2025.08.21
【東海版】車中泊で行きたい!温泉・グルメ・絶景が揃う道の駅厳選4選

最終更新日: 2025.08.21
東海エリアには、海や山の絶景、温泉、地元グルメを満喫しながら車中泊できる道の駅が数多くあります。充実した設備や広い駐車場を備えた施設なら、観光の拠点としてはもちろん、旅の目的地としても高い満足感を得られます。
この記事では、旅先での時間をより豊かにしてくれる「車中泊OKな東海の道の駅」を厳選してご紹介。選び方のコツやおすすめの楽しみ方もお届けしますので、次の休みが待ち遠しくなるはずです。
道の駅を選ぶポイントと安心・快適な車中泊の条件

「道の駅ならどこでも車中泊をしてもよい」—これは間違いです。
大前提として「公式に車中泊が許可されている場所かどうか」を確認することが大切。くわえて、夜間の静かさやトイレの使いやすさなど、快適に過ごすための条件が揃っているかも重要なポイントです。ここでは、この2つの視点を押さえた道の駅選びのコツを紹介します。
公式に車中泊が許可されているかを確認
道の駅で車中泊をする場合「公式にOKされているかどうか」の確認が何より重要です。国土交通省は「事故防止のための仮眠」は認めていますが、宿泊を目的とした長時間滞在は推奨していません。
トラブルを回避するためにも、公式サイトや現地掲示版で「車中泊OK」と明記されている場所やRVパーク・キャンプ場付きのところを選ぶようにしましょう。
参考:国土交通省 公式ページ
快適に過ごせるか確認したいポイント
どんなに魅力的な絶景やグルメも、汚いトイレや眠れない環境では台無しです。車中泊OKな場所を見つけたら、以下のポイントを参考に道の駅選びを進めましょう。
- 電源や水道など基本設備が整っているか(RVパーク併設ならさらに安心)
- 夜間でも使いやすい清潔なトイレがあるか
- 温泉施設や売店、レストランなどが併設または近くにあるか
- 騒音が少なく落ち着いて休める環境か
- 車中泊ルールやマナーが明示され、利用者の意識が高い場所か
公式サイトはもちろん、SNSを活用して実際に利用した人の感想を調べることもおすすめです。
全てを満たす道の駅ばかりではありませんが、特に重視したいポイントを明確にしておくと、道の駅選びもスムーズに行えるでしょう。
東海エリアで車中泊&温泉が楽しめる道の駅おすすめ4選
山と海の絶景、豊かな温泉、そして新鮮な地元グルメ——東海エリアには、車中泊をしながらそのすべてを堪能できる道の駅があります。
今回はその中から、公式に車中泊OKとされ、設備や環境が充実した4スポットを厳選しました。ここでしか味わえない特別な体験ができる場所ばかりです。
三重県|道の駅 パーク七里御浜

熊野古道「浜街道」沿いに位置する「道の駅 パーク七里御浜」は、全長約22kmにおよぶ七里御浜海岸を望む絶好のロケーションが魅力です。
館内には地元特産の柑橘類や海産物を扱う直売所、郷土料理が味わえるレストラン、観光案内所などが揃い、旅の途中の立ち寄りにも便利。
隣接するRVパークには電源設備や水道が整い、車中泊利用者も快適に過ごせます。24時間利用できるトイレやコインランドリーもあり、長旅の拠点としても安心です。
海岸は日の出の名所としても知られ、朝の散歩や写真撮影を楽しむ車中泊ユーザーも多く訪れます。観光と自然体験を同時に味わえる道の駅です。
施設情報まとめ
施設名:道の駅 パーク七里御浜
住所:三重県南牟婁郡御浜町大字阿田和4926-5
温泉:併設なし(近隣日帰り温泉まで車で20分)
車中泊:隣接RVパーク利用可(1泊2,300円〜2,800円 電源付き区画あり)
チェックイン/アウト:11:00~翌10:00
公式サイト:道の駅パーク七里御浜
静岡県|道の駅 川根温泉

