2025.12.23
【完全無料】車で乗り入れ可能な関東のおすすめキャンプ場4選
最終更新日: 2025.12.23
週末、自然の中でゆっくり過ごしたい──そんな時に便利なのが、車で乗り入れ可能な無料キャンプ場です。
テントや荷物を車のそばに置けるため準備も片付けもスムーズ。道具が揃っていなくても気軽に挑戦でき、車中泊の延長でアウトドアを楽しめる手軽さが魅力です。
特に関東には、アクセスも良く自然を味わえる場所が沢山あります。
この記事では、失敗しない選び方のポイントと、車で乗り入れ可能な関東のおすすめスポットを厳選してご紹介します。
※2025年12月の最新情報です。実際に紹介したキャンプ場へ行く際は必ずHPを確認してから行くようにしましょう。
無料キャンプ場はなぜ人気?初心者も気軽に始められる手軽さ

いま、幅広いキャンパーの間で無料のキャンプ場が注目を集めています。
費用を気にせず出かけられるうえ、思い立ったときにすぐ行ける手軽さが人気の理由です。道具をそろえたばかりの人でもハードルが低く、週末だけの短いアウトドアも楽しめます。
さらに「車で乗り入れできる無料キャンプ場」なら、サイトのすぐそばに車を横付けできるため、装備が少なくても快適。車中泊の延長のような感覚で気軽にキャンプを始められるのも、多くの人に支持されるポイントです。
設備は最低限の場所もありますが、そのぶん静かな森や川辺の雰囲気をそのまま味わえる環境が広がっています。車で向かった先で、ゆっくりと自然に浸る時間は、気分転換やリフレッシュにも最適です。
車で乗り入れできる無料キャンプ場の選び方と注意点

車でそのままサイトに横付けできる無料キャンプ場は、重い道具を運ぶ必要がないため、装備が揃っていない人や体力に自信がない人でも挑戦しやすく、「車中泊から一歩進んだアウトドア体験」としても親しまれています。
一方で、設備や管理状況にばらつきがあるのも、無料施設の特徴で「現地について後悔した」という声も少なくありません。
ここでは、車で乗り入れできる無料キャンプ場を選ぶときに知っておきたいポイントを、初めての方にも分かりやすく整理して紹介します。
有料との違い|車で乗り入れできる無料キャンプ場はどこが違う?
無料キャンプ場を選ぶうえで、まず知っておきたいのが「有料キャンプ場との基本的な違い」です。
有料キャンプ場は、整備されたトイレや水場、管理スタッフの巡回など、一定以上の快適さが保証されています。
一方で無料キャンプ場は、自治体や地域の団体が管理していることが多く、設備や環境に大きな差があります。
特に、車で乗り入れる場合は駐車環境にも注意が必要。
快適で安全に過ごすためにも、それぞれの違いを正しく知っておきましょう。
【有料と無料の主な違い】
- 設備の差:トイレ・水場が簡易式、または未設置のケースがある
- 管理体制の違い:清掃頻度や巡回の有無が一定ではない
- 車の利用環境:進入路が狭い、未舗装、傾斜があるなど走行しづらい場所もある
- 区画の有無:区画が整備されていないことが多く、自己判断が必要な場合がある
- 環境のばらつき:夜間照明が少ない、周囲の利用マナーに左右されやすい
大切なのは、無料だからと安易に選ばず、自分が求める環境や設備があっているかを十分に確認したうえで決めることです。
無料×車乗り入れキャンプ場を選ぶ前に必ず確認したいポイント
車で乗り入れる無料キャンプ場を選ぶ際は「安全に利用できるか」「車で快適に使えるか」を事前に把握しておくことが欠かせません。
何を事前に確認すればよいか分からないという人のために「安全・快適・マナー」の3つの視点でまとめました。
無料キャンプ場選びで後悔しないための基本チェックとして参考にしてください。

全てを満たす必要はありませんが、自分の装備や求める環境に合っているかを知っておくだけで、キャンプの満足度は大きく変わります。
無料のキャンプ場を快適に使うために、まずはこれらのポイントから押さえておきましょう。
車で乗り入れできる関東の無料キャンプ場4選
関東には、車でそのまま乗り入れできる無料キャンプ場がいくつもあります。
都市の中心部から少し車を走らせるだけで、自然豊かなロケーションが多く、気軽にアウトドアを楽しめるのが魅力です。
ここでは、安全性・快適さ・車での利用しやすさを基準に、使い勝手の良
いキャンプ場を4つ厳選してご紹介します。
柚木の川原キャンプ(東京都)|多摩川の開放感を満喫

