CAMPINGCAR LIFE

2022.04.17

【キャンピングカーの気になる価格】車種別!値段の相場はこれだ!

最終更新日: 2023.01.25

どうも!VANLIFE JAPANリサコとダイキです。私たち夫婦は、キャンピングカーで毎日車中泊をして、日本中旅をしながら暮らしている夫婦です。毎日キャンピングカーの素晴らしさを実感している私たちが、今回はキャンピングカーの値段についてお話しします。

キャンピングカーの値段について、多くの方が購入する際に一番比較検討したい要素かと思います。

実はキャンピングカーの値段には、普通自動車と同じくらいのものから高級なものまで幅広くあります。今回の記事ではそんなキャンピングカーの値段について徹底的に解説していきます。キャンピングカーの値段ごとに車種はどんなものがあるのか、値段による装備の違い、キャンピングカーのタイプでの比較、などキャンピングカー購入前に知っておきたい情報をまとめました。

キャンピングカーが気になっている方、まずはこの記事でキャンピングカーの値段ごとの車種や装備の違いを知り、自分の理想に合う車種を見つけてみてくださいね。

目次

普通車より高額?キャンピングカーの気になる値段

キャンピングカーの値段は普通車よりも高額だと感じていませんか?実は、キャンピングカーの値段は種類や装備、中古車などによっては低価格で購入できるものもあるんです。まずは、キャンピングカーの値段について注目するべきポイントを3つ紹介します。

 普通車と同じように低価格で購入できるものもある

キャンピングカーの値段の中には、普通自動車と同じくらいの価格帯のものが存在しています。例えばコンパクトな軽キャンピングカーや、中古キャンピングカーなどです。

普通自動車を所有できるくらいの値段で購入できるものがある、と分かればキャンピングカーが一気に身近な存在になりますよね。キャンピングカーが高額だから、と諦めていた方はまずは低価格なキャンピングカーをチェックしてみましょう。

オプションやカスタマイズをするとやはり値段が高くなる

キャンピングカーの良いところは、使用目的によってカスタマイズできることです。

車種によって標準装備されているものが異なりますが、自分の理想に合わせて好きなものを選ぶことができるので夢が広がります。しかし、当然ながら装備が増えるとそれだけ値段も上がります(笑)

理想の旅のスタイルにはどんな装備が必要か?逆に不要な装備はあるか?を知っておくことでキャンピングカーを上手に購入できるかもしれません。実際の旅をシュミレーションして必要な装備を考えてみてくださいね。

オプション価格紹介【YouTube】VANLIFE JAPANリサコとダイキhttps://youtu.be/EgmTMhrv7Lw

理想を求めすぎると更に高額に

キャンピングカーで快適な旅ができるように追求していくと、どこまでも豪華な車にしていくことができます。

例えば、生活に必要な冷蔵庫、電子レンジ、家庭用エアコン、ドライヤー、キッチン、コンロ、など揃えれば、まるで家のような快適な暮らしを再現することもできます。しかし、電化製品を使うにはメインバッテリーの他にサブバッテリーを搭載したり、ソーラーパネルなど充電システムを搭載したりと電気系統にかかる値段も増えます。

さらに、シャワーやトイレなどまで設置すれば本当にどんな場所でも旅をすることが可能になっていきます。しかし、これらの機能を活用するためには水を確保して積んでおくための大きなタンクも必要です。お湯が必要な場合はお湯を沸かすシステムも搭載する必要があるのです。

このように、キャンピングカーで快適な暮らしを追求していくとどこまでも豪華にすることができますが、値段が1000万円を超えるような高額クラスになっていきます。もう、ここまで来るとホテルのような豪華さですね!

キャンピングカーの種類と値段の相場はこれ!

ここからは分かりやすく、キャンピングカーの種類別に軽キャンパー・トラキャン・バンコン・キャブコン・バスコン・フルコン・トレーラーの順にそれぞれの特徴と値段の相場を紹介します。

【200~400万円】お手頃な値段「軽キャンパー」

軽キャンパーとは、軽自動車(ワゴンやバン、トラックなど)をベース車両としてキャンピングカーが作られたタイプです。ベースが軽自動車なので扱いやすく、維持費も抑えられるのが魅力!

