強者が大集結！くるま旅クラブ初イベント「ジャパンキャンピングカーラリー2022」参加レポート

最終更新日: 2023.01.06

くるま旅クラブ主催の記念すべき第1回イベント「ジャパンキャンピングカーラリー2022（以下、JCCR2022）」は、全国各地に選定されたスポットを巡り、スタンプを集めながらご当地を楽しみゴール地点へ向かう、というものです。

北は札幌、南は福岡から、クルマ旅を楽しむオーナーが、ラリーのゴール地・長野県へ集合しました！

今回は、わたしたち『ガタガタGOGO【キャンピングカーライフ】』が、イベントに参加した様子をご紹介します！2023年も開催されるとのことなので、気になる方は公式HPをチェックしてみてくださいね。

「くるま旅クラブ」とは

くるま旅クラブは、キャンピングカー・ビルダー、ディーラーが加盟する一般社団法人日本RV 協会(JRVA) の子会社の「くるま旅クラブ株式会社」が運営する「キャンピングカーのオーナーズクラブ」です。2001年「くるま旅事務局」が発足し、2014年「くるま旅クラブ」へ名称変更され、21年の歴史があります。

近年は「車中泊ブーム」の陰で、さまざまなトラブルを見聞きする機会も増えました。そんな中、安心してクルマ旅の道中で堂々と車中泊できる駐車場を紹介するなど、会員特典が盛りだくさんなクラブです。

「JCCR」は、こんなイベントです

初のくるま旅クラブ主催イベント「ジャパンキャンピングカーラリー2022」が2022年11月11日〜27日の約2週間かけて開催されました。イベント内容は、キャンピングカーイベント初となる「スタンプラリーをしながら全国の旅スポットを楽しむ」というもの。さらに会期中のくるま旅のコース設定は自由自在と、前代未聞！

住宅地図で有名なゼンリンの道ゆきアプリを使ってスタンプを集め、初級・中級・上級ランクのクリアを目指すイベントです。スタンプラリーは、withコロナ禍のクルマ旅と相性抜群の「現地でスマホ画面をタップしてスタンプをゲットする」という画期的なスタイルでした。

約2週間の期間中、好きなタイミングで出発できて、自宅に帰って出直すのも自由。フリースタイルで行われ、ゴール会場の長野県では本物のラリー会場さながらのゴールアーケードで記念撮影もありました！ゴールゲートでの記念撮影では参加者の皆さんテンションが上がったのは言うまでもありません。また 長旅の疲れを癒してくれる長野グルメの「おもてなし」が美味しく、嬉しかったです。

ということで、約2週間にわたり日本中のスポットを巡り、くるま旅の思い出を作って盛り上がった様子をご報告します！

福岡から長野へ

11月13日、私たちは週末に開催された福岡キャンピングカーショーでの出展を終えて、ラリー参加を開始しました。11日から開始されたイベントですが、13日の段階で既にスタンプを8個も集めている参加者がいることを知り、追いつけるかハラハラしながらの参加となりました。というのも、アプリで他の参加者の進捗状況が分かるので、別の場所を旅しながら「みんなで旅をしている感」がとても感じられるのです。

そんな状況を確認しつつ、福岡からまずは本州へ向かいます。とりあえずラリー初日はイベントの疲れを癒すために早々と停泊することにしました。我が家は運転を夫に任せているため、とにかく疲れた状態で運転をしないのがルール。「無理せず休む」、これがクルマ旅の日本一周を安全に5年も続けられてきた、一番の秘訣です。

九州方面はチェックイン時間を気にせず”スマホ1台”で利用できるRVスマート、そして道の駅併設のRVパークが多いのが魅力です。チェックイン時間を気にしなくていいのは、一番時間へのストレスがなく、ありがたいです。

そして山口からラリーのゴール地点長野へは、日本海コースを進むことにしました。海の幸を堪能できるスポットが多く、海鮮好きの私の鶴の一声で、我が家の進路が決定しました。特に日本一周中に出会った美味しいグルメをもう一度食べることを目標に、14日間安全運転で爆走です。

グルメを巡るラリー

旅先をグルメで決定するかたも多いのではないでしょうか？今回私たちが日本海を進もうと決めた理由は、まさにグルメ目的です。

日本海側は美味しい海の幸が多く、日本一周する前から「鱒丼」を食べるためだけに、富山に行くなど楽しんでいました。美味しい思い出は記憶に深く残るので、日本一周をはじめてから再訪し、今回も何度目かの再訪となった地域も多いです。

