CAMPINGCAR LIFE

2023.05.26

【キャンピングカー旅の必需品リスト】快適な旅行をするために揃えたいアイテム!レンタルの参考にも!

最終更新日: 2023.05.26

キャンピングカーは快適な旅を提供してくれます。生活に必要な設備が整い、自宅のリビングを運んでいるような感覚です。しかし、ちょっとしたアイデアやグッズがあれば、さらにキャンピングカー旅を充実させることができます。

そこで、キャンピングカーの旅をさらに快適にするアイテムをピックアップしてみました。基本的な必須アイテムから、旅行のスタイルに合わせた便利なグッズ、そしてレンタルキャンピングカーを利用する際に便利なアイテムなど、さまざまなシーンを想定しています。

自分のスタイルに合わせて、快適な旅の準備をしてみましょう!

必需品はこう選ぶ!キャンピングカー旅でアイテムを選ぶポイント

キャンピングカーは移動手段として利用する他、生活するスペースとして利用されます。そこで、普段の生活と同じように、時々利用するアイテムも準備しておく事がポイント。時々使うけど、無いと困るものは? と考えながら、アイテムを選んでいきます。

アイテムを手に入れたら、実際にキャンピングカーに載せて旅に出かけましょう。そして、1年を過ごしてみて、まったく利用する機会がないアイテムがあれば、思い切ってキャンピングカーからおろしてしまう事も大切です。

どうしても、「あれもこれも」となって荷物が増えてしまうので、室内が狭くなってしまったり、走行性能が損なわれることも考えられます。

載せて、おろすを繰り返していくと、自分にとっての必需品が分かり、快適なキャンピングカー旅を楽しむことができるようになります。

これを揃えれば安心!キャンピングカー旅の最低限の必需品リスト

免許証

まずは基本的となるのが免許証。これがなければクルマを運転することができません。まさか忘れることなないだろうと思いますが、キャンピングカーを自宅の駐車場などで部屋感覚で使っていると、時々、忘れることがあります。

キャンピングカー旅は長期になることが多いので、取りに帰ってくるのも大変。まず最初に確認しておきましょう。

財布(現金)

キャッシュレス化で現金を使うことも減ってきたかもしれませんが、旅先で現金が必要になるシーンも多いです。

駐車場の料金、有料道路の支払いなど、クルマの旅では現金の出番が多いといえます。

クルマにセキュリティボックスを設置しておいて、キャンピングカー旅用のお財布を準備しておくのもいいかもしれません。

常備薬

いつも飲んでいる薬は常備しておきましょう。頭痛薬、胃薬なども準備しておけば、いざという時にも安心。

夜中に調子が悪くなったり、何もない山奥で必要になることもあるので、常備薬は必須です。

その際、小さな薬箱を作って、持ち運ぶと便利。アメの缶などは乾燥剤が入っているので、薬をしまっておくのに最適です。

寝具

キャンピングカーの多くはベッドマットが装備されていますが、布団、ブランケットは準備しなければなりません。

いつも使っている布団を持っていってもいいですが、キャンピングカー用に寝具を揃えることをお勧めします。

キャンプ用のシュラフなどを利用すれば、収納スペースもセーブできます。

着替え

長期のキャンピングカー旅では着替えが必要です。コインランドリーなどを使って、洗濯しながら旅ができますが、毎日、コインランドリーに通うこともできません。

キャンピングカーの中には個人のクローゼットを確保するのが難しいので、スタッキングバッグなどを利用して、自分用の着替えを準備しておくのがいいでしょう。

他の人の荷物に紛れ込むこともなく、車内の整理整頓に役立ちます。

風呂セット&衛生用品

旅先で温泉に入る機会も増えます。そこで、さっと取り出せるお風呂セットを用意しておきます。

最近では吸水性の高い、旅行用のタオルなども販売されています。乾燥が早い手拭い、ナイロンタオルなどがあると、さらに快適性がアップします。

ソープやシャンプーが無い場所もあるので、お気に入りのバスソープなどを準備しておくのもいいです。1液でボディソープからシャンプーまでをカバーする商品もあります。

充電ケーブル・コード

あると便利なのがタップなどの延長コード。外部電源を取り入れる時、車内でコンセントが離れている時などに重宝します。

スマホやカメラなどは普段使っている充電ケーブルを持っていきましょう。キャンピングカーのアウトレットコンセントにはUSBタイプもあるので、ケーブルがあればなんとかなります。

ゴミ袋

車内で生活をしていると、どうしてもゴミが出てきます。大きなゴミ箱を設置するのもいいですが、ゴミ袋を常備しておくと便利です。

自分のライフスタイルに合わせて、ちょうどいいサイズのゴミ袋を選びます。あまり大きすぎると、かえって整理整頓できなくなるので注意が必要です。また、サイズに合わせてゴミを減らす意識も出てくるので、自分サイズを探すのも大切です。

