2026.02.24
後部座席でもシートベルトなしで捕まった!罰則と免除されるケース
最終更新日: 2026.02.24
2008年の法改正で、車の全座席でのシートベルト着用が義務付けられています。しかし、「後ろであれば問題ない」と考える人もいるでしょう。しかし、後部座席であっても走行中シートベルトをしないとつかまります。本記事では、シートベルトをしないで走行中に後部座席に座った場合の罰則と、免除されるケースを紹介します。
後部座席のシートベルト未着用で捕まった場合の罰則

後部座席に座っている人がシートベルトをしていなかった場合でも、運転者の責任となるので注意が必要です。運転者に違反点数がつき、任意保険に影響する場合もあるでしょう。運転者は同乗者の安全に配慮するためにも、シートベルト着用の重要性を理解することが重要です。
罰則の詳しい内容
2008年6月1日の法改正で、道路交通法第71条の3第1項において後部座席に座っている人のシートベルト着用が義務付けられました。しかし、一般道では、2026年1月現在、現状では口頭注意にとどまるケースが多く違反点数は発生しません。(運転者と助手席に座っている人は1点の違反点数が科せられます。)
そのため、後部座席に座っている人にシートベルト着用の義務はないと、勘違いしているケースが見られます。ただ、点数を取られないからといってシートベルト着用が不要なわけではありません。
一般道と高速道路の違い
後部座席のシートベルト未着用の罰則は、一般道と高速道路によって違います。一般道では、違反点数は発生しませんが、高速道路で捕まった場合は違反点数が1点となるため注意が必要です。
高速道路は後部座席に座っている人がシートベルトをしていないと前方に投げ出されてしまう危険性が高いためです。また一般道であってもリスクはあるため、全席着用を徹底しましょう。
引用:交通違反の点数一覧表
法改正による後部座席でのシートベルト着用|捕まった理由

2008年の道路交通法改正によって、全ての座席でシートベルトの着用が義務化されました。一般道では違反点数を取られませんが、取り締まりが実施されています。特にキャンピングカーは目立つことから未着用が発覚しやすく、普段から安全に注意をすることが大切です。
法改正の背景と対策
法改定の最も大きな背景として、後部座席の安全性の向上が挙げられます。事故が起こった際に後部座席に座っている人がシートベルト未着用だと、投げ出された体が前席のシートを押しつぶす可能性があるのです。
その結果、運転者や助手席に座っている人に被害を及ぼすリスクがあります。そのため、法改正となったほか、警察も取り締まりを行うようにしています。取り締まりを逃れるためだけでなく、安全面を高めてキャンピングカーを楽しむためにも後部座席のシートベルト着用を意識しましょう。
シートベルト未着用時の影響
時速60kmで走行中、強い衝撃が起きると後部座席に座っている人は、ビルの5階から落下するのと変わらない衝撃があるといいます。天井やドアにぶつかるだけでなく、フロントガラスを突き破る可能性も十分にあります。
そのため法律や違反などの問題ではなく、安全を守るために後部座席の人もシートベルトを着用することが大切です。
後部座席でシートベルト着用が免除される場合

中には後部座席の人が法的にシートベルト着用を免除される次のケースがあります。
- 怪我や妊娠中など正当な理由がある場合
- キャンピングカー特有の理由
怪我や妊娠中など正当な理由がある場合
道路交通法施行規則第26条の3の2によって、怪我や病気、妊娠中などの場合免除される正当な理由に当てはまります。キャンプの途中で怪我をした場合正当な理由に当てはまる可能性がありますが、あくまで特例であると認識しましょう。
キャンピングカー特有の理由
キャンピングカーでよく見られる横向き座席についても、2012年の保安基準改正によって、一般的な車両と同じく後部座席のシートベルト着用が義務付けられています。しかし、この法改正前に登録された車両は当時の保安基準を満たしていれば、現在もそのまま走行することは可能です。
キャンピングカーの中にはシートベルトが備わっていないタイプがあり、このような場合はシートベルトを未着用でも法的には問題のないケースがあります。しかし、大きな衝突があった場合は横方向に大きな衝撃となる可能性があるため安全性は低くなります。そのため、シートベルトのあるキャンピングカーを選ぶと良いでしょう。
引用:国土交通省
後部座席のシートベルト着用における注意点

後部座席シートベルト着用において次の点にも注意が必要です。
- チャイルドシートの設置
- 型の古いキャンピングカーを運転時には注意が必要
チャイルドシートの設置
キャンピングカーだけでなく乗車する場合は、シートベルト以外にチャイルドシートやジュニアシートが必要な場合があります。6歳未満の子どもはチャイルドシート、身長150cmに満たないお子様はジュニアシートを設置しましょう。
引用:警視庁
型の古いキャンピングカーを運転時には注意が必要
型の古いキャンピングカーを運転する場合、安全性が最新のタイプと比べて劣る可能性があります。特にシートベルトがついていないタイプは、後付のシートベルトを設置することがおすすめです。また、座席の補強をできる場合もあり、安全性を高めるための対応をしましょう。
後部座席でもシートベルトを着用して安全なドライブを
後部座席のシートベルト着用は、法的な問題だけでなく安全面を守るために重要な要素です。運転者は同乗者の安全を守るといった意識を持ち後部座席を含めて全席着用を実施してください。参加者全員の安全を維持することで、より良いキャンプを楽しめるようになります。