大井川鐵道のSL列車を間近に眺められる「道の駅 川根温泉」は、温泉好きと鉄道ファンの両方に人気のスポットです。
施設内の「川根温泉ふれあいの泉」には露天風呂があり、SLが通過する時間には汽笛の音とともに迫力ある姿を楽しめます。泉質はナトリウム‐塩化物泉で、体を芯から温め、旅の疲れを癒してくれます。
敷地内には電源付きの車中泊専用区画が設けられており、1区画10m×5mのゆとりあるスペースで安心して滞在可能。水道やゴミ処理設備も利用でき、夜間の静かさも魅力です。
売店やレストランでは川根茶や地元食材を使ったメニューが楽しめ、観光拠点としても便利な道の駅です。
施設情報まとめ
施設名:道の駅 川根温泉
住所:静岡県島田市川根町笹間渡220
温泉:川根温泉ふれあいの泉(併設)
車中泊:専用区画あり(電源付き、1泊3,500円)
チェックイン/アウト:15:00〜翌13:00
公式サイト:道の駅 川根温泉
愛知県|道の駅 つぐ高原グリーンパーク

標高900mの山間に広がる「道の駅 つぐ高原グリーンパーク」は、夏でも涼しく過ごせる高原リゾート型の道の駅です。
敷地内にはオートキャンプ場が併設され、車の横付けができる区画や電源付きサイトも完備。水道、炊事棟、温水シャワー、ランドリーなど長期滞在にも対応できる設備が整っています。
施設内には売店やレストランがあり、地元食材を使った料理や名物のソフトクリームが味わえます。周辺には川遊びやハイキングコースも多く、家族連れやアウトドア好きに人気のスポットです。
夜は満天の星空を眺めながら静かな時間を過ごせ、高原ならではの解放感を満喫できます。
施設情報まとめ
施設名:道の駅 つぐ高原グリーンパーク
住所:愛知県北設楽郡設楽町津具字東山2-156
温泉:併設なし(近隣日帰り温泉まで車で30分)
車中泊:敷地内オートキャンプ場利用可(1泊4,500円~11,000円 電源付き)
チェックイン/アウト:13:00〜翌11:00
公式サイト:つぐ高原グリーンパーク
岐阜県|道の駅 奥飛騨温泉郷 上宝

北アルプスの玄関口に位置する「道の駅 奥飛騨温泉郷 上宝」は、標高約750mの涼しい高原にあり、夏でも快適に過ごせる道の駅です。
敷地内にはオートキャンプ場が併設され、車横付け区画や電源付きサイトも利用可能。水道、炊事棟、温水シャワーなどの設備が整い、長期滞在やファミリー利用にも適しています。
周辺には「平湯大滝」や「新穂高ロープウェイ」、「上高地」などの観光スポットがあり、登山や温泉巡りの拠点にも便利です。
夜は高原の澄んだ空気と静けさに包まれ、満天の星空を楽しめる環境が整っています。
施設情報まとめ
施設名:道の駅 奥飛騨温泉郷 上宝
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷田頃家971-7
温泉:近隣に日帰り温泉多数あり
車中泊:敷地内オートキャンプ場利用可(1泊4,000円~ 電源付き区画あり)
チェックイン/アウト:13:00〜翌11:00
公式サイト:道の駅 奥飛騨温泉郷 上宝
まとめ

東海エリアには、海・山・高原といった多彩な自然環境の中で、温泉と車中泊を同時に楽しめる道の駅が点在しています。そして、このエリアはアクセスの良さも魅力。週末の小旅行から長期の車中泊旅まで幅広く楽しめます。
次の休みには、ぜひ東海エリアの道の駅を拠点に、温泉と地域の魅力を丸ごと体感する車中泊の旅に出かけてみませんか。