2026.08.21
車のエンブレム完全図鑑|分からないメーカードイツ車7種類を徹底解説
最終更新日: 2026.08.22
街中や駐車場で見かけた車について「このエンブレムはどこのメーカーだろう」と気になったことはありませんか。
有名な国内・欧米のメーカーはもちろんのこと、最近ではアジアのメーカーの車も目にする機会が増えてきています。
この記事では、ドイツ車7種のエンブレムについて詳しく紹介していきます。
国・地域別に見る車のエンブレム63種類一覧
これから解説するエンブレムは、55メーカー+車種専用8台の計63種類のうち、ドイツ車7種類を紹介します。
| 国・地域 | 紹介するメーカー・車種 | 種類数 |
|---|---|---|
| 日本 | トヨタ、レクサス、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱自動車、スズキ、ダイハツ、光岡自動車 | 10種類 |
| ドイツ | メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェ、オペル、アルピナ | 7種類 |
| イタリア | フェラーリ、ランボルギーニ、アルファロメオ、アバルト、マセラティ、フィアット | 6種類 |
| フランス | プジョー、ルノー、シトロエン、DSオートモビル | 4種類 |
| イギリス | MINI、アストンマーティン、ベントレー、ロールス・ロイス、ジャガー、ランドローバー、ロータス、マクラーレン | 8種類 |
| アメリカ | フォード、シボレー、キャデラック、テスラ、ジープ、リンカーン、クライスラー | 7種類 |
| スウェーデン | ボルボ、サーブ、ケーニグセグ、ポールスター | 4種類 |
| チェコ・スペイン・ルーマニア | シュコダ、セアト、ダチア | 3種類 |
| 中国・韓国 | ヒョンデ、KIA、ジェネシス、BYD、NIO、XPENG | 6種類 |
| トヨタ車種専用 | クラウン、センチュリー、旧型ハリアー、旧型アルファード、カローラシリーズ、エスティマ、マークX、エスクァイア | 8種類 |
| 合計 | 55ブランド+トヨタ車種専用8種類 | 63種類 |
ドイツ車のエンブレム7種類
ドイツ車には、円形や盾形を基礎としながら、星、輪、馬、機械部品などを組み込んだマークがあります。
旧型の立体的な表現と、近年の平面的なデザインが併存している点にも注意が必要です。
メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz )|円の中の三方向に伸びる星

乗用車、バン、トラックまで幅広く手がけるメルセデス・ベンツは、1886年に生まれた自動車の系譜を受け継ぐブランドです。
円内の三方向へ線が伸びるスリーポインテッド・スターは、陸・海・空でダイムラー製エンジンを活用する構想を表します。
星は1909年に商標登録が申請され、1910年から車両に使われました。車種によってボンネット上の立体マスコットと、グリル内の大型マークが見られます。
スプリンターは世界各地でキャンピングカーに架装され、Vクラスを基礎とするマルコポーロも公式キャンパーとして展開されています。
BMW|青と白を4分割した円形

航空機エンジンメーカーを起源の一つとするBMWは、直列6気筒エンジンや後輪駆動を軸に走行性能を磨いてきました。
黒い外周にBMWの文字を置き、内側を青と白の4区画に分けた円形です。
この配色は本拠地バイエルン州に関係し、回転するプロペラを直接図案化したという説明は、後年の広告から広まった解釈です。
2025年発表の新型iX3には新しい車両用エンブレムが採用され、2026年2月以降はほかのモデルへ順次展開すると発表されています。
アウディ|横一列につながった4つの輪

前身4社の統合を背景に発展したアウディは、quattroと呼ばれる四輪駆動技術でも独自性を築きました。
マークは同じ大きさの4つの輪を横一列につないだ形です。1932年に統合したアウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラーの4社を表しています。
Q8 e-tronからはクロームを使わない白黒の二次元リングが導入され、旧型車の立体的な銀色リングと併存しています。
フォルクスワーゲン(Volkswagen )|円の中で重なるVとW

ビートルやゴルフなどの量産車に加え、キャンパー人気の車種もリリースしているのがフォルクスワーゲンです。
円内でVの下にWを組み合わせており、遠目では複数の線が入った丸いマークに見えます。
2019年に発表されたデザインは、立体感や陰影を抑えた細い線の二次元表現です。
それ以前の車両では、厚みのあるクローム調のマークも見られます。
純正のキャンピングカー「カリフォルニア」は、ミニバンベースで乗り回しもよい人気のシリーズです。
ポルシェ(Porsche )|盾の中央に描かれた跳ね馬

スポーツカーを軸に、水平対向エンジンやモータースポーツで培った技術を市販車へ生かしてきたのがポルシェです。
盾形の中に赤と黒の縞、枝角、中央の跳ね馬、PORSCHEの文字を組み合わせています。
馬はシュトゥットガルト市、色と枝角は旧ヴュルテンベルク=ホーエンツォレルンの紋章に由来します。
1952年から使われ、2023年には金属表面や馬などの細部を改めた現行クレストの車両採用が始まりました。
オペル(Opel)|円を横切る稲妻形

ミシンと自転車の製造を経て自動車へ進出したオペルは、欧州向けの大衆車や商用バンを長く展開してきました。
円の中央を横向きの稲妻が貫く形で、ドイツ語の「ブリッツ」と呼ばれます。
円とブリッツの組み合わせは1963年から全モデルに使われています。
2023年には中央の図形を鋭く分割した新デザインが発表され、2024年から市販車への段階的な採用が始まりました。
アルピナ(ALPINA)|吸気部品とクランクシャフトを描いた円形紋章

BMW車を基礎にエンジン、足回り、内外装を独自に仕立ててきたアルピナは、2026年1月からBMWグループ内の独立ブランド「BMW ALPINA」となりました。
円形紋章の中央には、ブランドの歴史に関わるスロットルボディとクランクシャフトが描かれています。
従来は赤や青が目立ちましたが、2026年2月発表の新エンブレムは同じ部品を残しながら、線と配色を簡潔にしました。外周には新しいBMW ALPINAの文字が配置されています。
知りたい車のエンブレムをすぐに調べる方法|Googleレンズ

有名メーカーからマイナーなメーカーまで紹介しましたが、世界にはローカルメーカーを含め、まだ多くの自動車メーカーがあります。EVの普及で、今後は新しいメーカーも増えるかもしれません。
「これなんだろう?」と思ったときは、Google レンズがおすすめです。
GoogleアプリまたはChromeで画像を開き、レンズボタンを押すだけで画像検索を始められます。
手順
- GoogleアプリまたはChromeを開く
- Googleレンズボタンを押す
- カメラが起動。画面中央にある白い枠内にエンブレムを収める

- シャッターボタンを押して画像検索
- 検索結果から情報を確認
筆者も「このロゴは何だろう」とスマートフォンで調べ、旧ロゴやカスタムパーツのエンブレムだと分かったことがあります。
調べたいモノの形を言葉で表現するのは意外と大変です。
簡単に画像検索できるこの機能は、エンブレムに限らず多くの場面で役に立つでしょう。
車のエンブレム早見ガイドを有効活用しよう

この記事ではドイツ車7種類のエンブレムについて紹介させていただきました。
よく見かけるものでも、初めて名前を知ったメーカーもあるのではないでしょうか。
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もし、それでも見つからないときは筆者もおすすめのGoogle レンズを使ってみてください。
エンブレムの由来や歴史を知ることで、新たな楽しみが見つかるかもしれません。