【200~500万円】安ければ200万で購入可能「トラキャン」

トラキャン(トラックキャンパー)は、ピックアップトラックの荷台に居住用のキャンパーシェルを積載するタイプのキャンピングカーです。キャンパーシェルを外せば普通の車としても利用可能で使い方の幅が広がります。

【300~600万円】汎用性が高いバンベース「バンコン」

バンコンとはバンをコンバージョン(改造)したキャンピングカーです。ベース車にはハイエースやキャラバンなどがあり、普段使いしやすく居住スペースのアレンジの幅が豊富なところが魅力です!

【600~1000万円】みんなの憧れ「キャブコン」

キャブコンとはキャブ(トラックの運転席部分)をコンバージョン(改造)したキャンピングカーです。ベースはトラックですが居室空間があり運転席上部のバンクベッドも特徴的です。私たちもこの車に乗っています!長期旅にはこのくらい広い空間があると長旅でのストレスも軽減されます。

【1000万円以上①】広い車内と優れた走行性能「バスコン」

バスコンはマイクロバスをコンバージョン(改造)したキャンピングカーです。全長6m以上のバスがベースなので、居室スペースは申し分ないくらいの快適な広さです!大人数での旅も楽しめますね!

【1000万円以上②】快適な走る一軒家「フルコン」

フルコンとはフルコンバージョンの略、全てをキャンピングカーメーカーが架装したキャンピングカーです。(エンジン、トランスミッションなどは除く)ベース車やフレームの制限もないため、より快適な空間となるよう高性能でこだわって作られています。

【200~1000万円】 自分の理想を探しやすいけん引タイプ「トレーラー」

トレーラータイプは小型のトレーラーなら普通免許で牽引可能です!居室部分のトレーラーを切り離すことができるので、旅先で切り離して普通に自動車を使うこともできちゃいます。

キャンピングカーの価格相場の全体図

キャンピングカーの値段の相場を全体図にまとめてみました。

軽キャンパーベース:軽自動車乗車定員:2名〜就寝定員:2名〜200万〜400万
トラキャンタンドラ、タイタン他 4〜5名200万〜500万
バンコンハイエース、キャラバン他5名〜8名3〜4名300万〜600万
キャブコンカムロード他4〜7名3〜6名600万〜1000万
バスコンコースター他10名5名1000万〜
フルコンベンツ他4〜5名4〜5名1000万〜
トレーラー2〜4名200万〜1000万

 用途・目的別のオススメなキャンピングカーのタイプはコチラ

キャンピングカーを見ていると、あれも良い、これも良い、と次から次へ良いものがたくさんで余計に迷ってしまうかもしれませんね。そんな時は、まず「用途」や「目的」をはっきりさせておくことでピッタリの1台を選びやすくなります。

ソロキャンプ・一人旅

1人で気軽な旅を楽しみたい方は、軽キャンパーやバンコンがおすすめ!扱いやすく身軽な旅が楽しめます。荷物が多い方や広めの空間が欲しい方はキャブコンの中でも少しコンパクトなタイプだと1人でちょうど良いサイズかもしれません。

カップルや夫婦のふたり旅

2人旅なら、軽キャンパーやバンコン、キャブコンがおすすめです。特にどんな2人旅をしたいか?でそれぞれに合う形が変わってくると思います。

例えば、旅の期間は?2〜3日、1週間、1ヶ月以上、、など。私たちは1年半夫婦旅をしていますが、やはり長期旅であればキャブコンくらいの大きさが生活しやすいですね。

ファミリーやグループで使いたい

家族やグループなど人数が増えてくると、考えるのが乗車定員や就寝定員ですね。どのくらいの人数で使いたいか?をイメージすると、必然的に配置が絞られてくると思います。私たちはキャンピングカー購入前に友達家族と一緒にキャンピングカーをグループレンタルしてみました!2泊の旅でしたがキャブコンで大人4人子供1人、快適な旅を楽しみました。

豪華なキャンピングカーがほしい

豪華にキャンピングカーを楽しみたい方は少し大きめのキャブコンやバスコンがおすすめ!1000万円を超えるクラスになると、内装もより一層高級感が感じられます!

 値段を抑えてキャンピングカーを買いたい

値段を抑えて購入するには中古車もおすすめです!中古車の良いポイントは、すぐ納車されること。現在納期に1年以上かかる場合もありますが今すぐ購入できるのも嬉しいですね!また、前オーナーさんが装備を揃えている場合もあり、通常フル装備では高額になってしまうようなものも値段を抑えて手に入れることができます。

乗用車と比較すると税金はどのくらい安いの?

