2026.08.25
車のエンブレム完全図鑑|分からないメーカーイタリア車6種類を徹底解説
最終更新日: 2026.08.25
街中や駐車場で見かけた車について「このエンブレムはどこのメーカーだろう」と気になったことはありませんか。
有名な国内・欧米のメーカーはもちろんのこと、最近ではアジアのメーカーの車も目にする機会が増えてきています。
この記事では、イタリア車6種のエンブレムについて詳しく紹介していきます。
国・地域別に見る車のエンブレム63種類一覧
これから解説するエンブレムは、55メーカー+車種専用8台の計63種類のうち、イタリア車6種類を紹介します。
| 国・地域 | 紹介するメーカー・車種 | 種類数 |
|---|---|---|
| 日本 | トヨタ、レクサス、日産、ホンダ、マツダ、スバル、三菱自動車、スズキ、ダイハツ、光岡自動車 | 10種類 |
| ドイツ | メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェ、オペル、アルピナ | 7種類 |
| イタリア | フェラーリ、ランボルギーニ、アルファロメオ、アバルト、マセラティ、フィアット | 6種類 |
| フランス | プジョー、ルノー、シトロエン、DSオートモビル | 4種類 |
| イギリス | MINI、アストンマーティン、ベントレー、ロールス・ロイス、ジャガー、ランドローバー、ロータス、マクラーレン | 8種類 |
| アメリカ | フォード、シボレー、キャデラック、テスラ、ジープ、リンカーン、クライスラー | 7種類 |
| スウェーデン | ボルボ、サーブ、ケーニグセグ、ポールスター | 4種類 |
| チェコ・スペイン・ルーマニア | シュコダ、セアト、ダチア | 3種類 |
| 中国・韓国 | ヒョンデ、KIA、ジェネシス、BYD、NIO、XPENG | 6種類 |
| トヨタ車種専用 | クラウン、センチュリー、旧型ハリアー、旧型アルファード、カローラシリーズ、エスティマ、マークX、エスクァイア | 8種類 |
| 合計 | 55ブランド+トヨタ車種専用8種類 | 63種類 |
イタリア車のエンブレム6種類
イタリア車では、盾の中に動物を描くマークから文字主体のロゴまで、歴史ある意匠が受け継がれています。
旧車と現行車で色や外枠が異なる場合も、中心のモチーフには各ブランドの出自が表れます。
フェラーリ(Ferrari )|黄色い盾と黒い跳ね馬

スクーデリアのレーシング活動を起点に、フェラーリは高性能スポーツカーを生み出してきました。レースで培った技術を市販車へ注ぐ伝統を持ちます。
黄色地の中央に黒い跳ね馬を置き、上端にイタリア国旗の3色を配した意匠です。
馬は第一次世界大戦の撃墜王フランチェスコ・バラッカの機体標章に由来し、黄色はモデナの色と公式に説明されています。
スクーデリア車では1932年に初登場しました。車体では盾形、縦長の長方形、馬だけの表示が装着位置によって併存します。
馬の周囲に赤黒の縞や地名を配するポルシェの紋章とは、黄色い余白と外枠の形が異なります。
ランボルギーニ(Lamborghini )|黒い盾と金色の猛牛

低く鋭いスーパースポーツカーと高性能SUVを手掛けるランボルギーニは、大排気量車の大胆な造形で知られます。
黒い盾に、頭を下げて突進する金色の猛牛と「LAMBORGHINI」の文字を配した意匠です。
猛牛は1963年に登場しました。
創業者フェルッチオの星座と、本人が用いた「雄牛のように強い」という表現が発想源です。
1964年に黒と金の基本形が整い、2024年版では立体感と細部が抑えられました。
旧車には青地や銀色の牛もありますが、跳ねる馬や尾を上げたサソリとは姿勢が異なります。
アルファロメオ(Alfa Romeo )|円内の赤十字と蛇

1910年にミラノで生まれ、初期からレースで実績を重ねたアルファロメオは、俊敏な走りを重視する乗用車を展開してきました。
円の左半分は白地の赤十字、右半分は人をのみ込むように見える緑の蛇「ビショーネ」です。
十字はミラノ市章、蛇はヴィスコンティ家の紋章に結び付き、外周に「ALFA ROMEO」と入ります。1972年には「MILANO」が消え、2015年の改定で縁や背景が簡素化されました。年式で色や外周は変わっても、赤十字と蛇の組み合わせは保たれています。
アバルト(ABARTH )|盾の中のサソリ

1949年にカルロ・アバルトが設立し、フィアットの小型車をもとにしたチューニング車とレース用車両で名を築きました。
盾の上部に「ABARTH」、中央に尾を上げたサソリを置きます。
サソリは11月生まれの創業者の星座に由来し、1954年に2色の盾、1971年にイタリア国旗が加わりました。
現行の基本形は2007年の再設計で、年代や限定車により黄赤の配色や文字位置が異なります。牛や馬ではなく、はさみと曲がった尾が目立つ姿です。
マセラティ(Maserati )|縦長の三叉槍

兄弟によるレースカーづくりから始まったマセラティは、長距離を速く快適に走るグランドツアラーやスポーツセダン、SUVを展開しています。
中央の長い軸から三つの穂先が伸びる三叉槍は、創業地ボローニャにあるネプチューン像が着想源です。1926年のTipo 26で長方形の徽章として初登場し、1931年から楕円形が使われました。旧車では赤と青の楕円や盾をともない、2020年の改定では色数と線が整理されています。
フィアット(FIAT)|枠内に並ぶFIATの文字

1899年にトリノで創業したフィアットは、500のような小型大衆車から商用バンまで、暮らしと仕事に近い車を広く手掛けてきました。
FIATは「Fabbrica Italiana Automobili Torino」の頭文字に由来し、エンブレムも4文字が主役です。
旧車には青や赤の円形、盾形、斜めの帯を組んだ意匠があり、変化は大きめです。
2020年には外枠を省いた文字ロゴが登場したため、年式で印象が異なります。
商用バンのデュカトは、低いシャシーや広い架装範囲を備え、欧州製モーターホームの主要なベース車です。
知りたい車のエンブレムをすぐに調べる方法|Googleレンズ

有名メーカーからマイナーなメーカーまで紹介しましたが、世界にはローカルメーカーを含め、まだ多くの自動車メーカーがあります。EVの普及で、今後は新しいメーカーも増えるかもしれません。
「これなんだろう?」と思ったときは、Google レンズがおすすめです。GoogleアプリまたはChromeで画像を開き、レンズボタンを押すだけで画像検索を始められます。
手順
- GoogleアプリまたはChromeを開く
- Googleレンズボタンを押す
- カメラが起動。画面中央にある白い枠内にエンブレムを収める

- シャッターボタンを押して画像検索
- 検索結果から情報を確認
筆者も「このロゴは何だろう」とスマートフォンで調べ、旧ロゴやカスタムパーツのエンブレムだと分かったことがあります。
調べたいモノの形を言葉で表現するのは意外と大変です。
簡単に画像検索できるこの機能は、エンブレムに限らず多くの場面で役に立つでしょう。
車のエンブレム早見ガイドを有効活用しよう

この記事ではイタリア車6種類のエンブレムについて紹介させていただきました。
よく見かけるものでも、初めて名前を知ったメーカーもあるのではないでしょうか。
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もし、それでも見つからないときは筆者もおすすめのGoogle レンズを使ってみてください。
エンブレムの由来や歴史を知ることで、新たな楽しみが見つかるかもしれません。