CAMPINGCAR LIFE

2025.04.28

100万円台で買える|中古キャンピングカーで夢を実現

最終更新日: 2025.04.28

「キャンピングカーが欲しいけど、価格が高すぎて手が出ない」そんなふうに感じたことはありませんか。実はあなたと同じように、キャンピングカーライフに憧れながらも、費用面で諦めている方は少なくありません。ですが、条件をしっかり見極めれば、予算100万円台でも手に入る中古キャンピングカーは意外に多いのです。この記事では、中古キャンピングカーの後悔しない選び方から、おすすめの車種やタイプまで詳しく紹介しています。あなたの旅のスタイルに合った一台を見つけるためのヒントが、きっとここにあります。手の届く価格で、憧れのキャンピングカーライフをはじめてみませんか。

100万円台で買える中古キャンピングカー選びの注意点

100万円台の予算でも、中古であればキャンピングカーの購入は可能です。ただし、安さだけで選んでしまうと、購入後に後悔するケースもあるかもしれません。以下の4つのポイントを押さえることで、納得のいく一台に出会いやすくなります。

車両状態をチェックする

中古キャンピングカーを選ぶときは、車両そのものの状態をしっかりチェックする必要があります。

  • 走行距離は10万km未満が理想
  • エンジン・足回りの劣化状況を確認
  • 整備記録やメンテナンス履歴の有無を確認

年式が古いほど部品の交換や修理が増える可能性があるため、整備記録やメンテナンス履歴が残っているかも確認しておくと安心です。

内装の状態をチェックする

キャンピングカーの魅力は、快適に過ごせる内装にあります。設備がきちんと使えるかチェックしておきましょう。

  • キッチン・ベッドカビや傷みがひどくないか
  • 水回りや電気系統が正常に作動するか

特に水回りや電気設備は見落としがちです。実際に動作を確かめておくことをおすすめします。

相場をチェックする

中古キャンピングカーの価格は、年式や装備の有無によって大きく変わります。同じ車種でも状態によって数十万円の差がでるため、希望するタイプや装備に合わせて、相場を把握しておくことが大切です。事前に複数の販売サイトを比較しておくと、割高な車両がわかり、適正な価格で購入しやすくなるでしょう。

販売店とアフターサービスをチェックする

中古キャンピングカーは、購入後のサポート体制も重要です。販売実績や整備対応、保証内容を事前に確認しておくと、安心して長く使えます。初めて購入する場合は、専門知識のある販売店を選び、疑問点を相談しやすいかどうかも見ておくとよいでしょう。特に「日本RV協会」に加盟しているお店は、キャンピングカーに詳しいスタッフが在籍しているため、おすすめです。

100万円台の中古キャンピングカー|おもな3つのタイプ

100万円台で購入できるキャンピングカーは、中古市場にさまざまな種類があります。車両サイズや装備、乗車人数などによって特徴が異なるため、自分の使い方に合ったタイプを見極めましょう。ここでは代表的な3つのタイプを紹介していきます。

軽キャンパー(軽キャンピングカー)

軽キャンパーは、軽バンや軽トラックをベースにしたコンパクトなキャンピングカーです。小回りが利き、一般的な駐車場にも停められるため、初心者や日常使いにも適しています。就寝定員は1〜2人ほどですが、最低限の装備がそろっており、気軽な車中泊やソロキャンプにぴったりです。維持費が抑えられる点も大きな魅力です。

バンコン(バンコンバージョン)

バンコンは、ハイエースやキャラバンなどの商用バンをキャンピング仕様に改造したタイプです。外見は普通のバンと変わらないため街中でも目立たず、運転しやすいのが特徴です。車内の広さや装備の自由度も高く、ポップアップルーフ付きなら大人が立って動けるものもあります。100万円台でも年式や装備次第で手に入るモデルもあるでしょう。

キャブコン(キャブコンバージョン)

キャブコンは、小型トラックの運転席部分に住居スペースを載せた、本格的なキャンピングカーです。天井が高く広々とした室内空間が魅力で、キッチンやベッド、収納設備が充実しているモデルが多く見られます。ただし、車体が大きいため運転には慣れが必要です。100万円台では古めのモデルや走行距離の多いものが中心となるでしょう。

100万円台で買える中古キャンピングカーの車種

ここからは、あくまで一例ですが実際に販売している車種を紹介します。中古キャンピングカー探しの目安になれば幸いです。

軽キャンパータイプ

画像引用:カーセンサーnet

  • 車種:スバル サンバー 660 ディアス
  • 年式:2011年式
  • 走行距離:約9.9万㎞
  • 主要装備:キャンピング架装「旅人」仕様、寝ベッドキット、折りたたみテーブル、リアゲートテント、ミニシンクなど
  • 車両本体価格:108万円(総額約128万円)
    ※2025/4/1現在

バンコンタイプ

画像引用:カーセンサーnet

  • 車種:日産 セレナ|SVキャンピング仕様
  • 年式:2012年式
  • 走行距離:約11.7万㎞
  • 主要装備:ポップアップルーフ、サブバッテリー&走行充電、FFヒーター、ミニキッチンなど
  • 車両本体価格:101万円(総額約114万円)
    ※2025/4/1現在

キャブコンタイプ

画像引用:カーセンサーnet

  • 車種:バネットトラック 4WD1.8
  • 年式:2005年式
  • 走行距離:約11.4万㎞
  • 主要装備:4WD、グローバル製ソーラーパネル、シンク
  • 車両本体価格:168万円(総額約185万円)
    ※2025/4/1現在

上記の中古キャンピングカーは、あくまで一例です。そのほかにも、トヨタ・ハイエーストラックをベースにした小型キャブコンや、トヨタ・カムロードをベースにした本格的なキャブコン、スズキ・エブリイやダイハツ・ハイゼットカーゴをベースにした軽キャンパーなど、さまざまな車両が中古市場に出回っています。多くは国産車ですが、まれにアメリカ製のクラスCモーターホームなどが格安で販売されることもあります。日頃から情報をチェックして、あなたの希望に合った一台を見つけてください。

まとめ

100万円台でも、しっかりとポイントを押さえれば、中古キャンピングカーの購入は十分に現実的な選択です。車両の状態や内装、相場の確認から、用途に合ったタイプ選びまで、ひとつひとつ丁寧に見ていくことで、自分にぴったりの一台に出会える可能性が高まります。「高くて無理」と思っていた夢のキャンピングカーライフも、実は手の届く場所にあるかもしれません。あなたのライフスタイルに合った一台を見つけ、理想の旅をぜひスタートさせてください。

CAM-CAR | キャンカー編集部