CAMPINGCAR LIFE

2025.07.20

プジョーのリフターは車中泊におすすめ!適している理由やベッドキットを紹介

最終更新日: 2025.07.20

近年、アウトドアや車中泊の人気が高まる中で、機能性とデザイン性を兼ね備えたリフターに注目が集まっています。

本記事では、リフターがなぜ車中泊に適しているのか、その理由や実際に役立つベッドキット、注意点、必要なアイテムまで詳しく解説します。

これから車中泊を始めたい方や、リフターの購入を検討している方にとって、知っておきたい実用的な情報をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

リフターの基本スペック

引用:リフター|プジョー

プジョー「リフター」の基本スペックは、以下の通りです。

スライドドア採用により荷物の出し入れもしやすく、最低地上高も180mmあるため、キャンプ場や山道などの悪路にも対応できます。

シンプルながら車中泊に適した仕様が整っており、初心者にも扱いやすいモデルです。

プジョー「リフター」が車中泊に適している理由

引用:リフター|プジョー

リフターは車中泊におすすめの車ですが、適している理由として、以下の3つが挙げられます。

  • 座席をフラットに変更可能
  • 十分な広さの空間
  • 跳ね上げ式のリアゲートを搭載

リフターは多目的に使える設計がなされており、車中泊にもとても適した一台です。

それでは、リフターが車中泊に適している理由を詳しく見ていきましょう。

理由①座席をフラットに変更可能

リフターの2列目・3列目シートはフラットに倒すことができ、荷室と連結することで広々とした就寝スペースを確保できます。

特に2列目のシートは独立して倒せるため、アレンジの幅が広がり、荷物の配置や寝る姿勢に応じて柔軟な対応が可能です。

段差も少ないため、マットを敷くだけで簡単にフラットな寝床が完成します。

このフレキシブルなシート構造が、他車種よりも車中泊に適していると評価されるポイントです。

理由②十分な広さの空間

リフターは全高約1.9mと背が高く、室内空間が非常に広いため、車中泊時の圧迫感が少ないのが魅力です。

大人2人が横になっても余裕のある荷室長と、着替えや座った状態でも窮屈さを感じにくい天井高が快適さを支えています。

また、シートを倒してできるフラットスペースは、寝る・荷物を置くといった使い分けも可能で、車内のレイアウトを自由に工夫できます。

限られた車内でも“広さ”をしっかり感じられる点が特徴です。

理由③跳ね上げ式のリアゲートを搭載

跳ね上げ式のリアゲートは、車中泊中の生活スペースを拡張する上でとても便利です。

ゲートを開けることで日差しや雨を防ぎつつ、後部での調理や着替え、荷物の出し入れがしやすくなります。

また、ちょっとしたテーブルやシートを外に置けば、屋根付きのプライベート空間として活用することも可能です。

夜間でもライトを取り付ければ作業スペースとして活用でき、アウトドアシーンでも大活躍します。

リフターの車中泊を快適にするベッドキット

引用:agre

リフターで快適な車中泊を実現するために、ベッドキットの導入がおすすめです。

シートを倒すだけでは凹凸が気になる場合が多いですが、専用のベッドキットを使うことで、寝心地が格段に向上します。

ベッドキットには純正品と市販品があり、それぞれに特徴があります。

使いやすさや価格、収納性などを比較しながら、自分のスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

純正ベッドキット

リフター専用の純正ベッドキットとして「agre (アグレ)・ ベッドキット」が販売されています。

ベッド展開時には大人2人で寝ても快適に過ごせるサイズ感で、マットを収納することで最大5名の乗車が可能です。

また、ベッド下には270mmの空間があるため、収納も問題なく行えます。

市販のベッドキット

リフター対応の市販ベッドキットは複数のメーカーから販売されており、選択肢が豊富です。

例えば、アウトドアメーカーや車中泊用品専門ブランドから、折りたたみ式や収納ボックス一体型のキットが出ています。

また、車中泊マットを活用すれば、より手軽に代用することも可能です。

使いやすさとコストのバランスを考えて選ぶのがポイントです。

リフターで車中泊をする際の注意点

リフターで快適な車中泊を行うには、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。

車内は限られた空間のため、プライバシーの確保や断熱対策、安全性への配慮が不可欠です。

また、どこに車を停めて寝るかも重要なポイントになります。

これらをあらかじめ理解しておくことで、初めての車中泊でも安心して楽しむことができます。

以下に、代表的な注意点を2つの視点から解説します。

プライバシー対策と断熱対策

車中泊では外からの視線を遮ることが快適性と防犯の両面で重要です。

遮光カーテンやサンシェードを使用すれば、外部からの視線を防ぎながら、車内の温度調整にも役立ちます。

特に夏場は熱気の遮断、冬場は保温効果を期待できるため、断熱素材のシェードを選ぶのが効果的です。

自作する人も多く、100円ショップの銀マットなどを活用してコストを抑えることも可能です。

就寝時の安全性と駐車場所の工夫

安全に車中泊を行うためには、就寝前の施錠確認や換気の確保が欠かせません。

ドアロックを徹底し、窓を少し開けて網戸を使うことで、虫の侵入を防ぎつつ換気できます。

また、駐車場所は静かで安全な場所を選ぶことが大切です。

道の駅、RVパーク、キャンプ場などは車中泊に適しており、トイレや水道の利用も可能な場合が多いためおすすめです。

まとめ

プジョー・リフターは、広々とした車内空間やフラットにできるシート、実用的なリアゲートなど、車中泊に適した特徴を備えた一台です。

市販のベッドキットや便利な車中泊アイテムを活用することで、さらに快適な空間を実現できます。

また、快適性だけでなく、安全面やマナーも押さえておくことで、トラブルなく過ごせます。

リフターでの車中泊は、アウトドア初心者から経験者まで、誰にとっても満足度の高い体験になるでしょう。

ぜひ、この記事を参考にあなたにぴったりの車中泊スタイルを見つけてください。

CAM-CAR | キャンカー編集部