2024.11.25
牽引免許不要|人気の小型キャンピングトレーラーのメリット・デメリットを解説
最終更新日: 2024.12.03
「キャンピングカーが欲しいけど今乗っている車が気に入っているから手放したくはない」そんな悩み事を解決するのがこの「キャンピングトレーラー」です。「キャンピングトレーラー」といっても「免許が必要なのでは?」と疑問に思う人が大多数だと思いますが、実は免許不要でも牽引可能なトレーラーもあるんです。そこで当記事ではそんな悩みを解決する『牽引免許不要の小型キャンピングトレーラー』についてメリット・デメリットをまとめてみました。
是非選ぶときの参考にしてみて下さい。
目次
キャンピングトレーラーとは?
キャンピングトレーラーは、車両に牽引して使用する「移動型の住居」です。内部のすべてを居住空間として使えるため、広々としているのが特徴です。エンジンを持たないため、車に連結して移動させます。キャンピングカーとは異なり、駐車後に車と切り離して使えるため、現地での移動がしやすいのも特徴です。
キャンピングトレーラーについてはこちらの記事でもまとめていますので是非合わせてチェックしてみてください!
小型キャンピングトレーラーのメリット
牽引免許不要
トレーラーを購入するときに「牽引免許が必要なの?」と思われがちですが、小型で『車両総重量750㎏以下』なら不要です。免許を取るためのコストや時間が削減されます。
経済面での負担が少ない
トレーラーは普通自動車で運転するので、通常のキャンピングカーより燃費が良く、維持費が比較的安いです。また、車両価格が大きなキャンピングカーに比べて低く初めてキャンピングカーを購入される方には手が出しやすい金額帯です。
コンパクトが故の高い機動性、駐車場の心配もなし。
コンパクトなサイズで狭い道や駐車場にも入りやすいです。狭い駐車場の場合、トレーラーを分離して2台分の駐車場を利用するということも可能です。(※駐車場によっては2台分の駐車ができない可能性もありますので、必ず事前に駐車場に問い合わせるようにしましょう。)
普段使っている車での牽引が可能
普段使っている車で牽引できるため、特別な車両を購入する必要がありません。
旅行の柔軟性
トレーラーをキャンプ地に置いたまま、車単体で観光や買い物に行くこともできます。また、キャンプ場に限らず、さまざまな場所で宿泊が可能です。
小型キャンピングトレーラーのデメリット
快適性の制限
大型のキャンピングカーに比べて、設備やアメニティが制限されてしまうため、購入するときには最低限必要な機能をしっかりと選ぶ必要があります。
設置と撤去の手間
トレーラー牽引車との接続・切断作業が必要なため、駐車時など少し時間がかかってしまいます。
長い車体が故の走行の不便さ
牽引することで車の全長が伸びてしまうため、山道や狭い路地、急カーブでは運転が難しくなることがあります。
保管場所の問題
トレーラーを普段どこに保管するかが問題になっていきます。駐車スペースの確保が必要で、小型でも普通車が2台分止めれる場所が必要になります。ただ、キャンピングカーは大型のスペースを探す必要がありますが、キャンピングカートレーラーは普通車2台分のスペースがあれば切り離して駐車することもできるので、都内でも駐車できる場所を探すことは容易です。
おすすめの免許不要小型トレーラー3選
ケイワークス「TRAIL WORKS MINI」
この車両の一番の注目ポイントはガレージのような外観。ガレージ感漂うアメリカンスタイルは男心くすぐるデザインとなっています。
中に入ってみると1番びっくりするのは広々とした空間。コンパクトでありながら180cmある男性が入っても頭が天井につくことはありませんでした。
標準装備でシンク、電子レンジ、冷蔵庫がついていながらも、4名まで就寝可能な内装はシンプルで無駄がなく、広々と感じる空間でした。
車両データ(DATA)
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 398万円~ |
車両サイズ | L4620mm W1980mm H2600mm |
乗車定員 | – |
就寝人数 | 4名 |
ベッドサイズ | 1900×1050mm(ソファベッド) 1880×1050mm(OPベッド) |
