2025.07.07
コンビニで“車中泊”ができる時代へ!ローソンの駐車場で実証実験を開始

最終更新日: 2025.07.07
日本RV協会×ローソン×グローリーが仕掛ける「コンビニRVパーク」実証実験が千葉県で始動します。
コンビニで“泊まれる”未来が、ついに現実に──。
車中泊施設「RVパーク」が、なんと全国チェーンのコンビニ「ローソン」と連携!日本RV協会(JRVA)と、株式会社ローソン、グローリー株式会社の3社がタッグを組み、2025年7月14日より千葉県内の6店舗で実証実験を開始します。
コンビニ×RVパークの親和性に注目!

今回の試みは、24時間トイレ利用が可能で、常に飲食物が手に入り、有人体制で安心感もあるコンビニという空間を、RVパークとして活用しようというものです。
夜間の休憩場所として需要が高まる中、「生活の一部」として存在するコンビニは、車中泊ビギナーにもハードルが低く、気軽にくるま旅を始められる絶好のロケーションです。
実験概要:千葉県6店舗のローソン駐車場が対象
約1年間の実証実験は、2025年7月14日(月)~2026年6月30日(火)の期間で実施。
対象となる6店舗のローソンには、車中泊仕様の駐車スペースが設けられ、正式なRVパークとして運用されます。
実施店舗一覧
- コンビニRVパーク一宮東浪見店
- コンビニRVパーク御宿新町店
- コンビニRVパーク天津小湊店
- コンビニRVパーク富浦インター店
- コンビニRVパーク南房総岩井海岸店
- コンビニRVパーク富津湊店
※予約は7月8日より「RV-Park.jp」にて受付開始
拡大するRVパークとキャンピングカー市場
日本RV協会(JRVA)によると、キャンピングカーの国内保有台数は年々増加しており、2024年には16万5,000台を突破。車中泊旅の需要は右肩上がりです。
その需要に応えるように、RVパークの新設数も年間100件以上のペースで拡大。2024年末には全国で500カ所を超えるRVパークが誕生し、道の駅や温泉施設、宿泊施設と連携した運営が定着しつつあります。
RVパークってどんな施設?

RVパークとは、日本RV協会が認定・推進する「誰でも安心・快適に車中泊ができる場所」。
電源やトイレなどの設備を整え、法令遵守のもとで設置・運営される“車中泊のための公式施設”です。
「どこでも勝手に寝る」車中泊から、「認定された施設で安心して泊まる」新しいくるま旅スタイルへ——それがRVパークです。