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2026.02.18

駐車場でエンジンかけっぱなしはだめ?車への影響と対処法

最終更新日: 2026.02.18

夏や冬にエアコンを切りたくない、またバッテリー充電を目的として駐車場でエンジンをかけっぱなしにするケースは少なくありません。しかし、こうしたアイドリングは法律違反であるほか、車自体にも影響します。本記事では、駐車場でエンジンをかけっぱなしにするとどうなるのか、また車への影響や対処法について解説します。

駐車場でのエンジンかけっぱなしは法律違反

まず、駐車場でエンジンをかけっぱなしにしていると、法律違反、または条例違反になる可能性があります。キャンピングカーを楽しむ上で関連のある法律を把握することが必要です。

道路交通法第71条の停止時の義務

道路交通法第71条では停車時の義務として、車から離れる時の対応が決められています。エンジンをかけたまま車から離れると車両離脱防止措置義務違反の対象となり、普通車の場合は6000円の反則金が発生します。この法律は車両の盗難や無人での走行防止が目的ですが、アイドリングの場合でも周辺に影響があると判断されれば法律違反となる可能性があるので注意が必要です。

引用:国土交通省

アイドリングストップ条例

東京都や大阪府をはじめ騒音防止や環境保護などの目的からアイドリングストップ条例を施行されているケースがあります。この条例は道路以外でも駐車場などを含めて私有地でも対象となることが特徴です。繰り返し指摘をされた上で対応が不十分であったと判断された場合、ペナルティが課せられる可能性もあります。

引用:東京都

駐車場でのエンジンかけっぱなしはマナー違反

駐車場でのエンジンかけっぱなしは、法的な問題以外にマナー違反でもあります。近隣住民への影響があるほか、それぞれの駐車場によって禁止事項が設定されているのが一般的です。

近隣住民への影響

静かな環境や夜間など駐車場でエンジンをかけっぱなしにすることで、振動や低周波音が周りに影響を与える可能性があります。うるさすぎて寝られないなどのトラブルに発展することがあるので、駐車時はエンジンを切ることが重要です。またこのようなトラブルの発生からキャンピングカーの利用を禁止にしている駐車場もあります。

駐車場によって設定されている禁止事項

ショッピングセンターやサービスエリア など、多くの場所でアイドリング禁止を明言しています。公共の場で多くの人が集まる場所であればあるほど、アイドリングに対する意識が厳しくなっていることが現実です。そのため、どのような場所であっても、駐車場のエンジンかけっぱなしはマナー違反になると考えましょう。

駐車場でのエンジンかけっぱなしが車に与える影響

駐車場でのエンジンかけっぱなしは、法律違反やマナー違反であるほか車に与える影響も少なくありません。中でも次の3点が考えられます。

  • バッテリーが上がりやすい
  • エンジンオイルが劣化する
  • 一酸化炭素中毒の可能性がある

バッテリーが上がりやすい

アイドリング状態の発電量は限定的です。そのため、車内のエアコンをはじめ様々な電気器具を同時に使うことによってバッテリーが上がりやすくなります。発電量よりも消費電力の方が大きくなってしまうのが要因です。特にアイドリングのみでサブバッテリーを満充電にしようと思えば、オルタネーターに負担がかかるため注意しましょう。

エンジンオイルが劣化する

 アイドリング状態の時は油圧が低いため、エンジンが持つ洗浄効果が十分ではありません。そのため、スラッジやカーボンが十分に燃焼せず、エンジンオイルの劣化につながります。

一酸化炭素中毒の可能性がある

キャンピングカーで最も気をつけなければいけないのが一酸化炭素中毒です。駐車しているスペースの周辺が建物などで囲まれていると、排気ガスが充満してしまい車内に入ってくる可能性があります。

それに加えて、冬場は積雪によってマフラー の周辺が塞がれている状態も想定されるでしょう。このように アイドリングは、車への影響や法的な問題だけではなく健康や命に関わる可能性があります。

駐車場でのエンジンかけっぱなしへの対策

駐車場でのアイドリングかけっぱなしを防ぐために次の方法が挙げられます。

  • FFヒーターや車載用クーラーを活用する
  • ポータブル電源を活用する

FFヒーターや車載用クーラーを活用する

冬場にキャンピングカーを利用する場合はFFヒーターを活用しましょう。燃料タンクから直接取り出すため消費燃料がアイドリングに比べて大幅に抑えることが可能です。また、同じように夏場は車載用クーラーを活用することがおすすめです。このような器具を導入することで、冬や夏でもアイドリングをせず快適に過ごせるでしょう。

ポータブル電源を活用する

電源を供給するためにポータブル電源の活用も効果的です。ポータブル電源であればエンジンをかける必要はないため、環境にも優しくなります。また、大容量のポータブル電源であれば、エンジンを切ったまま一晩中エアコンをつけられる場合もあります。そのため、キャンピングカーを快適に過ごすために必要不可欠な ツールの一つです。

駐車場でもエンジンかけっぱなしにしないで過ごそう

駐車場でもエンジンをつけっぱなしにしていると、周りに迷惑がかかったり、法令違反になったりする可能性があります。さらには乗車している人などにリスクがあるため、エンジンのかけっ放しは避けるようにしましょう。FFヒーターやポータブル電源など、装置をうまく使うことで夏や冬でも快適にキャンピングカーで過ごすことが可能です。

CAM-CAR | キャンカー編集部

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