水タンク容量 | 給水10リットル、排水10リットル |
登録ナンバー | 8ナンバー |
装備(EQUIPMENT)
装備 | 有無 |
---|---|
サブバッテリー | 〇 |
走行充電 | △ |
外部電源 | 〇 |
インバーター | 〇 |
冷蔵庫 | 〇 |
電子レンジ | 〇 |
FFヒーター | △ |
TV | △ |
バックアイカメラ | △ |
シンク | 〇 |
トイレ | △ |
ベンチレーター | △ |
※「○」は標準装備、「△」はオプションまたは一部モデルにのみ装備されていることを示します。
問い合わせ先(ケイワークス)
MYSミスティック「レジストロ・クコ」
2020年グッドデザイン賞受賞。日本の道路事情に合わせたサイズに仕上がっています。総重量を480kg(標準仕様)に抑え、軽自動車でも牽引をも可能です。
強度の高い外装となっており、性能はもちろんデザイナー手掛ける内装は山小屋風の落ち着いた空間となっています。
車両データ(DATA)
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 279万4000円〜 |
車両サイズ | L3525mm W1700mm H2270mm |
乗車定員 | – |
就寝人数 | 3名 |
ベッドサイズ | 1800×1650mm |
水タンク容量 | 給水12リットル、排水12リットル |
登録ナンバー | 8ナンバー |
装備(EQUIPMENT)
装備 | 有無 |
---|---|
サブバッテリー | 〇 |
走行充電 | △ |
外部電源 | △ |
インバーター | △ |
冷蔵庫 | △ |
電子レンジ | △ |
FFヒーター | △ |
TV | – |
バックアイカメラ | – |
シンク | △ |
トイレ | – |
ベンチレーター | – |
※「○」は標準装備、「△」はオプションまたは一部モデルにのみ装備されていることを示します。
問い合わせ先(MYSミスティック)
ADRIA「AVIVA 360 DD」
ヨーロッパのスロベニアで1965年に誕生したキャンピングカービルダーのADRIAのキャンピングカーは住み続けられる質の高いデザインが評価され、ヨーロッパでもトップメーカーとして名が知られています。アドリアトレーラーは、ヨーロッパらしい広々とした実用的で快適なインテリアで、自宅を離れても素晴らしい体験ができるように入念に設計されています。その中でもAVIVAは、家庭的な雰囲気があり、モダンでスタイリッシュな内装で、明るく、居心地の良い雰囲気です。
小型のトレーラでありながらも、シンクやコンロに限らずトイレ、洗面台もついており、このトレーラーの中で生活が完結できるような設計になっています。普段はワークスペースとして使えば仕事もはかどりそうですね!
車両データ(DATA)
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 300万円〜 |
車両サイズ | L5530mm W2090mm H2490mm |
乗車定員 | – |
就寝人数 | 3名 |
ベッドサイズ | 1940×1260mm(フロントベッド) 1940×700mm(リアベッド) |
水タンク容量 | 給水50リットル、排水23リットル(オプション) |
登録ナンバー | 8ナンバー |
装備(EQUIPMENT)
装備 | 有無 |
---|---|
サブバッテリー | 〇 |
走行充電 | – |
外部電源 | 〇 |
インバーター | △ |
冷蔵庫 | 〇 |
電子レンジ | – |
FFヒーター | 〇 |
TV | △ |
バックアイカメラ | – |
シンク | 〇 |
トイレ | 〇 |
ベンチレーター | 〇 |
※「○」は標準装備、「△」はオプションまたは一部モデルにのみ装備されていることを示します。
問い合わせ先(ADRIA)
おわりに
いかがででしたか?キャンピングカーを初めて買いたいという方の選択肢としてなかなか入らないトレーラーですが、すでに車を持っている方は是非購入を検討してみてくださいね!
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