CAMPINGCAR LIFE

2022.08.07

【レクビィ】増田社長へインタビュー!イチオシ車両も聞きました

最終更新日: 2024.07.09

普段キャンピングカーを愛用しているみなさん、または、キャンピングカーに興味があるみなさん。こんにちは、CAM-CAR編集部です!CAM-CARを読んでくださっているということは「キャンピングカー」に強い関心があるのだと思いますが、そのキャンピングカーを作っている会社やその先にいる社長さんのこと、ちょっと気になりませんか?かくいう私もキャンピングカーが大好きな人間なので、その大好きなものを作っている人たちのことがとっても気になります。

今回は、そんな疑問や期待にお応えするべく、人気キャンピングカービルダーの社長さんのところへお邪魔してきました。この記事を読んでいただければ、きっと皆さんの期待にお応えすることが出来るでしょう。この取材を通して、わたしはもっとキャンピングカーを好きになれました。みなさんにも同じ気持ちになっていただければ幸いです。

多種多様なハイエースキャンピングカーを製造するレクビィ株式会社

レクビィ株式会社は、ふたり旅や家族旅にピッタリなハイエースベースのバンコンキャンピングカーを製造・販売している会社です。豊富なレイアウトやデザインのバンコンキャンピングカーを取り扱っており、どれも魅力的なものばかり。CAM-CAR(キャンカー)編集部ではキャンピングカーのイベント主催もやっているので、イベント会場でよくレクビィのキャンピングカーを見かけますが、使いやすさもさることながらモダンで洗練されたデザインにはいつも心惹かれます。

元々は軽キャンピングカーやバン系のものも取り扱っていたそうですが「ハイエースが一番良いよね」というお客様の声を聞いて、ハイエースのキャンピングカーが一番お客様からの支持率が高かったこともあり、ハイエースベースのキャンピングカーに特化するようになったそうです。

株式会社レクビィの本社情報

  • 社名 :株式会社 レクビィ
  • 所在地:愛知県瀬戸市品野町3丁目3番地
  • 創業 :1990年12月(前身 ロータス名古屋 1984年6月)

株式会社レクビィ 公式サイトはこちら

社長の増田浩一さんにお話をお聞きしました!!

今回は、株式会社レクビィの社長である増田浩一さんにお話をお聞きしました。早速、根ほり葉ほり聞いていきたいと思います。

Q1.キャンピングカー事業に着手したきっかけ

キャンピングカーのお仕事を始める前、増田社長は公務員だったそうです。やりがいがありながらも大変なことも多かったとのことですが、とてもシビアな環境だったということがよくわかりました。新しい発想を自由に活かすチャンスもなかなかなく、もやもやする日々を過ごしていたそうです。

増田社長にはお兄さんがいて、30歳を迎える手前のそんなときに、お兄さんから声をかけられたことがきっかけだったとのこと。幼少期からキャンプやアウトドアが大好きなこともあり「楽しそうだなぁ」と興味が湧いたそうです。増田社長もキャンプ好きだったと聞いて、なんだか嬉しくなりました。

Q2.自社でこだわっていること

「キャンピングカーを使うユーザーの健康に気をつかっていること」が最大のこだわりだと、増田社長は言います。例えば、キャンピングカーで車中泊をする際、普段のベッド同様に気持ちよく寝られるとか、寝返りをきちんとできるとか。ほかにも、わんちゃん・ねこちゃんを連れてキャンピングカーを使う方のための配慮として、ペットが噛んでも大丈夫な素材でしか作らないそうです。コスト優先ではなくお客様目線を1番にしているので、無理なことをせず、省くこともせず、人が過ごしやすいような空間を意識して、キャンピングカーをつくっています。

細やかな配慮に感動してしまいました。これだけこだわっているから、レクビィのキャンピングカーは人気なんですね。素晴らしい点は他にもあって、社員1人1人が自由に働くことができる体制をとっているので、新しい発想が浮かびやすい環境なんだそう。発想を大事にする姿勢は本当に尊敬します。

Q3.増田社長イチオシキャンピングカーはどれ?

ふたり旅に特化した「プラスMR」がオススメとのことです!!車両名に付いているMRはミドルルーフの略で、全長4.8m・高さ2.1mのサイズ感なので地下駐車場にも問題なく入ることができます。窮屈さを感じず、パーソナルスペースをしっかり確保しながら眠ることができるところが大きなポイントだそうです。たしかにふたり旅となると、二人分の寝るスペースをしっかり確保できるかどうか、二人でもしっかり休息できるかどうかが気になるところですが、プラスMRであれば、何ら問題なく車中泊を楽しむことができそうですね。車中泊をしっかり楽しみたい方にはとても最適な1台だと思いました。

価格:5,423,000円(税込み)〜
ベース車両:ハイエース ロングワゴン GL
車両サイズ:L4,840×W1,880×H2,100㎜
エンジン:ガソリン
ミッション:AT
駆動方式:2WD/4WD
乗車定員:5名
就寝定員:2名
水タンク容量:各13L
登録ナンバー:8ナンバー

キャンピングカーを作っている様子はこちら

今回特別に工場内をお邪魔させていただきました。作業中のお写真撮影はできないので、いただいたイメージ写真をみなさまにお見せいたします!

やっぱり働いている人の姿はかっこいいですね。工程のほとんどを内製化しているそうです。内製化ならではで、お客様のご要望にお応えすることもあるんだとか。いただいたご要望が元の車に合うか合わないかしっかり検討した上で可能な場合は対応するとのことです。お客様のお声に寄り添うところに好感が持てます。

目を惹く興味深い取り組みもしています

今年の春に、広島電鉄の車両シートをあしらったキャンピングカー「プラスMR5100」を発表・発売しました。広島電鉄5100形の紅葉柄シートを装備し、広島市民の方に馴染みのある内装を再現したキャンピングカーです。ベース車両は増田社長もオススメの「プラスMR」を採用。

出典:アットプレス
出典:アットプレス
出典:アットプレス

「電車を再現したキャンピングカーを作ります」と、初めてお話を伺ったときはとても驚きましたが、他のキャンピングカービルダーさんで似たような事例を伺ったこともなかったので、とても興味深いと感じました。完成したキャンピングカーを見てみると、キャンピングカーの雰囲気にマッチしつつ広島電鉄5100形を上手に再現した作りになっていて、これはレクビィだからできる技だと感心してしまいました。次はどんなキャンピングカーを作られるのか、今後も目が離せませんね。

おわりに

ご協力して下さった増田社長、株式会社レクビィのみなさま、本当にありがとうございました。貴重なお話をたくさん伺うことができて大変勉強になりました。同じ好きを持つ人のお話を聞くことほど幸せなことはないと、今回の取材を通してCAM-CAR編集部は改めて実感しました。

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