CAMPINGCAR LIFE

2023.12.26

【山下穂尊連載#1】マイキャンピングカーで行く地元キャンプに密着!(前編)

最終更新日: 2023.12.26

元いきものがかりのギタリストで、ご自身もキャンピングカーの旅を楽しんでいる山下穂尊さんの連載企画がスタート!
2回目の今回は、山下さんの”マイキャンピングカー”で実際に神奈川県小田原市のキャンプ場に出かけた様子を2回に分けてお届けします。#1-1 では「キャンプ準備編(キャンプギア・食材調達編)」をお楽しみください♩

旅の主役”マイキャンピングカー”のご紹介

11月某日、今回のキャンピングカー旅は地元”海老名”からスタート!
マイキャンピングカーでCAM-CARチームをお迎えに行きました。

さて、以前にも別のメディアでは紹介したことがある僕のキャブコンですが、改めましてご紹介します。
ビルダーさんはバンテック伝統の「ジル」です。かれこれ丸6年ほど乗り続けています。

キャンピングカーやアウトドアとの出会いは前回の初回連載でも記載しているので割愛しますが、ジルに乗って様々な場所に旅をさせてもらっています。

西は四国や広島、島根、北は北海道、今年は礼文島、利尻島などなど夏の北海道を満喫しました。
うちのジルはディーゼル仕様のフルタイム四駆なので、基本的な動作性、馬力はどこに行っても安心です。

初めて出会ったのは7年前のお台場のキャンピングカーショー!
当時はグループも活動休止中で、たまたま友人に誘われて伺った会場でした。
そのころは「キャンピングカー」というものに対する知識などずぶずぶの素人で、面白半分で同行した記憶があります。
行ってみると、そこは大小様々な車種が並んでいて「なんだか夢のある空間だな〜」と漠然と感じました。

一通り見て回って、最初に見させてもらったバンテックの「ジル」の内装や、使い勝手の良さそうなダイネットの広さなどに一目惚れして、後日試乗もさせて頂いて購入を決めた、という経緯でした。

購入の際にビルダーさんから足回りの強化がおすすめですよ、とお声がけ頂きましたが、一方で、「一度純正品をお使いになって改めてご相談くださいね」と優しいアドバイスをいただき数年間純正品を使っていましたが、4年ほど前にショックアブソーバーと、スタビライザーの強化をして頂いて、より快適にキャンピングカーライフを過ごさせてもらってます。

さて、そんなジルにCAM-CARスタッフと僕の3人が乗り込んで地元神奈川の小田原のに向かいます!スタッフのうち一人はキャンプが初めてのスタッフさん(以下スタッフA子)「わぁ!きゃぁ!」とやや興奮気味で乗り込んでました(笑)

海老名インターから小田原厚木道路へ。ドライバーの皆さん、安全運転で。鼠取りのメッカです。

便利アイテムを取り入れて、キャンプを充実したものに

プライベートではたまに伺ったことがある、小田原のアウトドアショップ「sotosoto days」さんに到着。店内のスペースを拡充されたみたいで、倍くらいの大きさになっておりました。

いきなりの商品の展示物に目が眩む。基本的に僕自身ランタンマニアなのでいきなりのデイツM78、フュアハンド ベイビースペシャル276の現行品が並ぶ。

ランタンを語らせたら止まらない、ランタン愛

「や、もう買っちゃあかん。目の前に野良製作所のリフレクターが。。」
なんなら、持ってますけども、危なくもう一つ買いそうになりました。
基本的にはこのご時世、大変扱いやすいLEDが便利ですが、一度使い出すとオイルランタンや、加圧式ランタンに魅了されます。あまり大声では言えませんが、自宅に50個くらいは所蔵しております。

さらに店の中を進むと何年か前にこの店で初めて出会った「バーモントランタン」や、「ペトロマックス」、「ヴェイパラックス」などの現行だがなかなかお目にかかれない者たちが現れてヒヤヒヤです。

