブコン/バモス・セレンゲティ・コルドバンクスなど¥7,700円〜
九州のキャンピングカーレンタルショップ
【CANTAL福岡西店】
キャブコン/C-LH・ジルなど¥13,200円~
体験方法② キャンピングカーイベントへ足を運ぶ
キャンピングカー購入前に気軽に体験する方法として、キャンピングカーイベントに参加することもおすすめです。キャンピングカーイベントでは一度にたくさんのキャンピングカーを見て体験しながら比較することができます。これから開催予定のイベントは、以下の記事で解説しています!
まとめ
キャンピングカーは車種によって種類も装備もたくさんあり、値段の幅も広いです。値段だけではわからないことも、実際に見て触れて体験してみると、自分にとって何が必要か、どこにお金をかけるべきかが見えてきます。ぜひ、これからのキャンピングカー選びの参考にしてください。
キャンピングカーのメリット・デメリット記事はこちらの記事もご覧ください。













