バンライフブームで人気上昇！タウンエースベースのおすすめキャンピングカーを用途別に紹介

最終更新日: 2023.12.24

キャンピングカーの展示会で相変わらず注目を浴びるバンコンや軽キャンと横目に、ジワジワと人気を伸ばしているキャンピングカーがあります。それがタウンエースベースのキャンピングカー、いわば「コンパクトキャンピングカー」です。

それもそのはず、サイズだけでなく価格面では高額になりがちな軽キャンピングカーと比較してもお得感アリ。バンコンよりも小回りが効いて普段使いしやすい。それでいて装備や居住性はキャンピングカーまたは車中泊仕様車として十二分。注目されるのも、納得ですよね。

今回は、そんなタウンエースベースのキャンピングカーの特徴とおすすめのクルマを紹介していきたいと思います。

タウンエースベースのキャンピングカーの特徴

2020年6月にマイナーチェンジが行われた、タウンエース。主な変更点は「スマートアシスト」機能の追加で、衝突回避支援ブレーキ、車線逸脱警報、誤発進抑制（AT車のみ）などが追加されました。つまり、より安心して車旅ができます。また、新エンジンを搭載することで燃費も向上しているので、長距離の車旅とも相性抜群です！

中でもトヨタ・タウンエース専門のキャンピングカービルダー「フロットモビール」では、「キャンピングカーをより身近に」という思いから、”シュピーレンが誕生した”と言われています。

タウンエースベースにはこんなメリットがあります

駐車場に困らないコンパクトサイズ

マイナーチェンジしたしたベース車両を使ったキャンピングカーの最大の強みは、なんといってもコンパクトサイズなので普段使いをしやすいという点です。
というのも、タウンエースは車長×車幅のサイズが、トヨタのAqua、ホンダのFitとほぼ同サイズ。なので日本の駐車枠サイズに余裕で停められるうえに、車高2m以下なので立体駐車場、しいては自動洗車機にも入れます。（オプションでソーラーパネルや外装によっては洗車機はやめた方がいいです。）

車両名	車長（mm）	車幅（mm）	車高（mm）
タウンエース	4,045	1,665	1,900
Aqua	4,045	1,695	1,455
Fit（最大サイズ）	4,095	1,725	1,570

安定性・走行性能が高い

電子制御式燃料噴射装置（EFI）を採用した新設計の軽量コンパクトエンジンを搭載しているので、低速での粘り、高速で軽快に走行できます。

燃費が良い

平均燃費：約12km/L
燃費はアクセルの踏み方、道路状況、積載量、車検証の「年月日の発売モデル」によって異なるので、一概には言えません。

普段キャブコンやハイエースベースのキャンピングカーに乗っている人が見たら燃費がよく感じるでしょうし、燃費がよいと言われる車種と比べると燃費は悪く感じるでしょう。

名前の似た「ライトエース」はもうベースが生産終了！？

先に述べたマイナーチェンジでは、エクステリアもヘッドライト周りが変更されましたが、実は「ライトエース」の名前が消え「タウンエース」に一本化されることにもなりました。

ちなみにダイハツも「グランマックス」というネーミングで同じ車両を発売するので、今後のキャンピングカーが、益々盛り上がり、注目されることでしょう。

ユーザーレビュー

タウンエースベースのキャンピングカーの実際のオーナーの声を聞いてみました。

オーナーAの体験談

「私のタウンエースベースのキャンピングカーは、都市部での運転がとても楽です。コンパクトなサイズで狭い道もラクラク通れますし、燃費の良さも魅力的。週末はよくソロキャンプに出かけますが、必要なものがすべて車内に収まり、快適な旅ができています。」

オーナーBの体験談

「私たち夫婦は、タウンエースベースのキャンピングカーで長期旅行を楽しんでいます。車内は意外と広く、二人で過ごすには十分な空間があります。特に、ベッドが広くて快適なのがお気に入りです。」

カスタマイズオプション

タウンエースベースのキャンピングカーは、多彩なカスタマイズオプションが魅力です。例えば、内装の色や素材の選択、追加の収納スペース、キッチン設備のアップグレードなど、あなたのニーズに合わせたカスタマイズが可能です。また、ソーラーパネルの設置や外部シャワーの追加など、アウトドアライフをより快適にするオプションも豊富に用意されています。

メンテナンスガイド

タウンエースベースのキャンピングカーを長く愛用するためには、適切なメンテナンスが欠かせません。定期的なエンジンオイルやブレーキ液の交換、タイヤの空気圧チェック、バッテリーの状態確認など、基本的なメンテナンスを心がけましょう。また、キャンピングカー特有の設備、例えば水回りやガス設備も定期的な点検が必要です。長期間使用しない場合は、車体のカバーをかけるなどして、車両を保護することも大切です。

用途別！タウンエースベースのキャンピングカーをご紹介

コンパクトキャンピングカーは軽キャンとバンコンの間のサイズ感なので、車内空間をいかに確保できるかが課題になってきます。そういう視点で、車旅のスタイルと相性がよいと思うタウンベースのキャンピングカーをご紹介します。

【ひとり旅編】ソロキャン向けなキャンピングカー4選

ひとり旅スタイルと相性がよさそうな、バンコンタイプのコンパクトキャンピングカーをピックアップします。ひとり旅だからこそ、一手間をかけずに「あるがままで使い勝手よく遊べる車」のが強みなデザインです。