勿論「コールマン」や「SOTO」なんかのランタンやストーブ、「ベアボーンズ」「ゴールゼロ」なんかのLED系も豊富。僕がグループを辞めるときに当時のラジオディレクターから頂いたスノーピークの「ノクターン」なんかも健在です。

最強のアルミホイルはこれだ

ランタンばかりに目が行ってしまいますが、その中で山下おすすめの商品が「LOGOS」さんの商品のBBQ用アルミホイル。こちらなかなか厚手で堅牢に出来ているんですが、おすすめです。商品には鉄板の上で焼きそばなど作るときに便利です、なんて触れ込みがありますが、僕は「たらこ、明太子」を焚き火の上のグリルで焼くときに、こちらを使用。

「いや、絶対くっついてバラバラになるでしょ!」というあなた、本当にスルスルに滑ってくっ付きません!いつかのJパネットのCMを見ているかのように驚くと思います(笑)一度使ってみてください。

キャンプの相棒は”斧”

「sotosoto days」さんで、ちょっと横道に逸れて気になってしまったものがありました。

それが「斧」。

個人的にも5~6本所有してますが(←それも異常)、見ると、持つと、欲しくなってしまうもの、それが「斧」もしくは、「チェーンソー」。

僕の友人にもハスクバーナ信者がいますが、山下もハスクバーナのハンドアックスと中斧は使っております。個人的にはハンドアックス使うなら日本古来のナタを推奨しますが。sotosoto daysで気になった中斧を見てみたらなんとベアボーンズが作っていて。作りもしっかりしているので危うく購入してしまいそうになりました(笑)

なんかアウトドアブランドって、「え、このメーカーがこんなの作ってるの?」ってたまにありますよね。上記のペンドルトンが食器出してたり、ペトロマックスがダッチオーブンとか出していたり。
ファミリーキャンプや、友人とのアウトドアだと中斧一つ入れとくとお勧めですね。女性も子供も(多少大きければ)使いやすいですし、僕らは「ウェルカム薪」と言っていますが、針葉樹の玉割用意しとけば誰でも簡単に薪割り体験できますので。

その成功体験のあとに紅葉樹の恐ろしさを知ってもらえたら(笑)
まぁ針葉樹でもフシがあったりすると苦労しますけれど。銀杏の木とかエグいですからね。

何年か前に新潟の三条で購入した和斧は優秀です。あと自重で一番重たい斧はドイツのHelkoというメーカーで攻撃力はあります。

しかし、腰と筋肉に一番こちらが攻撃されるのを忘れてはいけません。

最高のキャンプ飯を求めて「漁港の駅 TOTOCO小田原」

今回は最近、僕がよく使っている小田原のキャンプ場をご紹介するにあたって、地元の食材を調達しよう!ということで、とある道の駅へ向かいました。

市内から車で15分くらいで到着。「え~知らなかったなぁ、この道の駅」と思いましたが、聞いたらまだ出来て数年のよう。そりゃ海老名から都内出て20年くらい経つし、変わってるところも多いですね。

地元に居た時は、小学校の遠足は”小田原城見学”と”かまぼこ作り体験”だったし、高校の遠足では”箱根巡り”だったけど、道の駅という文化ができたのも、この20年くらいですもんね。

そんな街の新しい道の駅にキャンピングカーを横付けながら、スタッフ一同「漁港の駅 TOTOCO小田原」をいざ散策。

そこで気がついたことがありました。みんな手に取るもの、同じワード。

「あ~、これで飲めるわ。」

「あ、これって絶対日本酒に合いますよね?」

「間違いないでしょうね」

気が合う(笑)

そろそろ日も暮れかけてきて終盤。
最新のギアを見て、お酒のアテになるキャンプ飯も調達したところで、僕含めスタッフ全員、夜のお酒が楽しみになってくる夕暮れでした。

次回は、いよいよキャンプ場編です!
買った食材たちを調理したり、ランタンや焚き火でキャンプを満喫した様子をお伝えしていきます!

ではでは、see you next!

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