キャンピングカーを購入した後は維持費も気になりますよね?
維持費の一つとして「税金」があります。
キャンピングカーの税金には、普通の乗用車と同様に毎年かかる「自動車税」と車検の際にかかる「自動車重量税」がありますので、それぞれ見ていきましょう。

自動車税

自動車税は、毎年納める必要がある税金で、車の用途や総排気量によって納税額が変わります。
キャンピングカーは、多くのものが「8ナンバー」に分類されるため、乗用車と比較すると20%程度税金を抑えることが可能です。

自動車重量税

自動車重量税は、車検毎に発生する税金です。
車検は、乗用車の場合は初回3年に1回、2回目以降は2年に1回となり、8ナンバーのキャンピングカーは2年に1回必要です。
自動車重量税は、名前の通り車体の重量によって納税額が変わります。
8ナンバーのキャンピングカーは人や荷物などを載せた「車体総重量」で判断され、1tごとに納税額が変わります。
税率はあまり高くなく、キャンピングカーは乗用車より重量はありますが、そこまで高額にはならないでしょう。

購入する前に!まずはキャンピングカーを体験してみよう

キャンピングカーを購入したいと思ったら、まずは体験することがおすすめです!実際に、見て、触れて、体感することで理想のキャンピングカーを見つけるヒントになるでしょう。キャンピングカーを体験する方法を紹介します!

体験方法①キャンピングカーレンタル

キャンピングカーレンタルをすることで、実際の乗り心地や運転、居住スペースでの暮らす様子が分かります。キャンピングカーを購入後にどんな風に使いたいか?によってもその人に合うキャンピングカーのタイプは変わります。また、必要な装備を考えるヒントにもなります。気になる車があったらぜひレンタルしてみましょう。

 都内のキャンピングカーレンタルショップ

【wonderwall 八王子店】キャブコン/クレソンボヤージュ ¥23,000〜

【Yours Small Camper】軽キャンパー/スズキエブリィ ¥7,700

関西のキャンピングカーレンタルショップ

【キャンピングカーレンタルcanyon】キャブコン多数/AMITY・RODY・ONTARIOなど¥26,000〜

【バンライフレンタカー大阪店】

キャブコン・バンコン/パタゴニア・ハイエースなど¥9,800〜

北海道のキャンピングカーレンタルショップ

【KRGANI VAMP】キャブコン/ZIL520・コルドリーブス¥19,800〜

【TOMO CAMPERS】軽キャン・キャブコン/バモス・セレンゲティ・コルドバンクスなど¥7,700〜

九州のキャンピングカーレンタルショップ

【CANTAL福岡西店】キャブコン/C-LH・ジルなど¥13,200〜

【九州レンタルキャンピングカー】キャブコン・バスコン/レジストロ・オークランド ¥12,100〜

体験方法② キャンピングカーイベントへ足を運ぶ

キャンピングカー購入前に気軽に体験する方法として、キャンピングカーイベントに参加することもおすすめです。キャンピングカーイベントでは一度にたくさんのキャンピングカーを見て体験しながら比較することができます。これから開催予定のイベントを紹介します!

【2022年6月開催】ふじのくにキャンピングカー&アウトドアショー

2022年06月18日-06月19日(10:00〜17:00)

ツインメッセ静岡 北館
静岡県静岡市駿河区曲金3丁目1-10

https://jrva-event.com/event/event_detail_201.html

【2022年7月開催】東京キャンピングカーショー

2022年07月23日-07月24日

東京ビッグサイト
東京都江東区青海1-2-33

https://jrva-event.com/event/event_detail_205.html

まとめ

いかがでしたか?キャンピングカーには種類も装備もたくさん、値段の幅も広いですね。値段だけでは分からないことも、実際に見て触れて、体験していくことで自分にとって何が必要か?どこにお金をかけるべきか?が見えてくると思います。ぜひ、これからのキャンピングカー選びの参考にしてみてくださいね!

動画でオプション価格の紹介もしています

キャンピングカーのメリット・デメリット記事はこちらの記事もご覧ください。
【軽キャン】購入する前にチェックしておきたいメリット&デメリット

リサコとダイキ

愛知県出身のリサコ(妻)とダイキ(夫)の夫婦YouTuber。
夫婦でバンライフをしている日々の様子や、旅で出会った美しい映像、ミニマムでシンプルなライフスタイルなどをYouTubeで精力的に発信している。https://youtube.com/channel/UC5Yq7MjbVxTTcijh9j95FEQ