CAMPINGCAR LIFE

2026.02.19

カングーで車中泊はできる?最適な人数や装備を徹底解説

最終更新日: 2026.02.19

カングーは、フランスのルノー(Renault)から販売されているワンボックスカーです。

デザイン性の高さとサイズ感から、アウトドアや車中泊での利用に注目が集まっています。

一方で、「実際に車中泊はできるのか」「何人までなら快適に使えるのか」と迷う声も少なくありません。

この記事では、カングーの室内空間や装備の特徴を踏まえながら、車中泊に向いているポイントと注意点を整理します。

これからカングーでの車中泊を考えている人も、一度失敗してしまった人も必見です。

カングーは車中泊に向いているのか

カングーが車中泊向きかどうかは、荷室の広さだけで単純に判断できません。

車で寝る場合には、室内の広さはもちろんのこと、シートの構造やフラット化のしやすさが重要になります。

ここでは、カングーの空間的な特徴から、快適な就寝環境に欠かせないフラット化について詳しく解説します。

車中泊に使える室内サイズと荷室の広さは十分か

カングーは、車中泊をするうえで十分なスペースと機能を備えたクルマです。

全長4,490mmのボディに対して車内は前後方向・高さともに余裕があり、後席を倒すことで広い床面を確保できます。

荷室容量も最大約2,800Lあり、車中泊用の装備だけでなく、自転車やサーフボードなどのアクティビティギアも積載可能。

バックドアは観音開きのため、狭い場所でも荷物の出し入れがしやすく、使うシーンを選びません。

また、オーバーヘッドコンソールには小物を収められる収納が用意されており、よく使う小物を整理できる点も、車中泊では見逃せないポイントです。

日本製のワンボックスカーとは違った個性のあるカングーは、車中泊のパートナーとしても魅力的な候補といえるでしょう。

フルフラット化はどこまでできる?

車中泊をする際に重要になるのが、「どこまでフラットな床面を作れるか」という点です。

カングーでは後部座席を前方に倒すことで、荷室とつながったフラットなスペースを確保できます。前後方向の長さは約190センチメートルあり、就寝スペースとしても十分なサイズと言えるでしょう。

出典:MOTA

ただし、シートの構造上、背もたれと荷室床の間にはわずかな段差や傾斜が残るため、マットやベッドキットがあると快適です。

ルノーでは、専用のベッドキットをはじめ、車中泊を快適にする純正アクセサリーが用意されています。 こうした点からも、メーカー側がカングーの車中泊用途をある程度想定していることがうかがえます。

フラットな空間をベースに、装備を工夫しながら快適さを高めていけることが、カングーで車中泊を楽しむうえでの大きな魅力と言えるでしょう。

カングーで車中泊が快適にできる人数とは?

車中泊をする前に知っておきたいのは、「何人まで快適に寝られるのか」という点ではないでしょうか。

就寝スペース自体はセミダブルベッドに近いサイズ感ですが、人数が増えるにつれて快適性には差が出てきます。

そのため、人数別のイメージを理解しておくことが大切です。

表はあくまで目安ですが、大人1〜2人までであれば、荷室の広さを活かしながら無理のない使い方ができ、装備やレイアウトの自由度も高めです。

一方、3人以上になると就寝スペースと荷物スペースの両立が難しくなり、割り切りや工夫が前提になります。

また、無理のある車中泊は身体への負担が大きくなりがちです。

特に真夏は熱中症、冬は換気不足による一酸化炭素中毒などのリスクもあるため、人数や装備だけでなく、安全面にも配慮する必要があります。

なお、快適性の評価は体格や荷物量、季節によっても変わるため、旅のイメージと照らし合わせて考えていくとよいでしょう。

カングーでの車中泊を快適にしてくれるアイテムとは

カングーは、車内スペースに余裕があり、車中泊にも使いやすいクルマです。

ただし、実際に車内で寝泊まりするとなると、マットや目隠しなど、いくつかの装備や工夫を前提に考える必要があります。

ここでは、カングーでの車中泊をより快適にするために、準備しておきたいアイテムをご紹介します。

ベッドマット|段差解消で快適な睡眠空間を作る

出典:RVランド

カングーで車中泊するうえで、まず整えておきたいのがベッドマットです。

シートを倒せば就寝スペースは確保できますが、完全なフラットにはならないため、そのまま寝ると身体への負担が大きくなります。

マットを敷くことで、シートの段差やわずかな傾斜を吸収でき、寝心地は大きく変わります。床に敷くタイプであれば、薄手のものよりも、ある程度厚みとクッション性のあるものを選ぶと安心です。

さらに、予算に余裕があれば、ベッドキットも選択肢となります。

ルノー純正をはじめ、専用設計の製品も多く、よりフラットな就寝環境を作りやすい点が魅力。車中泊の頻度が高い人であれば、検討する価値はあるでしょう。

なお、マットやベッドキットを選ぶ際は、寝心地だけでなく、持ち運びや収納のしやすさにも目を向けたいところです。使わないときの扱いやすさも、快適な旅の重要な要素になります。

参考記事:車中泊マットの段差を解消する3つの方法|快適に眠れるマット&グッズ

カーテン・サンシェード|外からの視線と光・熱を防ぐ

出典:amazon

車中泊では、寝心地そのものよりも、外からの視線や光、季節による暑さ寒さが気になって眠れないことも少なくありません。

ガラス面が広いカングーは、開放感がある一方で、そうした影響を受けやすいクルマでもあります。

そのような影響を軽減してくれるのが、カーテンやサンシェードです。

寝る前につけておけば、外の視線を遮れるだけでなく、街灯や朝日の入り方が和らぎ、夜中に目が覚めるといったことも少なくなります。

また、夏場であれば、直射日光を防ぐだけでも室内温度は上がりにくくなり、冬場は車内の暖気をとどめる役割を果たします。

遮光や遮熱を重視するなら純正アクセサリーや専用品が安心ですが、車中泊の頻度や使う季節に合わせて、必要なところから取り入れていく考え方でも十分でしょう。

あると便利なアイテム|快適性を底上げする装備

車中泊では「寝ている時間」だけでなく、起きて過ごす時間も重要です。

ここでは必須ではないものの、あると車内での過ごしやすさが増すアイテムを紹介します。

必要なものは旅のスタイルによって変わりますが、ポータブル電源は汎用性が高く、ひとつあることで車内の生活水準が大幅に向上します。

また、これらのアイテムは防災対策としても役立つものが多く、予算に合わせて少しずつそろえていくことで、旅の楽しみを広げながら日常の安心感にもつなげることができます。

まとめ|カングーは車中泊を楽しめる一台

ルノー・カングーは、車中泊を快適に楽しめるクルマの一つです。

広い荷室や観音開きのバックドアなど、積載性と使い勝手の良さは、実際に寝泊まりする場面でも頼りになります。

純正のベッドキットやサンシェードが用意されている点からも、メーカーが車中泊を前向きに想定していることが伝わってきます。

一方で、快適に過ごせる人数には現実的な目安があり、大人1〜2人程度に抑えたほうが無理はありません。その分、マットや目隠しなどの装備を工夫することで、自分に合った過ごしやすさを作っていけます。

最初から完成された一台というよりも、使いながら整えていくタイプのクルマ。

旅を重ねるなかで楽しみながら育てていく——そんな車中泊の相棒を探している人に、カングーはよく合います。

画像出典:ルノー カングー公式ホームページ

CAM-CAR | キャンカー編集部

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