CAMPINGCAR LIFE

2025.08.28

東京キャンピングカーショー2025|注目の新車がすごかった

最終更新日: 2025.08.29

2025年7月26日〜27日に開催された「東京キャンピングカーショー2025」では、話題の新型キャンピングカーが複数展示され、来場者の注目を集めました。走行性能や内装レイアウト、最新装備にいたるまで、今後のトレンドを感じさせる新モデルが多数登場。とくに、新たに発表されたプロトタイプや限定モデルは、多くのキャンピングカーファンから熱い視線が注がれていました。

新型キャンピングカーの多くは、走行性能や内装レイアウト、最新装備の各面で、今後のトレンドを予感させる仕上がりとなっていました。

ニューモデル展示車両の前には、細部までチェックする熱心な来場者の姿も多く見られました。この新型キャンピングカーの注目ポイントをお届けします。

「Pablo」(katomotor)

PABLO PICASSO生誕145周年とkatomotor創業70周年を記念して生まれた特別モデルが注目されていました。限定5台ということで、その希少性も高いのですが、インテリアにピカソの絵画をイメージしたグラフィックがインテリアに描かれており、他のキャンピングカーと明らかに違う雰囲気を感じます。

「家では絵画を飾って空間を彩ることがあるのに、キャンピングカーではそうした感覚が取り入れられていない」——そんな気づきから、キャンピングカーに新しいスタイルを取り入れるべく、今回のコラボレーションが企画されたといいます。

クルマはハイエースのワイド、ロング、ハイルーフです。「この仕様ならミドルルーフまでのはず」と感じた方もいるかもしれません。実は、カトーモータースでは独自の架装技術によってハイルーフ化を実現しているのです。運転のしやすいロングボディでありながら、車内で立って移動できるほどの天井高を確保しています。

セカンドシートの展開時は電動で動くようになったり、リチウムイオンバッテリーが400Ahも載せられているなど、キャンピングカーとしても高スペックです。

「michikusa」(ダイレクトカーズ)

その名前の通り、みちくさをする感覚で気軽に車中泊体験を提供してくれるのが、ダイレクトカーズのmichikusaです。シンプルなインテリアレイアウトですが、しっかりと快適装備も備わっています。DC12Vクーラーがリアサイドに取り付けられていて、リビングエリアには、ハイバック仕様のシングルシートが2脚採用されています。

ベッドメイクも簡単で、ベンチシートの背もたれを移動し、シングルシートを倒しこむことで、リア全体がフルフラットベッドに早変わりします。フロント側にギャレーなどをまとめたので、フラットベッド展開の状態でも、ギャレー、冷蔵庫、電子レンジなどが使えるようになっています。

普段使いをしながら、気軽に本格的なキャンピングカーライフを楽しめる1台です。

「Brugge」(TOY-FACTORY)

フィアットデュカトをベースにしたモデルで、ファミリーで快適に旅をすることをコンセプトに開発されたブルージュ。L3H2というボディサイズで、全長は約6m。その余裕のスペースにファミリーが快適に過ごせるレイアウトを展開しています。

なかでも来場者の目を引いていたのが、リアの二段ベッド。キャンピングカーで二段ベッドと聞くと、シングルが上下に2つというイメージですが、このブルージュはダブルベッドの二段ベッドになっています。4人家族全員が寝られるベッドが常設されているのです。

フロントシートを回転させることでリビングエリアが広がり、より快適な室内空間を実現しています。マルチルームには水を使わないトイレ「クレサナ」が設置され、セカンドシートの間にちょっとした荷物置きに使えるスペースを確保しています。

ファミリーでの利用を想定したレイアウトや設備が、キャンピングカーとしての快適性をさらに高めています。

「DキャンパーREVOプロトタイプ」(グランドモーター)

デリカD:5の車中泊キットを販売してきたグランモーターが、車内での快適性を追求した進化版のプロトタイプモデルを展示。サブバッテリー80Ahとインバーター、そして、LEDライトを標準装備として、よりキャンピングカーに近い仕様へと進化しています。

最大の特徴はセカンドシートにREVOシートを組み込んだこと。これまで、純正シートの上にフロアとなるボードを置いていたのですが、その分、床の高さが上がってしまい、天井までの距離が近かったといいます。

そこで、思い切ってREVOシートを採用することで、床は必要最小限の高さのみとなり、空間の広さを確保しています。リアでテーブルを挟んで座ったり、レイアウトのアレンジが多彩になったこともあり、普段使いの延長で自然に車中泊が楽しめる1台に仕上がっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今年も様々な新車が勢揃いした東京キャンピングカーショー。来年もどんな新型車が出るか、今から楽しみです。

CAM-CAR | キャンカー編集部