また、ラリーのスポット場所以外にも気になる場所へ立ち寄って、クルマ旅の醍醐味も満喫しました！交通機関の時間を気にしなくていいのが、クルマ旅の最大の利点ですよね。

ここからは、ラリー最中に巡った絶品グルメを紹介していきたいと思います。

福岡のごま鯖

鯖好きじゃない人にもすすめたいのが「店名」のごま鯖を使ったお料理の数々。自家製の鯖ツナを使用したポテトサラダが絶品でした。

店舗情報

ごま鯖や げん志
福岡県福岡市中央区春吉3-14-25春吉畠田ビル1-C
18:00-0:00（日定休）

山口のアカモク

花粉症や免疫力を高めると注目されている、海藻です。ネバネバ系食材なのですが食感はシャキシャキしていて、シラスの塩味と相性バッチリです。

店舗情報

道の駅阿武町
山口県阿武郡阿武町奈古2249
10:00-18:00

島根ののどぐろ、出雲大社の食べ歩き、宍道湖のしじみ

店舗情報

道の駅湯の川
島根県出雲市斐川町頭825−2
9:00-17:30

兵庫の道の駅の鮎定食

店舗情報

道の駅あゆの里矢田川
兵庫県美方郡香美町村岡区長瀬933-1
9:00-18:00（火定休）

京都の絶品コロッケ、カレー、パフェ

店舗情報

だいまるしょうゆカフェ
京都府丹後市弥栄町和田野566
10:00-18:00（月曜定休）

石川の笹寿司

店舗情報

芝寿し（本社・工場）
石川県金沢市いなほ2-4
9:00-17:00

富山の氷見牛、肉厚寿司、鱒丼

店舗情報

氷見漁港場外市場ひみ番屋街
富山県氷見市北大町25-5
8:30-18:00

店舗情報

道の駅万葉の里高岡
富山県高岡市蜂ヶ島131-1
9:00-19:00（食堂ラストオーダーはメニューによって異なる）

新潟のお煎餅、へぎそば

店舗情報

亀田製菓アウトレット
新潟県新潟市江南区元町2-3-56
9:30-18:00（日曜定休）

店舗情報

わたや平沢店
新潟県小千谷市平沢1-8-5
10:45-20:00（曜日により異なる）

長野の津南ポークソースカツ丼

店舗情報

道の駅信越さかえ
長野県下水内郡栄村北信3746-1
9:00-17:00（火曜定休）

ゴールイベント

ゴール当日は、受付けを待つキャンピングカーの車列の姿を見れました。一番目にゴールされた参加者は、大阪から出発して日本海ルートを満喫されたとのことです。

北は札幌・南は福岡からと、本当に日本全国各地からクルマ旅を楽しむかたが参加されていて、正直「こんなに全国にクルマ旅ファンがいるのか。そして同じ日にゴールできるように移動されてきたのか。よく長野に集合されたなぁ！」と、感動を覚えました。

さらに驚いたのは、100箇所以上のスポットに立ち寄られた参加者がいたことです。現地を楽しみながら100箇所以上を楽しむとは、まさにつわものです。

イベント会場には、手作りのおやき、りんご、新鮮野菜の直売所も出店されました。特におやきは「もちもち」と「カリカリ」の2種類があり、違う食感を楽しめたのが面白かったです。
おやきの「もちもちとカリカリ、どう違うんですか？」や、りんごの試食では「これは酸味があって昔ながらの味を楽しめて、これは蜜がギュッと詰まってるよ」など、地元のお母さんとの会話を楽しみながら舌鼓を打つ参加者の姿もあり、微笑ましかったです。

コロナ禍以降なかなか人と人との交流やつながりの場が激減し、イベントで参加者同士が交流できる場も貴重になっていました。しかし今回、withコロナとして適度な距離を保った交流の場を楽しめて、いい経験をさせていただきました。

またステージイベントとして太鼓、バイオリンの演奏はじめ、キャンピングカー大使の田中美奈子さんのトークショー、そして花火打ち上げ、イルミネーション点灯と盛りだくさんでした。

なかでも興味深かったのが「くるま旅クラブ創設秘話」や、普段クルマ旅を楽しむメンバーの悩みや活用方法など、裏話的な深いお話を聞けたことです。これはイベント参加者だけの特権で、とても興味深く面白かったです。
同じ趣味を楽しむ者同士の意見交換や価値観など、いい刺激を受けました。また、今後のくるま旅の展開などもとても広域に使いやすくなりそうで、ますます楽しみです。

まとめ

我が家も無事、約2週間に渡るラリー期間に50ヶ所のスタンプを無事ゲットして、各地を満喫してゴールできました。

今回一番面白かったのは、アプリで他の参加者の皆さんの進捗状況が分かったことです。「もう10ヶ所廻っている人もいる、今日は何人の人が同じだけ進んだ」と見えることで、励みにもなり、一体感を感じながら進めました。

2023年の開催も決まっているとのことなので、今度はどこをどう巡回してゴールしようか、今から楽しみです！

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