2025.05.31
ヴォクシーで車中泊って実際どう?快適に眠れる人数・レイアウト・便利グッズをまとめました

最終更新日: 2025.05.31
「ヴォクシーで車中泊ってどうなの?」「家族で使える車中泊仕様にしたい」——そんな方に向けて、この記事ではヴォクシーの魅力から実際の車中泊アレンジ例、快適に過ごすための便利アイテムまでを徹底解説します。ファミリーにもソロキャンパーにも人気の高いヴォクシーは、ミニバンならではの広々とした車内空間と機能性の高さで、実は車中泊にもぴったりな車種です。これから車中泊を始めたい方も、すでにキャンピングスタイルを楽しんでいる方も、ぜひ参考にしてください。
ヴォクシーってどんな車?車中泊に適している理由【5つの視点で解説】

トヨタ・ヴォクシーは、単なるファミリーミニバンにとどまらず、車中泊にも対応できる多機能性を備えた実力派。以下の5つの視点から、その適性を細かく見ていきましょう。
フラットな就寝スペースが作れるシート構造

2列目・3列目を倒すことで、ほぼフラットな就寝空間が作れます。完全なキャンピングカーほどではないにせよ、市販のマットやベッドキットを組み合わせれば、段差を解消した快適な寝床を確保可能です。
※7人乗り仕様だとセカンドシートの間に隙間ができてしまうので注意が必要です。
室内空間が広く、大人が寝転がれるサイズ感
幅約1300mm・高さ約1400mmというサイズ感は、大人2人が余裕をもって就寝できる広さ。特に高さ1400mmという数値は、着替えや荷物整理、ちょっとした食事にも便利な「動ける余裕」を生み出します。
荷物収納スペースが充実している
サードシートを跳ね上げるだけでも大容量のラゲッジスペースが生まれます。クーラーボックス、寝具、折りたたみチェアなど、アウトドア・旅グッズの積載がしやすいのは大きな強みです。
電源・快適装備が豊富で長時間滞在向き
USBポートや充電ソケット、快適なエアコン操作系統など、ヴォクシーはもともと長時間の移動に対応した設計。さらにグレードによっては電動スライドドアやオートエアコンなども搭載されており、“車内生活”との相性が抜群です。また、後部座席にもシートヒーターがあるので冬でも快適に過ごすことができます。
スライドドアで出入り&通気もスムーズ
車中泊中はドアの開閉・通気・荷物の出し入れが頻繁になります。ヴォクシーは両側スライドドアの採用により、狭い駐車場でも楽に出入りでき、網戸を設置すればスムーズな換気も実現可能です。
何人で車中泊するのが最適?

ヴォクシーはミニバンとして最大7~8人乗車が可能ですが、車中泊となると実際に快適に就寝できる人数は2~3人が目安です。
1〜2人なら余裕のあるスペース
ソロや夫婦2人であれば、セカンド・サードシートをフルフラットにして、広々とした寝床を確保できます。特にソロキャンプであれば、寝床とは別に荷物スペースや調理エリアを設ける余裕もあり、非常に快適です。
3人の場合:レイアウトに工夫が必要
大人2人+子ども1人であれば、マットや寝袋の配置を工夫すれば就寝可能です。小さなお子さんがいる家庭では、チャイルド用ベッドやポータブルベッドを活用するのも一案です。
4人以上は就寝スペースの確保が課題に
大人4人以上での就寝は現実的には厳しく、テント併用やルーフテントの導入を検討するのがおすすめです。車中泊というよりも、「車中+外泊」スタイルに切り替えることで、より快適に過ごせます。
ヴォクシーでの車中泊アレンジ術

ヴォクシーの車中泊仕様にはさまざまなアレンジがあります。以下、実践例をご紹介します。
① フルフラット化+エアマット使用
純正シートの段差をエアマットで調整することで、快適な寝床を確保。市販のキャンピングマットや折りたたみ式のベッドキットもおすすめです。
② ベッドキットの導入
DIYまたは市販のベッドキットを使えば、床下収納も活用でき、車内空間を有効に使えます。断熱マットやすのこを使ってもOK。
③ カーテン・サンシェードでプライベート空間確保
プライバシーと防犯対策のために、専用のサンシェードや遮光カーテンは必須アイテム。断熱にも効果があり、夏・冬の温度管理にも役立ちます。
エアマットや、カーテン・サンシェードはトヨタの純正品でも取り扱いがあります。詳しくはお近くのトヨタ車販売店へ問い合わせしてみてください。
ヴォクシー車中泊におすすめの便利グッズ

ヴォクシーで車中泊する魅力まとめ
ヴォクシーはその広さと柔軟なシートアレンジ、豊富なアフターパーツのおかげで、非常に車中泊向きの車です。特に家族連れや初心者にはぴったりのミニバンタイプでありながら、しっかりと「キャンピングカーの要素」も楽しめるのが魅力です。
「ホテルよりも自由」「テントよりも安心」そんな“ちょうどいい”旅のスタイルとして、ぜひヴォクシーでの車中泊を体験してみてください。自由な旅が、あなたの毎日をちょっと豊かにしてくれるはずです。