2026.08.19
車のエンブレム完全図鑑|分からないメーカーイギリス車8種類を徹底解説
最終更新日: 2026.08.20
街中や駐車場で見かけた車について「このエンブレムはどこのメーカーだろう」と気になったことはありませんか。
有名な国内・欧米のメーカーはもちろんのこと、最近ではアジアのメーカーの車も目にする機会が増えてきています。
この記事では、イギリス車8種のエンブレムについて詳しく紹介していきます。
国・地域別に見る車のエンブレム63種類一覧
これから解説するエンブレムは、55メーカー+車種専用8台の計63種類のうち、イギリス車8種類を紹介します。
| 国・地域 | 紹介するメーカー・車種 | 種類数 |
|---|---|---|
| 日本 | トヨタ、レクサス、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱自動車、スズキ、ダイハツ、光岡自動車 | 10種類 |
| ドイツ | メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェ、オペル、アルピナ | 7種類 |
| イタリア | フェラーリ、ランボルギーニ、アルファロメオ、アバルト、マセラティ、フィアット | 6種類 |
| フランス | プジョー、ルノー、シトロエン、DSオートモビル | 4種類 |
| イギリス | MINI、アストンマーティン、ベントレー、ロールス・ロイス、ジャガー、ランドローバー、ロータス、マクラーレン | 8種類 |
| アメリカ | フォード、シボレー、キャデラック、テスラ、ジープ、リンカーン、クライスラー | 7種類 |
| スウェーデン | ボルボ、サーブ、ケーニグセグ、ポールスター | 4種類 |
| チェコ・スペイン・ルーマニア | シュコダ、セアト、ダチア | 3種類 |
| 中国・韓国 | ヒョンデ、KIA、ジェネシス、BYD、NIO、XPENG | 6種類 |
| トヨタ車種専用 | クラウン、センチュリー、旧型ハリアー、旧型アルファード、カローラシリーズ、エスティマ、マークX、エスクァイア | 8種類 |
| 合計 | 55ブランド+トヨタ車種専用8種類 | 63種類 |
世界のエンブレムに関しては、下記にまとめた記事がありますので、そちらでご確認ください。
イギリス車のエンブレム8種類
翼をモチーフにしたエンブレムが多いことが特徴のイギリス車。
由来やブランドイメージを知ると、違いを見るのが楽しくなります。
MINI|円の左右に広がる翼

1959年に誕生した英国の小型車を源流とし、2001年の再始動後はBMWグループのプレミアムコンパクトとして展開しています。
エンブレムは、中央にMINIと記した円から左右へ翼が広がる「翼の付いた車輪」です。
2001年からの立体的な意匠を平面化した現行マークは、2018年3月から車両へ採用されました。
中央が円であるため、横長の文字枠を置くアストンマーティンや、大きなBを配するベントレーとは印象が異なります。
アストンマーティン(Aston Martin)|ブランド名から広がる横長の翼

高性能グランドツアラーとモータースポーツの伝統を持ち、英国でスポーツカーを生産してきたブランドです。
円形だった初期マークに代わり、1927年に開いた翼が登場しました。
1932年には羽根を細かく描き、中央の長方形へASTON MARTINと記す現在につながる構成になっています。
2022年の改定では線や形が整理されましたが、中央にブランド名を収める基本形は維持されました。
ベントレー(Bentley)|翼の中央に置かれたB

1919年にW.O.ベントレーが創業し、現在はフォルクスワーゲングループで豪華さと高性能を両立した車を製造しています。
創業時から使われる「Winged B」は、中央のBと一対の翼を組み合わせたマークです。
翼には走る高揚感が込められ、年代や車種によって中央部の色や羽根の数、立体感が異なります。
2025年には鋭い翼を持つ第5世代が発表されましたが、従来型を装着した市販車も多く残っています。
ロールス・ロイス(Rolls-Royce)|縦長の枠内で重なる二つのR

