2025.11.29
コインパーキングでの車中泊は可能?注意点と安全に使うコツを解説
最終更新日: 2025.11.29
車中泊をしながらの旅行中、近くに良いスペースが見つからず、「コインパーキングって車中泊できるのかな」と一度くらい考えたことありませんか?
都市部だと車中泊スポットが限られるため、コインパーキングでの宿泊を検討される方も多いと思います。
本記事では、コインパーキングでの車中泊の可否と、トラブルを未然に防ぐために知っておきたいルールやマナーを解説します。
コインパーキングでの車中泊は可能か?

結論から言うとほとんどのコインパーキングで車中泊はNGです。
コインパーキングで車中泊できるかどうかは、施設によって可否が分かれます。
車中泊するコインパーキング候補を見つけたあとは、まず下記の3点を確認をして判断しましょう。
車中泊禁止の表記の有無
まず確認しなければいけないのが、規約や注意文に車中泊禁止と書かれていないかどうか。
コインパーキングには、料金説明と一緒に注意事項が書かれています。
もし、車中泊お断りと記載されていた場合はトラブルになるので利用を中止しましょう。
利用可能な車両基準
コインパーキングには、駐車できる車両の全長・全幅・全高・重量などの基準が定められていることが多いです。
利用基準を満たしていないのに無理に駐車しようとすると、ロック板装置への過負荷による損傷や駐車場設備を破損してしまうリスクがあります。
利用する条件に自分の車が適しているかを確認しましょう。
例えば全国展開しているタイムズパーキングの規約を見ても、車両総重量が2.5T(トン)以下など、全長・全幅・全高に加えて車両の重量に関する基準を定めていることが多いです。
参照:タイムズパーキング約款
キャブコン型のキャンピングカーの場合、車両重量が基準値をオーバーしていることが多いのであらかじめ確認しておきましょう。
問い合わせ先に確認をしておく
駐車場管理者の連絡先が書かれているのなら「車中泊してもよいですか?」と、ひとこと確認しておくと安心できます。
問い合わせる際は「深夜に数時間、車内で仮眠をとっても大丈夫ですか?」など具体的な条件を伝えてあげると相手から受け入れてもらいやすいです。
利用前に一度確認しておけば余計なトラブルを避けることができます。
コインパーキングで車中泊する際の注意点

基本的にコインパーキングは、宿泊する場所ではありません。
そのため利用方法を誤るとトラブルを招いたり、通報されてしまうおそれもあるので気を付けましょう。
本章では、コインパーキングで車中泊をする場合の注意点を解説します。
車中泊する際の配慮とマナー
コインパーキングで車中泊する際、優先して考えないといけないのは周囲に迷惑をかけないこと。
夜間のアイドリングは、騒音や排気ガスによるトラブルを招きやすいので避けるようにしましょう。特に住宅街近くのコインパーキングだと即通報につながりやすいです。
また基本的なことですが、照明の使い方にも気を配りたいところ。
車内でLEDライトを使うと意外と光が外に漏れやすいので「何をしているんだろう?」と不審に思われることもあります。
このような誤解を防ぐには、外から見えないようにカーテンやシェードでしっかり遮光し、外から車内が見えないようにしましょう。
周囲への配慮になるだけでなく、自分自身のプライバシーを守ることにもつながります。
安全面への配慮
コインパーキングで車中泊をする際は、安全面への配慮も必要です。
夜間はできるだけ明るく、防犯カメラが設置されている駐車場を選ぶようにしましょう。
貴重品は外から見える場所に置かないようにして、ドアロックをしっかりと確認するのが基本です。
また、換気不足による酸欠や一酸化炭素中毒を防ぐために、エンジンを停止した状態でも十分な通気を確保するように心がけましょう。
場合によっては、巡回中の警察官に職務質問を受けることもあります。
緊張する場面ですが、冷静に休憩中であることを素直に説明しましょう。
誠実な態度を示せばスムーズに解放されるケースがほとんどです。
不審者に見られないための工夫
周囲に不審な印象を与えない工夫も大切です。
すべての窓をサンシェードなどで完全に覆ってしまうと、不審車に見られやすくなるので避けるようにしましょう。
夜なのにフロントガラスまで目隠しされている状態なので、どうしても怪しく見えてしまいます。
対策としては、運転席と助手席だけは外から見えるようにしておき、車の後部だけを黒系のカーテンやシェードで仕切る方法がおすすめ。
正面から見たときに他の車と変わらず、違和感を与えないので余計なトラブルや職務質問を避けやすくなります。
車中泊に適したコインパーキングと適さないコインパーキングの特徴