東京都青梅市の多摩川沿いに位置する「柚木の川原(山崎川原)」は、正式なキャンプ場ではなく、無料で利用できる河川敷の野営地として知られています。駐車場すぐ隣にキャンプをできるようになっているので車の近くでキャンプをすれば乗り入れた状態と同じく楽しむことができます。
白砂と石が混ざった河原は開放感があり、水辺でのんびり過ごしたい人に人気のスポットです。
テントを設営する場合は、丈夫なペグを準備しておくと安心。
また、水は持参が必要な点と、トイレも簡易トイレが1基のみという点はあらかじめ理解しておきましょう。
夏場や休日はバーベキュー客で賑わうことも多いですが、シーズン外は川と自然の音を楽しみながらゆったりと過ごすことができる環境です。
基本情報
- 住所: 東京都青梅市柚木町1丁目
- 予約の有無: なし
- 宿泊の可否: 可能
奥利根水源の森野営場(群馬県)|静かな森で自然を満喫

群馬県みなかみ町にある奥利根水源の森野営場は、車の乗り入れができる無料の野営場。
深い森に囲まれた静かな環境が魅力で、携帯電話の電波も届きづらい場所です。
不便さはありますが、日常の忙しさを忘れて大自然の音に耳を傾ける時間には最高の癒しが待っています。
設備は必要最低限で、水洗トイレが1棟のみ。手洗い水はありますが、飲用には適さず、炊事用の水場もないため、飲み水や調理用の水は必ず持参しましょう。
11月初旬~5月下旬は冬季休業となるため、夏場にぜひ訪れたいキャンプ場です。
基本情報
- 住所: 群馬県利根郡みなかみ町藤原
- 予約の有無: なし(11月初旬~5月下旬は休業)
- 宿泊の可否: 可能
中津川河川敷(神奈川県)|公園アクセスも抜群の河原キャンプ

神奈川県愛川町の中津川河川敷は、車で河原まで乗り入れできる無料のキャンプスポット。
広い河原でタープを張ったり、車中泊スタイルでゆったり過ごしたりと、自由度の高さが魅力です。
すぐ近くには田代運動公園があり、川遊びはもちろん、散策や広場遊びなどアウトドアの楽しみ方が広がります。
時期によっては河川敷に仮設トイレが設置されますが、ない場合は田代運動公園まで移動が必要なため、事前確認を必ずおこないましょう。
基本情報
- 住所: 神奈川県愛甲郡愛川町田代
- 予約の有無: なし
- 宿泊の可否: エリアにより異なるため要確認
久慈川河川敷(茨城県)|アクセス抜群な極上の夜景スポット

茨城県を流れる久慈川沿いには多くの無料スポットが存在します。
特に日立市の久慈川野営地は、視界の開けた河川敷で、川の流れを間近に感じながら過ごせる開放感が魅力。
市街地からアクセスしやすい一方で、周囲に視界を遮るものが少なく、夜には満天の星空が広がるなど、都市部では味わえない自然の雰囲気を楽しめます。
久慈川沿いのスポットは、場所によってトイレの環境が異なるため、事前に位置を確認しておくと安心です。
キャンプ場情報
- 住所: 茨城県日立市留町など
- 予約の有無: なし
宿泊の可否: 可能
まとめ|関東の無料キャンプ場を安全・快適に遊びつくす

関東には、都市部から短時間で訪れられる無料キャンプ場が多く、手軽にアウトドア体験をすることが可能です。
手軽さの一方で、有料キャンプ場に比べて設備や環境が十分でない場合も。
すべてを満たす場所は少ないかもしれませんが、優先順位を明確にしておくことで後悔のない場所選びができるはずです。
なお、無料のキャンプ場は急な閉鎖や運用の変更も多いので、訪問直前に必ずチェックしてください。
この週末、無料で楽しめる大自然空間で素敵な時間を過ごしてみませんか。