どこでも販売している定番のゴミ袋が決まれば、旅先でも入手しやすくなり、ストレスを感じることもありません。

シーン別の必需品はこちら

【中長期の旅編】長い期間を快適に過ごすための必需品

キッチン用品

旅が長くなってくると、車内での調理も増えてきます。そこでキッチン用品も必要になってくるのです。

キャンピングカーではなるべくスタッキングしやすいカトラリーや調理器具を選びましょう。取手が取れる鍋や重ねて収納できるシェラカップなどがおすすめです。

食品を切るアイテムはナイフなどになりますが、安全のため、セラミックの簡易的なナイフや食品用ハサミを使うのもいいと思います。

トイレ用品

公共のトイレを利用する人も多いと思います。しかし、どこでも設備が整っているとはいえません。

そこで、トイレットペーパーを車内に常備しておくことをおすすめします。自分用に準備しておけば、衛生的にも安心感があります。

シャワートイレが必要な人は簡易的なアイテムも販売されていますので、試してみるのもいいでしょう。

掃除用品

食べ物をこぼしてしまったり、車内は汚れやすい環境にあります。コンパクトなほうきなどを常備しておけば、掃除する時にも便利です。

雑巾だけでも、掃除がしやすくなります。100均一などで売っている雑巾をグローブボックスに忍ばせておくのもいいでしょう。

雨具

天候は常に変化しています。旅の途中で大雨に遭遇することもあります。でも、カッパや長靴を用意しておけば、雨の日の外作業も問題ありません。

折りたためるコンパクトなタイプもあるので、車内に常備しやすいアイテムをセレクトしましょう。

【ペット旅編】ワンちゃんと一緒に快適に過ごすための必需品

いつも食べている食事

ペットと一緒に旅行する時、まず最初に健康面をケアしなければなりません。キャンピングカーの旅ではペットにとってはストレスに感じることも多いのです。

そこで、普段から食べ慣れている食事を準備してあげてください。食欲がなくなってしまっても、いつも食べている大好きな食事があれば、ワンちゃんもリラックスできるのではないでしょうか。

ブラシ、爪切り

ペット用のケアグッズは忘れがちです。人間がお風呂に入るように、ペットにとってはブラッシングもリフレッシュの1つ。

ブラシや爪切りなど、すぐに手に入らないアイテムなので、ペットのためにもキャンピングカーへ持っていくことを忘れないようにしましょう。

くつろぐスペース

キャンピングカーの車内ではペットがくつろぐ専用スペースは作られていません。そこで、いつでも安心して休めるように、ペット用のスペースを確保します。

ケージを用意したり、ペット用のマットを設置するのもいいでしょう。キャリーケースを利用すれば、クルマを降りた後も移動もしやすくなります。

ペット用トイレ

ペット用のトイレもしっかりと準備してあげましょう。キャンピングカーの外へのお散歩は必須ですが、渋滞の時など、どうしても外に出られない時があります。

そんな時もペット用トイレがあれば安心。ペットも安心して車内ですごせるようになるでしょう。

ペット用おもちゃ

限られたスペースで過ごすと、ペットにとってもストレスを感じます。そんな時、大好きなおもちゃがあれば、気分転換にもなります。

いろいろな種類を持っていって、その時の気分に合わせて選べるようにすれば、ペットも大満足です。

健康をサポートするアイテム

ペットも旅先で具合が悪くなることがあります。そんな時、すぐに病院へ行けるように、動物病院が旅先の近くにあるか、事前にチェックしておくといいでしょう。

旅行のルート上にある動物病院をリストアップしておけば安心です。また、ワクチン接種証明書やペット用保険などの書類を持ち運ぶことも忘れないようにしてください。

【番外編】キャンピングカーをレンタルするときの必需品

寝具

キャンピングカーをレンタルする時、忘れてしまうのが寝具です。スペースを取るので、電車移動などでは持ち運ぶのも大変。そこで、コンパクトに収納できるアウトドア用シュラフを用意しておきましょう。

レンタルしているショップもありますが、もし、気になるのであれば、アウトドアシュラフ用のシーツも販売されているので、このようなアイテムを使うのも手です。

キャンピングカーにない装備

キャンピングカーに何が装備されているか、事前にチェックすることも大切です。設備にないアイテムが必要であれば、準備しておかなければなりません。

車載冷蔵庫で生魚保管を禁止しているレンタル店もあるので注意が必要です。その時は自前でクーラーボックスを用意する必要があるのです。

キャンピングカーにない装備ではありませんが、懐中電灯が1つあると便利。夜になって室内の電源を入れるスイッチを探したり、消灯後にモノを探したり、車内を移動する時、さっと明かりが灯る懐中電灯が重宝します。

おわりに

キャンピングカーは快適な旅を約束してくれます。工夫次第ではさらに快適性を追求することができるのです。役立つアイテムやギアを見つけて、活用すれば、さらに旅が楽しくなってくるでしょう。

渡辺圭史

1971年生まれ。アウトドアメーカー、クルマ系出版社を経て、キャンピングカー専門誌編集長に。その後、フリーランスとなり、アウトドア、クルマ系の媒体で執筆。日々のカーライフを@keishi1971で発信中。