すべてのコインパーキングが車中泊に適しているわけではなく、環境や設備で快適さが全然違ってきます。
なかにはトラブルが起こりやすい場所もあるので、事前に特徴を把握しておきましょう。
本章では、車中泊に適しているパーキングの特徴と、避けたほうがよいパーキングの特徴をそれぞれ解説します。
車中泊に適したコインパーキングの特徴
まずおすすめなのは、夜間最大料金が設定されている駐車場です。
上限金額が頭打ちで決まっているため、料金を気にせずゆっくり休むことができます。
車中泊する際は、防犯面も考慮して明るくて見通しのよい場所や、防犯カメラが設置されている駐車場を選ぶようにしましょう。
照明がしっかりしている場所や、管理会社の巡回があるパーキングは安全性が高いので特に単独での車中泊に適しています。
立地で選ぶのであれば工業地帯やオフィス街が狙い目。
夜間は人通りが少なくなりますし、騒音や光への許容度が高い傾向があるので多少の物音や照明を使っても迷惑になりにくいです。
車内だけで長時間過ごすとストレスがたまりやすいので、徒歩圏内にコンビニや公衆トイレがある場所を選ぶと快適に過ごすことができます。
おすすめしないコインパーキングの特徴
照明が少なく暗すぎる場所や人通りがなさすぎる場所は、車上荒らしやトラブルに巻き込まれるリスクが高くなるので注意が必要です。
また、構造上おすすめできないコインパーキングもあります。
例えばロック板装置が起き上がるタイプの駐車場は、重量が大きいとロック板を壊してしまうリスクがあるので避けたほうが無難です。
車中泊をするならRVパークがおすすめ

RVパークは、日本RV協会が認定する“安心して車中泊できる専用スペース”です。24時間使えるトイレやAC電源、広い駐車区画が整備されており、初心者やファミリーでも快適に過ごせます。観光スポットや温泉に近い施設も多く、旅の拠点として便利です。
RVパークのいいところをまとめましたので是非参考にしてみてください。
RVパークのいいところ
① 安心して泊まれる“公認の車中泊施設”
RVパークは、一般社団法人 日本RV協会(JRVA)が定める基準を満たした、安心して車中泊できる公認スポット。
・施設の安全性
・周辺環境の静けさ
・駐車スペースの広さ
などが一定水準で整備されています。
「どこで車中泊していいか不安…」という初心者やファミリーでも利用しやすい点が大きな魅力です。
② 24時間利用できるトイレ完備
車中泊で最も気になるポイントがトイレ問題。
RVパークは24時間利用できるトイレが必ず設置されているため、夜間や早朝でも安心です。
女性やお子さま連れでも不安なく泊まれます。
③ AC電源(100V)が使える
多くのRVパークでは1,500W前後の外部電源(AC100V)が利用可能。
・電気毛布
・スマホやPC充電
・ポータブル冷蔵庫
・小型調理家電
などが安心して使え、車中泊の快適度が一気にアップします。
④ 広めの専用スペースで快適に過ごせる
車中泊しやすいように、平坦で広めの駐車スペースが確保されているのも特徴。
大型キャンピングカーやトレーラーでも停めやすく、
乗り降りや車外での調理・アウトドアチェア展開もスムーズです。
⑤ 近隣に入浴施設・飲食店・観光地が多い
RVパークは旅を楽しめるよう、
温泉・道の駅・観光施設・飲食店が近くにあるケースが多数。
「旅の拠点」として使いやすく、周遊旅行と相性抜群です。
⑥ 長期滞在もOK(一部は連泊可能)
道の駅などの一般駐車場では禁止されている“連泊”も、
RVパークなら許可されている施設が多いため、
ワーケーションや長距離旅行などにも使いやすい環境です。
⑦ 災害時の避難・車中泊にも安全
RVパークは
・電源
・水道
・トイレ
・平坦な敷地
が整っているため、災害時の一時避難場所としても安心して利用できると注目されています。
⑧ 予約サイト「RV-Park.jp」で簡単予約
専用予約サイト「RV-Park.jp」から空き状況や設備が一目でわかり、
オンライン予約でスムーズに確保できます。
登録者も増えており、年々利用しやすくなっています。
まとめ:ルールやマナーを厳守

コインパーキングでの車中泊は、便利で柔軟に使える反面、本来の利用目的とは違うことを忘れないようにしましょう。
ルールやマナーを守らずに利用すると、近隣住民や他の利用者に迷惑がかかりますし、車中泊そのもののイメージを悪化させてしまうことにもつながります。
静かに休むだけ、ゴミを残さない、アイドリングしないといった基本的なマナーを意識するだけでトラブルは防ぐことができます。
また、車中泊をより快適に楽しむためには、夜間料金が安く、防犯性が高く、トイレ環境が整った駐車場を選ぶことがポイントです。
もし環境が整っていない場合は、無理にコインパーキングにこだわらず、RVパークや車中泊が許可されている道の駅などの専用スポットを活用しましょう。