2025.11.12
【アジアNo.1】トイファクトリー、FIAT DUCATO販売台数でアジア太平洋地域トップを記録
最終更新日: 2025.11.12
日本を代表するキャンピングカーメーカー「トイファクトリー」が、世界的自動車グループ・ステランティスより、FIAT PROFESSIONALブランドにおけるアジア太平洋地域最優秀ディーラー賞を受賞しました。
国内だけでなくアジア・オセアニアを含む広大な地域で販売実績No.1を達成し、メーカー兼ディーラーという“二刀流スタイル”での受賞は、極めて異例の快挙です。
タイ・バンコクで開催された授賞式で栄誉を受賞

2025年11月、タイ・バンコクで行われた「インドアジアパシフィックリージョンディーラーアワード」で表彰されたトイファクトリー。
会場にはアジアやオーストラリア各国の代表ディーラーが集い、Zoomでは27ヶ国が同時参加。
その中でトイファクトリー代表の藤井昭文氏と息子の藤井太一氏が登壇し、親子でスピーチを披露。
「He is my son.」という言葉には会場が大きな拍手に包まれました。
メーカー×ディーラーの二刀流で成し遂げた“異例の受賞”

今回のアワードは、FIAT DUCATOの販売台数においてアジア太平洋地域で最も優れたディーラーを称えるもの。
通常は自動車ディーラーが受賞する賞ですが、トイファクトリーは“自社で架装し、自社で販売する”独自モデルを展開。
「ものづくり」と「販売」の両輪で成果を上げたことが、今回の評価につながりました。
FIAT DUCATO日本導入からわずか3年でアジアNo.1へ

FIAT PROFESSIONAL DUCATOの日本正規導入を実現したのは、藤井代表の10年以上にわたる情熱と交渉の結果。
イタリア現地との信頼関係を築き上げ、2022年に正式ディーラー契約を締結。
そして導入からわずか3年で、アジア太平洋地域販売台数No.1という快挙を成し遂げました。
これは、FIAT DUCATOの高性能と日本市場の需要を的確に結びつけたトイファクトリーの戦略の勝利です。
トイファクトリーが生み出す、日本仕様のデュカトキャンピングカー

FIAT DUCATOは、欧州でRVベース車両の約7割を占める人気モデル。
その圧倒的な走行性能と広大なキャビンスペースに、トイファクトリーならではの高断熱施工や日本の四季に合わせた設計を融合。
快適な旅を支える独自技術


- 断熱セラミック塗装:独自の高断熱技術を搭載し、車内温度を快適に保つ
- 天然羊毛断熱材:結露防止・湿度調整に優れた自然素材
- 軽量家具設計:欧州スタイルの洗練された軽量家具を独自採用し、走行性能と燃費を両立
- 運転席足元エアダクト:欧州では標準装備されない日本の冬を想定した運転席足元への独自のエアコン送風ダクトを設置。
こうした“日本のためのデュカト”を作り続ける姿勢が、世界基準での評価につながりました。
人気モデル紹介:Brugge/DA VINCI/gioia
- Brugge(ブルージュ)
6mクラスのL3H2ベース。乗車5名・就寝4名。ファミリー層から絶大な支持を得ています。

- DA VINCI 6.0/5.4 [30th LIMITED EDITION]
洗練されたデザインと家庭用エアコンを搭載した快適仕様。小山さんに贈呈された車としても有名です。

- gioia(ジョイア)
2025年2月発表の最新ファミリーモデル。トイファクトリーの技術の結晶です。

いずれのモデルも「動く高級ホテル」と称される上質な車内空間を備え、快適で安全なキャンピングカーライフを提案しています。
ディズニーとのコラボカーも


トイファクトリーのこれから

— 世界基準のものづくりを日本から —
今回の受賞は、トイファクトリーが世界的な視野で挑み続ける姿勢の証。
藤井代表は授賞式で次のように語りました。
「日本のユーザーに、世界で一番快適なキャンピングカーを届けたい」
トイファクトリーは、これからも“旅する暮らし”をより豊かにするために、FIAT DUCATOをはじめとする欧州ベース車両の新モデル開発を進めていきます。
会社情報
株式会社トイファクトリー
岐阜県可児市に本社を構え、トヨタ・ハイエースおよびFIAT DUCATOベースのキャンピングカー製造で国内トップシェア。
創業30周年を迎える2025年には、特殊車両「MARU MOBI」やウォーターレストイレ「clesana」など、多様なモビリティ製品を展開中。
トイファクトリーの挑戦は、ここからが本番。
日本発・世界基準のキャンピングカー文化が、また一歩進化を遂げました。