少量生産と顧客ごとの個別仕立てを重視し、英国グッドウッドで超高級車を製造するBMWグループのブランドです。
縦長の枠内で重なる二つのRは、創業者のロールズとロイスを表す「Badge of Honour」です。
2020年のブランド刷新でも基本形は変更されず、ブラック・バッジでは黒地に銀など、通常車と異なる配色も使われます。
ボンネット上の女性像「スピリット・オブ・エクスタシー」とは別のシンボルです。
ジャガー(Jaguar)|跳躍する猛獣と正面を向く顔

流麗なスポーツカーや高級サルーンを手がけ、俊敏さと動物のジャガーを結び付けた造形を長く使用してきました。
旧型車では、横へ跳躍する「Leaper」と正面の顔を描く「Growler」、JAGUARの文字が場所ごとに使われています。
2024年発表の新しいブランド表現ではLeaperを継承し、Growlerに代えて小文字のjとrを組み合わせたモノグラムを採用しました。
ランドローバー(Land Rover)|横長の楕円とブランド名

1948年に実用的な四輪駆動車から始まり、現在は悪路走破性と快適性を備えたSUVを展開しています。
エンブレムは横長の楕円内にLAND ROVERを二段で置き、文字の間に小さな装飾を加えた形です。緑地のほか、車種や仕様により黒地や単色の表示も見られます。
青い楕円のフォードとは、中央の綴りと二段に分かれた文字配置が異なります。
人気車種のディフェンダーには、正規アクセサリーとしてルーフテントが用意されました。
キャンピングカーではありませんが、車中泊に対応する公式のキャンプ関連仕様です。
ロータス(Lotus)|黄色と緑の円形

創業者コーリン・チャップマンの思想を受け継ぎ、軽量化と鋭い操縦性を重視したスポーツカーを開発しています。
黄色い円形または丸みのある三角形を土台に、緑色のLOTUSと上部の組文字を収めたマークです。
年代によって外周の形や黄色と緑の比率、文字の太さ、立体表現に違いがあります。
公式資料でも複数世代のロゴが公開されているため、旧型車の意匠を単純な円形ロゴと見誤らないことが大切です。
マクラーレン(McLaren)|文字の右上に添えた曲線形

F1をはじめとする競技で培った技術を背景に、軽量な車体と空力性能を追求するロードカーブランドです。
McLarenの文字の右上には、前方へ流れるような曲線形の「Speedmark」が置かれます。
現在につながる形は1997年に登場し、公式資料ではリアウイングが生む渦や、捕食動物の模様との類似が説明されています。
車体では文字だけが目立つ場合もありますが、独特な小文字を含む綴りと右端の曲線が一体です。
知りたい車のエンブレムをすぐに調べる方法|Googleレンズ

有名メーカーからマイナーなメーカーまで紹介しましたが、世界にはローカルメーカーを含め、まだ多くの自動車メーカーがあります。EVの普及で、今後は新しいメーカーも増えるかもしれません。
「これなんだろう?」と思ったときは、Google レンズがおすすめです。GoogleアプリまたはChromeで画像を開き、レンズボタンを押すだけで画像検索を始められます。
手順
- GoogleアプリまたはChromeを開く
- Googleレンズボタンを押す
- カメラが起動。画面中央にある白い枠内にエンブレムを収める

- シャッターボタンを押して画像検索
- 検索結果から情報を確認
筆者も「このロゴは何だろう」とスマートフォンで調べ、旧ロゴやカスタムパーツのエンブレムだと分かったことがあります。
調べたいモノの形を言葉で表現するのは意外と大変です。
簡単に画像検索できるこの機能は、エンブレムに限らず多くの場面で役に立つでしょう。
参考:Googleレンズの使い方(カメラで写して検索)[Android]
車のエンブレム早見ガイドを有効活用しよう

この記事ではイギリス車8種類のエンブレムについて紹介させていただきました。
よく見かけるものでも、初めて名前を知ったメーカーもあるのではないでしょうか。
このサイトをお気に入り登録しておけば、次にわからないエンブレムが見つかったときも解決できます。
もし、それでも見つからないときは筆者もおすすめのGoogle レンズを使ってみてください。
エンブレムの由来や歴史を知ることで、新たな楽しみが見つかるかもしれません。