シュピーレン

一人旅に最適なスペースを確保。一人の就寝サイズのベッドを展開したまま、足を下ろして食事やリモートワークのように使える空間を実現したキャンピングカーです。

ビルダー	フロット・モビール
乗車定員	4名
就寝定員	2名

リゾートDuo　LUXIO　Pro（ルクシオ　プロ）

運動性能を確保したまま、キャンピングカーの基本装備を備え、シンプルに使える強い1台です。

ビルダー	ステージ21
乗車定員	4名
就寝定員	2名

ペコラ

4名が前向きに乗車できます。シンプルな車内は、薄型の家具が据えつけられており、室内はできるだけ広くなるよう考えられています。

ビルダー	キャンパーアシスト
乗車定員	4名
就寝定員	2名

ハーフ

純正シートが残されたシンプル設計のキャンピングカー。電装系は標準装備されて、シンプルな車中泊ができます。

ビルダー	マリナRV
乗車定員	5名
就寝定員	2名

【ふたり旅編】カップルや夫婦にピッタリなキャンピングカー5選

ふたり旅に必須の、車内空間。キャブコンタイプのデザインで、車内でゆっくりくつろげる系のレイアウトの車両をご紹介します。

M-horueva

ポップアップルーフで車内空間をひろく確保できるキャンピングカーです。直立して利用できるのは大きいです。

ビルダー	AZ-MAX（オートショップアズマ）
乗車定員	5名
就寝定員	2名

Rakuneru Lei

女子好みのオシャレで明るい車内が特徴的。対面できるダイネットでサブテーブルもあるので、作業空間も広め。車高は標準サイズ。

ビルダー	メティオ
乗車定員	5名
就寝定員	2名

HANA1.5

バンクベッドがなく、屋根がフロントガラスに沿ったデザインが特徴的なキャンピングカーです。風の抵抗を受けにくそうなのもポイントです。

ビルダー	タコス
乗車定員	5名
就寝定員	大人2名＋子供2名

カレントキャンパー　ピコ

シンプルなレイアウトで、初心者でも使いやすい一台です。それでいて、しっかりキャンピングカーの装備を抑えているので、乗り換える人も納得の1台。

ビルダー	キャンピングカー広島
乗車定員	6名
就寝定員	4名

メリル

レイアウトの組み合わせで、ノーマルルーフのファミリー向け（メリルI）・エレベーションルーフのファミリー向け（Ⅱ）・ノーマルルーフの二人旅向け（Ⅲ）・ポップアップルーフの二人旅向け（Ⅳ）の4種類から選択できるので、自分の使い勝手にあった1台を選べるところが魅力です。

ビルダー	KATO MOTOR
乗車定員	4名
就寝定員	4名

【ペット旅編】愛犬と楽しく旅行したい方向けのキャンピングカー3選

レジストロ・アウル

ゲージが置きやすく、車内レイアウトが四角に対応しています。バンクベッドがひろく確保されているので、寝るのもよし、ペット用品を置いておくのもよし、のキャンピングカーです。

ビルダー	M.Y.Sミスティック
乗車定員	6名
就寝定員	5名

Dテントむし

車内のレイアウトが四角と相性がよいので、足元にゲージが置きやすいです。エレベーター式のポップアップルーフで、ペットと夫婦の大所帯でも居住空間を確保することができます。

ビルダー	バンショップミカミ
乗車定員	6名
就寝定員	4名

Anna Model M

2人仕様のキャンピングカー。インテリアが落ち着いているので、飽きがこなさそう。ギャレーはコンパクトなシンクと18Lのポータブル冷蔵庫がビルトインされています。

ビルダー	AtoZ
乗車定員	5名
就寝定員	2名＋子ども2名

【長期の車中泊向け】キャンピングカー3選

ネオユーロスライドアウト

ライトキャブコンには珍しい、本格的なキャブコン。「スライドアウト」の名前の通り、30ｃｍ車外に突き出せる。また、マルチルーム、直立して使えるシンク完備モデルのため、長期にわたる車内生活もストレスフリーで過ごせる。

ビルダー	かーいんてりあ高橋
乗車定員	5名
就寝定員	4名

Feel

ゆとりあるスタイリッシュなボディーデザインで、車内空間もしっかり確保。マルチルームも確保されており、多めの荷物にも搭載できるので、長期旅の多くなりがちな荷物とも相性バッチリ。

ビルダー	AZ-MAX（オートショップアズマ）
乗車定員	5名
就寝定員	最大6名（レイアウトにより異なる）

TOM23

最大の特徴は、快適な走行性能も持ち合わせた、超軽量アルミボディです。また対面シートとベンチシートの組み合わせで6～7名でテーブルを囲めるレイアウト。

ビルダー	セキソーボディー
乗車定員	6名
就寝定員	5名

FAQよくある質問

Q1: タウンエースベースのキャンピングカーの主な利点は何ですか？

タウンエースベースのキャンピングカーは、コンパクトサイズでありながら、安定した走行性能と良好な燃費を提供します。また、普段使いにも適している点が大きな利点です。

Q2: タウンエースベースのキャンピングカーは、どのような旅行スタイルに適していますか？

タウンエースベースのキャンピングカーは、ソロ旅行からカップルや夫婦の旅行、ペットとの旅行、さらには長期の車中泊にも適しています。用途に応じたさまざまなモデルがあります。

Q3: タウンエースベースのキャンピングカーのカスタマイズオプションにはどのようなものがありますか？

タウンエースベースのキャンピングカーでは、内装のカスタマイズや追加装備の選択が可能です。例えば、ベッドのサイズ変更、収納スペースの追加、キッチン設備のカスタマイズなどがあります。

おわりに

車旅スタイルに合わせた、ライトエース、タウンエースベースのコンパクトキャンピングカーをご紹介しました。

あなたの旅のスタイルと相性のよさそうな車両は見つかりましたか？展示会場で実際の車両を目の当たりにすると、それだけで車旅を楽しむ未来がイメージできて、ワクワクできますよ♪
読者の皆様が、最高の相棒である1台と出会えますように！